元TBSの立民議員「良く放送できたものだ」古巣番組に皮肉…小泉進次郎氏特集で「かっこいい」
たとえ一つの番組で、たとえば「報道特集」で批判的な報道をしても、多くの人が見る時間帯では、すりよる、すりよる。すべてのテレビメディアは、自由民主党の提灯持ち!!
たとえ一つの番組で、たとえば「報道特集」で批判的な報道をしても、多くの人が見る時間帯では、すりよる、すりよる。すべてのテレビメディアは、自由民主党の提灯持ち!!
大日本帝国は、「国家無答責」を貫いてきた。専制的な天皇制の国家であった大日本帝国は、みずからの無謬性、つまり大日本帝国は過ちをしないということを原則としてきた。だからすべて正しいことをしているので、責任はない、ということであった。
そうした「国家無答責」の原理に隠れて、官僚ら(軍官僚、司法官僚も含めて)は責任を問われずに生きてきた。この便利な原理は、いまなお支配階級に残っている。
1945年8月、大日本帝国は敗戦を迎えた。今まで責任をとったことのない官僚たちは、連合軍から責任追及されないように、全国、海外で重要書類、つまりみずからの責任を追及される可能性のある文書を燃やしに燃やした。各地でその煙が長い間たちのぼっていた。
支配層がやったつぎのことは、戦勝国、とりわけアメリカに取り入ることであった。とくに海軍は、陸軍に戦争責任を押しつけ、みずからの責任を免れるために姑息に立ち回った。帝国臣民に「鬼畜米英」と叫んでいた者たちは、即座に「米英」にすりよった。表向きにはまったく逆ではあるが、根本にはみずからの責任を免れることであった。大日本帝国時代は「国家無答責」、戦後は「アメリカ様」というわけだ。アメリカも、平身低頭して寄ってくる者たちを拒否することはなかった。日本もアメリカも、原則なんてないからだ。
戦前は天皇制に守られ、戦後は「アメリカ様」にかしずいて、官僚たちは無責任な政治を繰り広げ、私益を最大限に追求してきた。
日本の旧陸海軍(自衛隊)、官僚たちも、アメリカに救われた恩義を忘れずに、ひたすらアメリカへの忠勤を励んだ。それは今も尚続いている。
『東京新聞』記事。13日。
その記事の一部。