「慰安婦」記事を書いたもと朝日新聞記者植村さんが非常勤講師をしている北星学園大学、来年度は植村さんを雇用しないという情報がある。
正義が踏みにじられたとき、あくまで正義を守り続けようとするか、あるいはそこから逃げ出すか。大きな問いだ。北星学園大学は、逃げだそうとしている。といっても、北星学園大学も被害者。植村さんも被害者。
暴力が、被害者間に楔を打ち込もうとしている。
『北海道新聞』の記事。
北星大の元朝日新聞記者、契約打ち切りも 学長が伝達
10/24 07:00、10/24 09:13 更新
北星学園大(札幌市厚別区)が、元朝日新聞記者で慰安婦報道にかかわった非常勤講師の植村隆氏(57)をめぐり、「解雇しないと、大学を爆破する」などと脅されている問題で、同大の田村信一学長が「学内には雇用継続に反対する声が強く、来期の契約打ち切りもあり得る」と、植村氏と大学の支援者らに伝えていることが分かった。
関係者によると、田村学長は7月から9月にかけて計3回、植村氏らと会った。その中で、警備費が昨年度の2倍になることを明らかにした上で、「学内には『もう疲れた。平穏を取り戻したい』という声がある」「雇用打ち切りを求める教職員が多い」などと話した。
脅しの電話などについては、昨年、月約800件あったが、現在は月数件に減り、事態は収束したとの認識を示したという。
支援者は「昨年、脅しをはね返し、国内外から高く評価された。1年で雇用を打ち切ったら、脅している側を喜ばせるだけだ」との懸念を学長に伝えたという。植村氏は「雇用を継続してほしい。捏造(ねつぞう)記事は書いていないと、教職員と学生に説明する機会を与えてほしい」と言っている。
正義が踏みにじられたとき、あくまで正義を守り続けようとするか、あるいはそこから逃げ出すか。大きな問いだ。北星学園大学は、逃げだそうとしている。といっても、北星学園大学も被害者。植村さんも被害者。
暴力が、被害者間に楔を打ち込もうとしている。
『北海道新聞』の記事。
北星大の元朝日新聞記者、契約打ち切りも 学長が伝達
10/24 07:00、10/24 09:13 更新
北星学園大(札幌市厚別区)が、元朝日新聞記者で慰安婦報道にかかわった非常勤講師の植村隆氏(57)をめぐり、「解雇しないと、大学を爆破する」などと脅されている問題で、同大の田村信一学長が「学内には雇用継続に反対する声が強く、来期の契約打ち切りもあり得る」と、植村氏と大学の支援者らに伝えていることが分かった。
関係者によると、田村学長は7月から9月にかけて計3回、植村氏らと会った。その中で、警備費が昨年度の2倍になることを明らかにした上で、「学内には『もう疲れた。平穏を取り戻したい』という声がある」「雇用打ち切りを求める教職員が多い」などと話した。
脅しの電話などについては、昨年、月約800件あったが、現在は月数件に減り、事態は収束したとの認識を示したという。
支援者は「昨年、脅しをはね返し、国内外から高く評価された。1年で雇用を打ち切ったら、脅している側を喜ばせるだけだ」との懸念を学長に伝えたという。植村氏は「雇用を継続してほしい。捏造(ねつぞう)記事は書いていないと、教職員と学生に説明する機会を与えてほしい」と言っている。