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浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

映画

2012-07-23 22:17:28 | 日記
 一昨日は、『誰も知らない基地のこと』をみた。主に、沖縄の米軍基地をとりあげている。

 アメリカは、世界中に基地を持つ。戦争を仕掛けては基地をつくる。基地をつくるということは、つくられた国の主権が侵されることでもある。アメリカ国内には、他国の軍事基地はない。

 沖縄の普天間基地は、世界で最も危険な基地だ。住宅や学校などに囲まれている。米軍機は、自衛隊機と異なり、騒音がひどい。基本的に米軍基地は、米国では人里離れたところに置かれているから、騒音は気にしなくてよい。

 今日、危険な「未亡人製造機」と呼ばれるオスプレイが岩国基地に搬入された。日米政府の方針では、日本国内で(本土でも)低空飛行訓練を行う。

 事故が起きる可能性が高い軍用機だ。しかしもし事故が起きても、その補償をするのは日本政府であるから、アメリカ軍は日本で訓練したいのだろう。

 沖縄県民は、怒っている。本土の我々が、こういう日米政府の蛮行を止められないというのが悔しい。

 映画は、世界各地に散らばる米軍基地を写す。その背後に、巨大化した産軍複合体があることを示す。軍事も、結局は利権につながる。

 シネマイーラで、7月27日まで。

 そして今日、『別離』をみた。イラン映画だ。アカデミー賞(外国語映画賞)ほか様々な賞を獲得している。複雑なストーリーだ。といっても、現実に存在しうる内容であった。それぞれの人々が、悪意なく、普通に生活している中で、次々と亀裂が生じていく。その亀裂を、人々の何とかしようとするなかで生まれる真実と虚偽が折り重なって、広げていく。

 そしてやはり、最終的に「別離」となる。

 シネマイーラで上映されるものは、エンターテイメントでないから、いろいろ考えさせられるものが多い。しかし映画は、こういうものでなければならない。

2012-07-23 22:06:06 | 日記
 晴耕雨読の日々をおくっている。ゆとりある時間の一部をつかい、花を育てる。苗を買うのではない。種から育てる。

 今夏は、チトニアを育てた。インターネットで調べたら、以下のように記されていた。

メキシコ、中央アメリカ原産の草花で、古代アステカ帝国の国花だったと言われています。およそ10種が知られていますが、その中でも一般に栽培されているのは、チトニア・ロツンディフォリアで、園芸ではチトニアというと本種を指します。花後に枯れる一年草で、日本では春にタネをまいて夏から秋に花を楽しみます。メキシコヒマワリ、ヒロハヒマワリの別名がありますが、ヒマワリの仲間ではありません。

草丈は1m~2mで茎は直立し、葉は長タマゴ型でフチにぎざぎざが入ります。枝先から長めの花茎を伸ばして、その先端に濃いオレンジ色の花を1輪咲かせます。花の大きさは8cm~10cm、花茎は中空で柔らかい毛で覆われており、花びらの裏は黄色くなります。花首の部分で折れ曲がりやすいですが、切り花にも利用できます。タネは黒っぽくて、冠毛がかたく尖った芒(のぎ)に変化しており、刺さると痛いです。

園芸品種の’トーチ’は草丈が1m~1.5mほどの矮性種(わいせいしゅ)で、タネも広く出回っています。チトニアの名前は、ギリシア神話に出てくる若者、ティトヌスにちなみます。


http://www.yasashi.info/ti_00004.htm

 種袋には、別名メキシコひまわりとあったが、キク科だそうだ。今、次々と花をつけている。大きな葉がたくさん茂り、そのうえに橙の花が咲き乱れる。花を見て、これは日本にはあわないと思ったりする。葉が多すぎるし、花は思ったより小さい。草丈は、私の背より高くなっている。

 これに対し、これも種から育てたのだが、百日草はよい花だ。咲き始めてからだんだん花弁が増えていき、豪華な感じだ。これは日本的でもある。色も多彩で、近所にも苗をあげたので、そこかしこで咲いている。

 今、これらが咲き誇っている。