昨日今日と一泊二日で、二年半近く前に住み込み介護に入っていたお宅を訪ねてきました。
(参: 現在の住み込み仕事)
介護が必要だったのはご夫婦のうち奥様の方で、残念ながら奥様は、一昨年の3月に亡くなられました。
(参: ただいま充電中)
間が悪いことにその直後に新型コロナのロックダウンが始まってしまい、ご主人のボブさん(現在81歳)は、
大きな家に一人残されました。
優しく温厚なボブさんは、今は亡き私の父に面影が似ているからでしょうか?
そのまま縁が切れてしまうのが何となく残念で、その後も折に触れて近況をやりとりしていました。
去年の9月に我家から70kmも離れたウスターで4日連続のトレーニングが必要になったときは、図々しくも私、
ボブさんにお願いして泊めていただいてしまいました。
ボブさんのお宅からならウスターは片道20kmほどとずっと近いので。
前に住み込ませていただいたお宅ですから、勝手知ったる他人の家。
お礼にトレーニング中は毎晩、夕飯作りをさせていただきました。
(参: 明日からトレーニング)
でもそれ以上の掃除とか洗濯といった家事はなかなかする時間がなかったので、ボブさんを利用しただけのようで、
すっと申し訳なく思っていたんです。(って、確かに利用したんですけどね )
ボブさんからも 「ほとんど家に一人だから、いつでも泊まりがけで遊びにおいで」 と言っていただいていたので、
そのうち伺わなきゃ・・・と思いつつ、今年に入ったら住み込み仕事がヒジョーに忙しくなってしまい!
ようやく今週、ボブさんを訪ねることができたのです。
昨日はお昼過ぎにドロイトウィッチに着き、カフェ・ランチで腹ごしらえしたあと、街歩きをしました。
(カフェを出たらスマホに思いがけないボイスメールが入っていました。それについては別記事にします。)
小さな町ですが、趣ある建物がけっこうあって、とても私好みです。
「1650年頃に建てられたエリザベス朝の家」 って ・・・400年近く前!
装飾的な外観で、なかなか素敵です。
運河が流れる公園も健在でした。天気が今いちだったのが残念。
ボブさんに頼まれた食料品を買い、ボブさん宅には午後3時過ぎ到着。
洗濯は必要なかったので、掃除・アイロンがけ・昨日の夕食と今日の昼食づくりをしてきました。
これでようやく、借りが返せた・・・かな?
ボブさんは心筋梗塞を発症した経験があるし、狭心症と糖尿病も患っています。
加えて先月、軽度の脳梗塞を発症されたそうです。
そのため今は車を運転できず、かかりつけ医の診察と『運転OK』のお墨つきを待つ身。
真面目で責任感が強いボブさんは、ご自分の運転に自信がなくなったら免許証を返上するタイプの人なので、
今しばらくは運転しても大丈夫だと私は思っています。
運転ができるようになったら、イングランド北部に住む娘さんご一家を訪ねる予定だそうです。
その娘さんの長男くん(11歳)は、肝臓移植手術のドナー待ち状態であるため、地元を離れられないので。
ボブさんが一日も早く娘さんたちを訪ねられるよう、祈っています。
* * *
《 オマケ 》
安売りスーパーにひやかしで入ってみたら、私の好物のビスコフの新製品を見つけました。
(参: 美味!ビスコフ・スプレッド)
子供が喜びそうな、自分で棒状のビスケットにクリームをつけて食べるタイプと、・・・
・・・片面にベルギー製チョコレートがコーティングされたタイプ。
ちょっと好奇心をそそられたけれど、両方とも買いませんでした。
子供じゃないんだし、ビスコフはそのままで十分美味しいのだからチョコがけは必要ないと、
自分に言い聞かせて。