一昨年の6月9日(日)。 初めてのポーランド、初めてのクラクフでの6泊7日の滞在を無事終え、帰国の日がやってきました。
午前9時半頃、頼んでおいたタクシーが到着。 『タクシーの運転手さん=おじさん』 と思い込んでいた私でしたが、やって来たのはまだ若い、それもイケメンの運転手さんでしたっ! (これはきっと、滞在中の3分の2を雨にたたられた私への、神様からのプレゼントにちがいない・・・)
車はヴァヴェル近くを通ってクラクフを後にしました。 そのとき車窓からしっかり見えたのは・・・ 空中に浮かんだ観光用の気球・・・・・ 昨日まで飛ばなかったのに、なぜ私が帰国する今日になって飛ぶっ!? (これは絶対、またクラクフに来なきゃ!)とこの時改めて決意させられました。
クラクフを出るとすぐに緑が広がって、快適なドライブです。
20分ほどで空港に着き、運転手さんともお別れ。 あ、サングラスかけててザンネン
6日前に着いたときは右も左もわからなかった・・・ イヤ右と左はわかっていたけれど、どんより空の下、不安な気持ちで降り立った空港でしたっけ。 快晴の空の下で見ると、とても印象が違うものですね。 空港の建物に外気温度が表示されていましたが、午前10時数分前の時点で24℃でした。 ・・・今日着いたんなら良かったのに・・・
空港内部はこんな感じです。
右の100gの板チョコは、9PLN(≒¥306)。 この Coffee minute マグは19PLN(≒¥646)でした。
ビーニー ・・・ 爬虫類に甲殻類 ・・・ “ I Krakow ” ・・・ 私も!!
さ~ら~ばクラクフよ、また来る日~ま~で~ ・・・・・
搭乗ゲートで搭乗を待ちます。 ようやく搭乗開始です。
バスで輸送されて、 飛行機に乗り込みます。
着いた日がこんな天気だったら良かったのになぁ・・・ (←しつこい)
明るく清潔な感じの機内でした。
さすが EasyJet。 飲食物は別料金で、列車の車内販売のように、欲しければお金を払って買わなければなりません。 高い(ワタシ的には)ので何も買いませんでした。
約2時間40分後、ブリストル空港に無事到着。 ブリストルもクラクフ同様快晴 でした。
こうして私の初ポーランド・初クラクフ旅行は、大成功に終わりました。 クラクフ、思った通りの素敵な街で、ただぶらついているだけで幸せな気分に。 でも今回、できなかったことがいくつかあって ・・・・・
聖マリア教会の塔は修復中で上れなかったし、大広場地下の博物館 Rynek Underground に入りそこねたし、観光用の気球に乗れなかったし、アーモン・ゲートに与えられていた家の裏側を見なかったし、ヤギェウォ大学に寄贈されたアンジェイ・ワイダ監督のオスカー像を見なかったし、ミルク・バーの存在を知らなかったからミルク・バーで食事しなかったし、クラクフで一番おいしいポンチキ(クラクフ在住のPさんの独断で)を食べなかったし。
だから、クラクフへはぜひまた行きたいと思いました。
I love Poland!
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ポーランドから買ってきたものです。 見事なまでに食べもの(それも甘いもの)ばかり。 それと味見に買ってきた、アルコールの小瓶ふたつですね。
ちなみに空港で量られたチェックイン荷物の重さ(機内持ち込みでないやつ)ですが。 できるだけ軽量を心がけたので、出発時はなんと3.9kg。
帰国時は10.6kgでしたから、少しばかり持ち帰ったパンフレット類はあったけれど、増えた6.7kgの大半はこの買物の重さということになります。
ポーランド名物という蜂蜜酒(下左)は、アルコール度16%、250mlで16.20PLN(≒¥535)でした。 甘いのは歓迎とはいえ、むせるほどの甘さで・・・ 二年後の今もまだ(!)残っています。 今度レモネードで割ってみよう。
ポーランドの有名菓子ブランド・ヴェーデルの Torcik Wedlowski (下中、トルチック・ヴェドロフスキ=“ヴェーデルのケーキ”の意味 ←ウィキぺディアより)。 チョコレートでコーティングされた大きくて丸いウェハースでしたが、味は・・・ 期待したほどではありませんでした。 私の期待が大きすぎたのかも。
飲物を買うついでに買ったレモン・ウォッカ(下右、100ml入り)は、前にも書いたとおり大きな期待外れでした。
プレゼント用には、フロリアンスカ通りの Karmello で買ったオシャレな箱入りチョコレート。 カラフルでデザインも素敵なチョコレートがたくさんあって、全部欲しかった~!
