日本大学アメフト部の薬物問題。YouTubeチャンネルのニュースをみていたら、林真理子理事長が否定していた。しかしほかの報道を見ると、時系列的には、日本大学側が隠ぺいを画策していたのか、公表が遅れていた。警視庁が事態を知っていたにもかかわらず、である。
この動きを見ると、林理事長は「蚊帳の外」だったのだろう。
日本大学といえば、私が学生の頃でも無数の問題が指摘され、「日大闘争」という大きな運動も起きた。それを暴力的におさえた勢力が日大の実権を握り、最近まで君臨してきた。
林真理子が理事長になったからといって、日本大学の風通しがよくなるとは思ってもいなかったが、その観測を裏付けるような動きであった。
日本大学は昔から「伏魔殿」、徹底的な人の入れ替えと改革をやらない限りは、理事長が変わっても変化はないだろう。