ハナママゴンの雑記帳

ひとり上手で面倒臭がりで出不精だけれど旅行は好きな兼業主婦が、書きたいことを気ままに書かせていただいております。

20年前 (2)

2012-09-29 00:10:42 | 自分のこと

20年前(1)のようないきさつで、1992年6月の途中からオットーの家に転がり込んだ私。 そう、同棲生活に入ったわけです。 

ハナちゃんだより(17)で赤ちゃんだったハナをドイツのおばあちゃんに見せに行ったことを書きましたが、実は私はオットーに会って間もなくの9月に、おばあちゃんとアグネスにはすでにお会いしていました。 20年前の1992年9月26日、おばあちゃんは90歳の誕生日を迎えたのです。 お祝いのためオットーの家族はドイツに行くことになっていて、私もオットーに「一緒に行こう」と誘われました。 イギリスから行く家族は、オットー父(おばあちゃんの一人っ子の息子)、オットー母(おばあちゃんにとってはヨメ)、オットー、オットー弟②、オットー妹の予定でした。 (当時コロンビアで先生をしていたオットー弟①夫婦は欠席。)

ドイツが大好きな私。 オットー(当時は夫ではなかったが)に訊いてみたら、ドイツはおばあちゃんとアグネスが住む辺りしか訪れたことがないと言うではありませんか。 そんなオットーにぜひ私の愛するバイエルンの田舎とお城を見て欲しくなり、私たちは一足先に飛行機でドイツ入りし、バイエルンを観光し、それからおばあちゃんのお祝いに合流することをオットーに提案、OKをもらいました。 オットー家族も、遠路を車で行くのも4人ならラクだからと賛成してくれました。 (6人だったら車を2台出さなきゃならないし。) それで飛行機でフランクフルトに飛び、列車でミュンヘンまで下り。 ミュンヘンは札幌と姉妹都市になってちょうど20周年だったようで、新市庁舎にその旨をつづった横断幕が下がっていました。 ちょうど世界最大のビール祭り、オクトーバーフェストの期間でもあったようです。 行ったこと、全然覚えてないけど。

 

ミュンヘンから列車でさらに南下して、終点のフュッセンまで行き、そこからバスで、シュヴァンガウの村へ。 私が1984年の初めてのドイツ旅行の際に泊まった Gasthof Hanselewirt (←おぉ~今でも営業してるんですね!立派なウェブサイトまでできちゃって!) に泊まりました。 部屋のバルコニーから、TDLのシンデレラ城のモデルとなったというノイシュヴァンシュタイン城が見えました  近くの湖に散歩に行ったら、係留されたボートと夕日がいい感じでした。

 

ノイシュヴァンシュタイン城のふもとのホーエンシュヴァンガウ村までは、約2kmの道のり。 翌朝、バスには乗らず、歩いていきました。 朝日に目を覚まし出す、お城と足元の村。 お土産もの屋さんの前から出ている馬車で、お城まで登って行きました。 だって高い岩山の上に立つお城で、上りがきつそうなんだものぉ~ このお城はこの時を含めてかれこれ6回は訪れましたが、歩いて上ったことは一度もなしです・・・ 

 

お城見物のあと下界に戻ってきて、近くのレストランでお城を眺めながら鹿肉のステーキをいただきました。 味は、よく覚えていないけどまずまずだったと思います。

 

次に訪れたのは、オーバーアマガウ村。 シュヴァンガウ村からローカルバスで2時間弱かかったと思います。 バイエルン南部の教会は、塔のてっぺんが玉ねぎ形をしているのが特徴だとか。 オーバーアマガウにもありました。

かわいい宝石箱のようなオーバーアマガウの村は、リンダーホーフ城見物に便利なので宿泊しました。 村からお城までは、バスで30分弱だったと思います。

 

ドイツ最高峰のツークシュピッツェ(2962m)にも、登山電車みたいなのとケーブルカーみたいなのを乗り継いで登ってみました。 まだ9月末だというのに、山頂にはもう雪があって、深い霧で視界は良くなく、びっくり。 行った甲斐、はっきり言って、なかったかも。   (太目の私の体型は、お目汚しにならぬよう隠させていただいております。・・・って、ちゃんと隠せてなかったか

 

でも途中で立ち寄ったエルプ湖 (Elbsee) が、それは綺麗だったので許してあげよう。

 

オーバーアマガウの宿で朝食中のオットー。 この宿は名前を忘れてしまったけれど、オーバーアマガウ村も人気の観光地なので宿はたくさんあります。 スイスの山小屋っぽい建物で、なかなかよかったです。 

 

朝早い列車をつかまえるため、霧の中、宿を出て駅に向かいました。

 

ドイツ・アルプスの足元にあるこの辺りは、早ければ10月末から雪になるそうです。 

 

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