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浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

新型コロナウィルスのこと

2020-03-04 22:57:06 | その他
 岩田健太郎さんの文

新型コロナウイルスは、咳や飛沫でどんどん周囲の人々に感染していくような性格には乏しい。公共交通機関でのアウトブレイクがほとんど検出されていないことが、そのことを示唆している。逆に、密閉した空間で長い時間を共有すると感染が非常に起きやすいことも分かってきた。いわゆるクラスターである。

講座の中止

2020-03-01 21:50:29 | その他
 8日に予定されていた講座が中止となり、その謝礼を受け取れないという状況になった。私は、その講座のために本を買い、それらを読み込み、たくさんの史料と対座しながらレジメを作成した。

 しかしそれがすべて消えてしまった。話す前に読んでおこうと思った図書館から借りだした本も、今は机の上に乗っているだけだ。

 余裕ができたので、6月に始まる別の講座の勉強を始めた。

 今日はゆっくりとした一日であった。ほとんど家と畑。関東圏の親戚にトイレットペーパーなどを送りにいっただけだ。

 友人から、イオン市野だろうと思うが大型のショッピングセンターに人が集まっていないという情報が寄せられた。人が集まるところには行かない、誰しも感染したくないからである。

 2020年、悪いことばかりが起こりそれが増幅される。そのたびに、日本は不幸だと思う。よりによって感染病の危機の時に、政府のトップが●●だから・・・・・客観的には●●だということは明確なのに、しかし本人は、自らを神のように考えているのか、全能感いっぱいである。

 いいことがない。

コンサート

2020-02-15 23:49:25 | その他
 今日は研究会があって、JRで静岡市へ向かった。途中、愛野駅で中年の男性が降り、なぜか駅の写真を撮っていた。そういう人は複数いた。

 帰りのJR,愛野駅で中年の男性が乗ってきた。すでに21時過ぎだったので、多くはなかった。

 愛野駅では、エコパアリーナでコンサートがあると、多くの人が乗り降りする。

 ジャニーズ系のコンサートのときは、若い女の子たち、おしゃれで、着飾っている。華やかな方々である。いきものがかりは、真面目そうな男女が静かに乗車してくる。化粧っ気はない。

 もちろん私は事前に調べてJRに乗るわけではない。乗ってくる人々をみて、今日は誰のコンサートがあったのかとネットで調べるのだ。

 さて今日は40代くらいの中年の男性を見た。そういう人のコンサートって誰だろうと思った。演歌かな、と想像して調べたら、何とSKEのコンサートだった。中年の男性のファンが多いのだろうか。

Twitterはやらない

2020-02-12 19:22:15 | その他
 ブログはあんがい熱心に書いているが、それ以外にFacebookとかTwitterは当初からやろうとしなかった。短い文で自分自身の考えていることを発信することはできないと思っているからだ。

 とはいえ、特定の人のTwitterはしばしばみている。そして参考になることはある。私はみずからやらない、ということだ。

 しかしやらなくてよかった、と思うことがあった。Twitterジャパン社と日本青年会議所が提携したというニュースを見たからだ。

 日本青年会議所とその地方の組織は、ネトウヨと同じようなことをしている、あるいは同じようなことを考えている団体だと思っている。その組織とTwitter ジャパン社が提携したということは、Twitter社も同じ穴の狢、つまりネトウヨということになる。

 ネットの中では、ネトウヨが蠢いているが、その他政治の世界、経済界、宗教界などに彼らが巣くっている。

 多勢に無勢かも知れないが、しかし理性的に思考する人びとは、最後には頬笑むだろうと、私は確信している。

恵方巻

2020-02-03 20:58:14 | その他
 午後2時頃、いつもいくスーパーに行った。ところがいつもはこんなことはないのだが、駐車場がいっぱい。卵や肉などを買いに行ったのだが、入れず。しかたなく惣菜屋に行ってとんかつを買った。

 おそらく恵方巻を買いに多くの人が押し寄せたのだろう。

 我が家はもちろん買わない。恵方巻はこの地方にはなかった。いつ頃からか売られはじめたが、我が家では買ったことはない。皆が食べるから我が家も・・・ということはしないのだ。

 日本人は流行にのまれやすい?近所の人と挨拶したとき、今から恵方巻を買いに行くと行っていた。我が家は「食べない」こと、恵方巻というのは、ウィキペディアでは、関西発祥と言われ、悪名高いセブンイレブンが始めたということ、などを話した。