アルコール味のに、 カクテル味のに、 コーヒー味の。
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私が泊まったホテルも紹介しておきます。
Hotel Wit Stwosz (ホテル・ヴィト・ストヴォシュ? Wit Stwosz は、聖マリア祭壇を製作したファイト・シュトースのポーランド名です。)
Ul. Mikolajska 28, Krakow, Poland (ミコライスカ通り28番地)
宿泊料金は、6泊で£303.24。 今日のレートで換算すると ¥57312 だから1泊 ¥9552 になりますが、当時は今よりポンドが安かったから1泊8千円程度だったはず。 (でなきゃ私が選んだはずがない。)
駅の方から歩いてくると、ミコライスカ通りはこんな感じで、大広場の聖マリア教会の塔が少し見えます。 旗が掲げられているのがホテル・ヴィト・ストヴォシュ。
近年改装されたようで、内部は清潔で小ギレイでした。
ビュッフェ形式の朝食も、申し分ありませんでした。 ケーキまであったし。
トースト・卵料理(目玉焼き・スクランブル・オムレツ・ゆで卵)・ホットソーセージなどは、注文に応じて作ってくれます。
ただ肝心の私の部屋が、最上階の屋根裏で・・・ 天窓(下右は天窓からの眺め)しかありませんでした。 天井は斜めになっていたので、チビの私は気になりませんでしたが、背の高い人はイヤかも。
それから大広場まで歩いてすぐという絶好のロケーションのせいか、天窓はしっかり閉まっていたのに、時々酔っ払いの出す大声で目を覚まされることがありました。 でもこれは、私が特別に眠りが浅いためかも。 そのため両耳にソフト耳栓をして寝ていたんですが、それでも起こされました。 これは私にとって、大きな減点理由になります。
バスタブはなく、シャワーのみでした。 それはよかったのですが、フタを外さないときちんと掃除できない排水口にたまった髪の毛がきちんと取り除かれておらず、6連泊の最後の方では排水のスピードが落ちていました。
宿泊料金は予約時に一括前払いしてありましたが、チェックアウトの精算で9.6PLN(≒¥326)の City Tax (一人一泊1.6PLN≒¥55)の請求書と、最初の晩に家にかけた電話代の請求書をもらい、カードで支払いました。 でも電話代、10分ほどしかしゃべらなかったのに67.73PLN(≒¥2303)は高すぎる。 ポーランドでは、もう二度とホテルの電話は使わないぞっ
クラクフ中央駅からホテル・ヴィト・ストヴォシュまでは、500mくらい。 到着した日は雨で薄暗い中、どっちの方向に歩けばいいのかわからず、探していた道と平行した道に入り込んでしまいました。 ★ 印のあたりにあったホテルの軒先で煙草を吸っていたおじさんに道を尋ね、ようやく軌道修正できたのも、今ではいい思い出です。
プランティ公園の中の小道を歩くルートが、一番近いし気持ちいいですよ。
あれこれ文句を書いたけれど、清潔で居心地いいホテルだし、朝食は申し分ないし、スタッフもとても感じ良かったので、夜中に大声が聞こえても大丈夫な人にはおススメします!
私と苦楽を共にしてくれたマリ・クレールのバックパックです。
ホテルの私の部屋にて、 “自分撮り” 代わりに。
≪ 2013年6月のクラクフ報告 おわり ≫