土日と働いて、昨日の月曜日は、一日お出かけ。
我家から一時間弱かけて車でドロイトウィッチに到着、まずは町をぶらつきました。
前回来たのは3ヶ月ほど前(ドロイトウィッチで街あるき)。
運河沿いの公園を歩いていたら、奇跡的に青空が顔を覗かせました。
2月も末になり、春はもうすぐの気配です。あとひと息の辛抱・・・!
天気はぱっとしなかったし、街の写真は前回たくさん撮ったので、今回はほぼ撮らず。
ランチには、カフェで軽食をいただきました。
マッシュルームとエメンタール・チーズのホット・サンドイッチ・トーストと、ラテです。
たったこれだけで、1600円近いって・・・
日本の町の中華屋さんなら、1000円以内で美味しいラーメンが食べられるんじゃ・・・!?
などとつい心の中でボヤきつつも、美味しくいただきました。
ランチ後食材を買って、ボブさん宅へ。
以前住み込み介護に伺っていたお宅なので、勝手知ったるお宅です。
12月に83歳になったボブさんは、大分歩行がゆっくりになってきています。
「寂しい」と洩らしつつも、今のところは一切ヘルパーを入れずに家事をこなしつつ、
広いお宅で独居生活を続けておられます。
住み込み介護の顧客さんだった奥様が亡くなられたのは、4年前の3月。
コロナ禍の始まりの頃で、葬儀には6名までしか参列を許されず、寂しいお葬式でした。
(葬儀はインターネットでライブ中継され、ボブさんがリンクを送ってくれたので、
私も自宅で40分ほどの葬儀を拝見できました。)
今回、前回から3ヶ月後という早いタイミングでまたボブさんを訪れたのは、日本のおみやげを渡したかったからです。
とはいえ大したものでは、全然ないんですけどね。
お煎餅の小袋と、京都で買った抹茶のラングドシャ数袋だけですが、気持ちですから。
私がボブさんとの交流を細くも続けているのは、ボブさんの雰囲気が、亡き私の父に重なるものがあるからだと思います。
穏やかで温かくて、家族思いだった父に。
なのにボブさんの3人の娘さんは、近居でないこともあり、稀にしかボブさんを訪ねて来ることがないそうです。
ボブさんはクリスマスにも一人ぼっちなのでは?と心配していましたが、
幸いクリスマスには、末の娘さんが成人した二人のお子さんと共に、
泊りがけで来てくれたそうで、安心しました。
独居のボブさんですが、幸い隣人にはとても恵まれているようです。
ボブさんより少し若い70歳代のカップルが3組、近所に住んでいて、
ボブさんに助けが必要なときは、電話一本で誰かしらが来てくれるそうです。
二年ほど前でしたか、ボブさんが一度、突然浴槽から立ち上がれなくなったときも、
幸い非常時用として手元に置いていたスマホで電話したら、渡してあった合鍵を使って、
隣人さんの一人(男性)が、助けに来てくれたのですって。
そんな話を聞いていたので、昨日は、どうせ夕飯を作るなら手間は一緒だからと、
そのうちの一カップルにも夕食に来ていただきました。
何を作ったかって?
片手に余るほどしかない私の自慢料理のひとつ、
鮭の煮付け & ゆでブロッコリーとニンジン & ごはん
です。
魚好きでさえあれば、私の鮭の煮付けは好評なんですよぉ! (ドヤ顔)
ごはんをお皿の真中にこんもりと盛り、鮭をごはんに立てかけるように三本置き、
鮭と鮭の間にブロッコリーとニンジンを盛り付け、
とろみをつけた煮汁を全体に回しかける、ワンプレートごはんです。
こうして盛り付けると、ちょっとオシャレですよね?
ボブさんも隣人のお二人も、「美味しい」と完食してくださいました
デザートにはレモンのスポンジ・プディングにアイスクリームを添えて出したところ、
これも好評でした。
簡単なうえ本当に美味しいので、今度レシピを載せますね!