 流行には乗らないというのが、私のポリシーである。

「空いたポストは若手に…「はしごをはずされた」 50歳大学非常勤講師の絶望」

2020-02-03 16:02:15 | その他
 『毎日新聞』の記事。「空いたポストは若手に…「はしごをはずされた」 50歳大学非常勤講師の絶望」を読んで考えたこと。

 学生時代、私はたくさんの本を読み、研究会にも出て、将来は研究者の道に入ろうと考えていた。しかし、当時、大学院を出ても大学のポストを得られないで高校の教員をしていた人がたくさんいた。高校の教員をしながらも、研究会で研究発表をしていた。そういう方々に話を聞いて、研究者になることはなかなかたいへんだということを知った。ある人は教員になった奥さんに生活を支えてもらいながら、研究者の道を歩んでいた。
 私は母子家庭であった。母は公務員であったが、大学を卒業した後も親に世話になるわけにはいかなかった。大学4年のとき、自分自身の将来の生活設計を考えた。高校教員となれば生活的にも自立できる、自立して研究を続ければいいのではないかと考えた。そして私は高校教員となった。
 当時、大学の数は少なかった。国公立大学の他、現在有名私大といわれるような大学しかなかった。大学教員のポストは少なかった。

 その後、大学がどんどんでき、私の知った高校教員であった人も大学にポストを得ることができ、研究者の道へと進んでいった。
 私は高校教員という仕事が好きになり、同時に研究会に属して研究を継続した。今は退職しているが、高校教員であったことをまったく後悔していない。私の研究がほかの研究者に引用されることもある。研究の数は少ないが、それで私は十分だと思っている。

 さて、この記事の非常勤講師は、大学や研究者をとりまく状況を客観的に把握出来ていたのだろうか。生活の自立を真剣に考えたのだろうか。いくら優秀な研究者であっても、なかには大学のポストをひとつも得られなかった人もいる。大学の教員のポストは、それぞれの研究実績だけではなく、運が左右する。その運には年齢も入る。ポストが空いたとき、その大学が求める年齢であるのかどうかも重要なのだ。

 私の周囲でも、無謀だと思われる事例もあった。こういう書き方をすると非難する方もいるが、我慢して欲しい。あまり有名でない大学を卒業して、その大学の大学院に入学して研究を続け、研究者になりたいという人がいた。研究テーマは少年法であった。私は無謀だと思った。もちろんそういう人のなかにも、すごい研究をする人はいる。そういう人は、大学院は有名大学に進学して卒業大学の経歴を隠したりする。

 研究者になろうとする人は、客観情勢をしっかりとみつめて行動する必要がある。この毎日の記事のような事例を時々読むことがあるが、私は「甘い」と言うしかない。とくに近年人文科学が軽視されるなか、確実にポストは減っている。

 問題はこう立てられなければならない。
 まず生活的に自立するにはどうしたらよいか、そのうえで自分がやりたいこととどのように折り合いをつけていくか。
 人生は思い通りにはならない。ベターな道を選択しながらみずからの生を創っていくのである。

風邪?

2020-02-02 12:59:51 | その他
 27日夜咳が止まらなくなり、喉を温めたりマスクをしたりした。翌28日、咳は治まったが、鼻水がでるようになり、風邪の症状。30日夜悪寒、31日医者に行く。薬をもらってから家で寝る。昨日も一日布団の中。今日、熱を測ったら36度ということなので、午後布団からである。

 25日車で東京、そして所沢、さらに秩父へ。26日は秩父、所沢、浜松。700キロ以上走った。27日は、一日仕事のために静岡へ。往復車だった。

 そのための疲れなのか、ダウン。

 私の風邪、コロナウィルスの肺炎の報道が増え、ひょっとしてサービスエリア(中国人団体の観光バスがいた)で感染したか、という不安もあったが、取り越し苦労だった。同行者に私のような症状は出ていなかったし、私の症状は通常の風邪と同じようなものだったからだ。

 いずれにしても、疲労がもっとも免疫力を下げる。私は睡眠が短いので、それが原因かもしれない。

 ここしばらくは、健康に留意しなければならない。

 中国はじめ、新型のコロナウィルスによる肺炎がひろがっている。早く終息するように祈るばかりだ。しかし、こういう事態に、金儲けを企む者(マスクの転売など)が出てきている。嘆かわしいとしかいいようがない。

