浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

久しぶりに・・・

2024-04-08 17:19:52 | 日記

 昨日、もうじき定年になる、テレビ局に勤めている友人が来た。久しぶりである。彼とは、二つドキュメント番組をつくった。静岡市に行ったときにはしばしば会ったが、コロナ以降はほとんど行かなくなったので、時々電話で話すだけとなった。しかし実際にあって話すことは貴重だと思った。

 例えば、今のテレビ局はコンプライアンス(法令遵守)が徹底していて、車で後部座席を映し出すときにシートベルトが写っていないと「上から」おとがめがくるそうだ。些細なことでも、クレームがきてはいけないということから、様々な制限がかけられるという。テレビ局に「自由」がなくなっていると感じた。

 「自由」な雰囲気がないと、ユニークな発想も生まれず、創造的ではなくなってしまう。テレビ局は「表現の自由」(「報道の自由」)の担い手であるはずだが、「自由」がなくなれば面白くなくなるし、真実も遠のいてしまう。

 いろいろな話をしたが、やはり裏金問題で混乱を極める、腐臭を放つ政治の話が主であった。そうした、否定すべき政治を良くする方途がみつからないということで一致してしまった。希望がない、ということである。

 政治の話を、今では局内で話す人はいない、ということだった。

 すでに私は働いていないので、日々話す人は限られている。きわめて少数の人と話すだけである。となると、新しい情報は、本や新聞から得るしかない。テレビは見ない。ただYouTubeで、テレビのニュースは見ることはある。

 今日、『世界』5月号が届いた。そのなかの「事件に「飢えた」公安警察と司法の歪み」は、大川原加工機事件について、弁護士の高田剛と青木理の対談。いかに警察、検察が狂い、また裁判官が頽廃しているかが話される。こういう事件の警察官、検察官、裁判官は実名を明らかにすべきであると思う。唯一、塚部貴子という検察官が実名ででている。彼女は、「大阪地検の証拠改竄事件」の関係者であり、また「問題検事」として知られているという。また経産省の貿易管理課の課長補佐もこの事件に大きな役割を果たしたようだ。この人の実名も公表すべきである。

 今日は雨が降っている時間が長かった。畑に行くと雨が降り・・・という一日であった。

 

 

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