キャンカーに乗るようになって、
「うちも乗ってるよ!」とか、
「実際のところ、キャンカーってどう?」
という声を多く頂くようになりました。
なので、今回はそらぱぱによるキャンカー話。
ちなみに、専門すぎて、私とかにはあんまりよくわからない話。
なので、キャンカーに興味のない方は、かるーくスルーしちゃってくださいね。
アンソニーが来てから3ヶ月あちらこちらへ出かけて、あっという間に5000km走ってしまいました。
思い立ったら予約も何もいらない、気軽に泊まりができてとても便利です。車内も快適。
ただ良いことばかりではない。
まずは大きさ。2m×5mのボディーは結構狭い道や駐車場で気を遣います。
それに加え、ネックになるのが2.85mもある高さ。立体駐車場はもちろん無理。
狭い道路で家や街路樹の木が張り出していると引っかかってしまうことがあります。
そして何よりも気になるのが乗り心地。ベース車はトヨタカムロード。
これって実はダイナ、トヨエースと同じトラックなのです。(一部変えてはありますが…)
だから、乗り心地は最悪です。はねる、揺れるで特に後ろのキャビンは大変なことになります。
もう一つ困るのは、コーナーで振られたり、高速で常にフラフラすることです。だいたい80kmで走ることが多いです。
それでも大型車が横を通過するたびに車がすうーっと流されてしまいます。
そんなわけでキャンピングカー専用のサス「camsus」を今回の奈良旅行のために装着しました。
これは簡単なエアーサスペンションみたいなやつです。
正確にはエアーサスとは構造が違うのですが…。前後でエアーの圧力を自由に設定して、硬さを調整できる優れものです。
右の青いものがエアータンク。すぐ左がコンプレッサーです。
エアーの調整は車内のこのダイヤルで行います。
変わった点
1 コーナーと高速道路での抜群の安定
これは実に驚きです。飛躍的に良くなりました。奈良との往復でもフラフラするような恐怖はほとんど感じません。
巡航速度も確実に10km~15kmはアップしました。もっと早く装着しておけば良かったと思うほどです。
一般道でもコーナーリングが非常に良くなりました。交差点などでもかなりスピードを落として曲がっていたのが、
乗用車に近い感覚で曲がれるようになりました。
2 乗り心地
期待していたのはこれだったのですが、なかなか設定が難しいです。高速では圧を上げてパンパンにすると実によく安定しますが、
一般道では硬すぎる。逆に圧を下げてやるとソフトにはなるが、揺れが大きくおさまるのも遅い。
まっ、乗り心地はそれぞれ好みがあるので難しいのですが、これからいろいろ設定の調整をしていきたいと思います。
どなたか詳しい方がいらしたら教えてください。
3 音
コンプレッサーは車外にあるのでさほど音は気にならないのですが、
車内にあるコントローラーからエアーが衝撃を吸収するたびにスースー鳴るのです。
これは構造上仕方のないことなのですが、意外に大きな音で慣れないとびっくりします。
大きな変化は以上ですが、アンソニーがより安定してきたことは間違いありません。相対的には装着して良かったと思います。
まだまだ快適なアンソニーを目指して進化していく予定です。
乗り心地も大切ですものね~○○エースに乗っていた時ですらワンコが載っていないと弾んでイマイチでしたもの(汗)ワンコが5匹乗って(総重量200kg超え)やっと安定していたのを思い出します。
進化するだけしたら・・・次の構想がまたムクムクと湧いてくると思いますよ♪
乗り心地で言ったら、同じ価格帯の車に比べれば、数段下がるよね。
まぁ、何を重視するかだろうとは思いますが、
たまには、スーッと静かに走る、ハイブリッドカーにも乗りたいもんだ。
ねぇ、どこまで進化するのやら?
とりあえず、ピレシールをまず貼らなくちゃ!