前々から気になっていた旧岩崎邸庭園に昨日行ってきました。
東京は熱中症警戒アラートが発令されていましたが地下鉄湯島駅から徒歩3分ほどですので暑さもさほど苦になりませんでした。
入園料 65歳以上は200円でした。
馬車道は緩いカーブの坂道です。
明治29年に完工した当時は優雅な馬車で出入りしていたのでしょうね。
馬車道沿いの林の中に小鳥が沢山いました。
おしりが可愛い
スズメのようです。
赤いサンゴジュ?も目を引きました。
馬車道を上り切ると お城のような建物があらわれ
三菱第三代社長岩崎久彌の本宅です。
正面向かって右側から
南側から
建物の中は
ホールにも各居室にも立派な大きな暖炉 暖炉の上には高級な大きな鏡
天井は絹の日本刺繡が施された布が用いられた婦人室
当時は貴重であったろうガラスをふんだんに使った明るいテラス。
階段の手すりも 柱も大きくて手の込んだものです。
和館の方にも行ってみました。
現在は3部屋だけのこっていますが 当時は和館だけで550坪もあり洋館よりはるかに大きな建物だったようです。
この二つの建物の他 撞球室(ビリヤード場)があり 洋館と地下でつながっているそうです。
現在はこの三つの建物ですが当時は一万五千坪の敷地に20以上の建築物が建っていたそうです。
馬車道を上り切ったところに袖塀が有り
そのそばには三菱マークの由来の標識が
それにしても ナントナント 岩崎家の財力は凄い・・・・
あの小岩井牧場も岩崎家のものだったとか
それに 六義園も 清澄庭園も元は岩崎家の所有でしたから。
文化財の建物で壁などに穴を開けることはできませんので冷房は入っていませんが建物が大きく敷地も広く 木々も多いせいか暑さは感じませんでした。
ビリヤード場の裏にはススキが穂を出していて秋を感じることが出来ました。
青いルリマツリが少しだけ咲いて涼しさを感じさせてくれました。
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