一昨日は、『誰も知らない基地のこと』をみた。主に、沖縄の米軍基地をとりあげている。
アメリカは、世界中に基地を持つ。戦争を仕掛けては基地をつくる。基地をつくるということは、つくられた国の主権が侵されることでもある。アメリカ国内には、他国の軍事基地はない。
沖縄の普天間基地は、世界で最も危険な基地だ。住宅や学校などに囲まれている。米軍機は、自衛隊機と異なり、騒音がひどい。基本的に米軍基地は、米国では人里離れたところに置かれているから、騒音は気にしなくてよい。
今日、危険な「未亡人製造機」と呼ばれるオスプレイが岩国基地に搬入された。日米政府の方針では、日本国内で(本土でも)低空飛行訓練を行う。
事故が起きる可能性が高い軍用機だ。しかしもし事故が起きても、その補償をするのは日本政府であるから、アメリカ軍は日本で訓練したいのだろう。
沖縄県民は、怒っている。本土の我々が、こういう日米政府の蛮行を止められないというのが悔しい。
映画は、世界各地に散らばる米軍基地を写す。その背後に、巨大化した産軍複合体があることを示す。軍事も、結局は利権につながる。
シネマイーラで、7月27日まで。
そして今日、『別離』をみた。イラン映画だ。アカデミー賞(外国語映画賞)ほか様々な賞を獲得している。複雑なストーリーだ。といっても、現実に存在しうる内容であった。それぞれの人々が、悪意なく、普通に生活している中で、次々と亀裂が生じていく。その亀裂を、人々の何とかしようとするなかで生まれる真実と虚偽が折り重なって、広げていく。
そしてやはり、最終的に「別離」となる。
シネマイーラで上映されるものは、エンターテイメントでないから、いろいろ考えさせられるものが多い。しかし映画は、こういうものでなければならない。
アメリカは、世界中に基地を持つ。戦争を仕掛けては基地をつくる。基地をつくるということは、つくられた国の主権が侵されることでもある。アメリカ国内には、他国の軍事基地はない。
沖縄の普天間基地は、世界で最も危険な基地だ。住宅や学校などに囲まれている。米軍機は、自衛隊機と異なり、騒音がひどい。基本的に米軍基地は、米国では人里離れたところに置かれているから、騒音は気にしなくてよい。
今日、危険な「未亡人製造機」と呼ばれるオスプレイが岩国基地に搬入された。日米政府の方針では、日本国内で(本土でも)低空飛行訓練を行う。
事故が起きる可能性が高い軍用機だ。しかしもし事故が起きても、その補償をするのは日本政府であるから、アメリカ軍は日本で訓練したいのだろう。
沖縄県民は、怒っている。本土の我々が、こういう日米政府の蛮行を止められないというのが悔しい。
映画は、世界各地に散らばる米軍基地を写す。その背後に、巨大化した産軍複合体があることを示す。軍事も、結局は利権につながる。
シネマイーラで、7月27日まで。
そして今日、『別離』をみた。イラン映画だ。アカデミー賞(外国語映画賞)ほか様々な賞を獲得している。複雑なストーリーだ。といっても、現実に存在しうる内容であった。それぞれの人々が、悪意なく、普通に生活している中で、次々と亀裂が生じていく。その亀裂を、人々の何とかしようとするなかで生まれる真実と虚偽が折り重なって、広げていく。
そしてやはり、最終的に「別離」となる。
シネマイーラで上映されるものは、エンターテイメントでないから、いろいろ考えさせられるものが多い。しかし映画は、こういうものでなければならない。