官僚制

2020-01-27 08:00:24 | その他
 役人というものは、どこの国でも出世をしたいものだ。浜松市は、まったく情けないことに、家康が浜松城にいた後将軍になったことから「出世の町・浜松」などと宣伝している。キャラクターも、「出世大名・家康くん」である。私は、このような愚劣な「出世の町」に対してきわめて批判的である。ばかじゃないかとさえ思う。これを発案した市の職員の品性の低さを思う。

 この「出世の町」は、市の職員が考え出したもの。スズキの支配が強い浜松市役所だからこそ、スズキのトップなど、上の人の覚えめでたきを願っている。実際、スズキのお眼鏡にかなった人が出世しているようだ。

 役人は、上の人から引き上げてもらうために、余分なことはしない、目立たない、ひたすら忠節を誓う、失敗ができるだけないようにするなどという役人の暗黙の「モラル」に従う。

 これは中国でも同じだろう。中国では、中国共産党が支配しているから、中国共産党のトップの指示に従い、それに忠節を誓い、失敗を恐れる傾向はより強いだろう。

 そういう国に、コロナウィルスによる肺炎が出てきたとき、役人たちはできるだけ騒ぎを少なくしようとする。中国共産党トップが動くことによってはじめてその対策が動き始める。したがって、初動の対応は遅れてしまう。

 官僚制は、できうる限り風通しのよい民主的な運営が求められることが、今度の肺炎の蔓延でも明らかになった。

 果たして日本の官僚制は、風通しがよい民主的なものなのだろうか。中国とあまり変わらない、というしかないように思える。


東京、秩父

2020-01-26 20:50:14 | その他
 25、26日、用事があって東京と埼玉県秩父市に行った。

 秩父市では時間ができたので、椋神社を訪れた。3度目の訪問であった。

 椋神社は、1884年、秩父困民党の面々が集結したところである。もうずっと前、NHKの大河ドラマ「獅子の時代」が秩父事件を取り上げた頃、もう40年ほど前に訪れたことがある。その後、研究会のフィールドワークで訪れた。
 秩父には、学生時代の友人の法事のとき、さらに大学のサークルのOB会でも来たことがある。秩父は今回で5回目である。 

 「獅子の時代」の頃、椋神社には秩父事件のことを記した看板があったような気がするが、今日はそれは消えていた。

 しかし事件の後、北海道へ逃亡した井上伝蔵の屋敷があったところに「秩父事件資料館」があったので入館したが、予想通りなんら有益なものはなかった。入館料200円、JAF会員は150円であるが、もっと実のあるものを展示すべきだと思った。秩父市などがもっと積極的に秩父事件のことを掘り起こすべきだ。若い頃、私は秩父事件についてはいろいろな文献を読み、今でも書庫にそれらが並んでいる。関連文献がほんの少し、秩父事件資料館にも並んでいたがたいしたものはなかった。少なくとも、『秩父事件史料集成』全6巻を並べておくべきだ。おざなりの資料館であった。

 この秩父事件には、浜松出身の宮川寅五郎が参加している。博徒であった。事件の後、ほかの捕囚者とともに北海道の刑務所に収容された。出獄後の行方はわからない。また、事件が起きたときに、困民党の一部が信州にも入り込んだ。静岡県の史料には、そのさい遠江と信濃の境の青崩峠に、警察官が派遣されたという史料もあった。

 秩父事件は、いまなお振り返るべき価値ある闘いである。


やらせレビュー

2020-01-20 12:36:19 | その他
『日経ビジネス』に「アマゾン「やらせレビュー」の首謀者を直撃、楽天も餌食に」という記事が載った。

 そうだろうな、と思う。私は、メーカーを知らない場合、いくら評価が高くても買わないようになった。「やらせ」のレビューがたくさん寄せられているから評価が高いのだ。評価が高い=よい商品ではないのである。とりわけ中国企業の場合は買わない方がよい。それで私は二度失敗している。値段的にはそんなに高いものではないからいいけれども、しかし、だまされた人が多ければ多いほど、その「やらせ」企業はもうかることになる。

 この記事でも、最後にインタビューアーが「罪悪感は?」という問いに、「ありません」と答えている。答えている人は中国人である。

 アマゾンで買う場合、星一つを必ず読む。そうすると買わない方がよい、と判断できる。

 なお、「やらせ」レビューをして儲けている者がいるわけだ。こういう人々にも尋ねてみたい、「罪悪感は?」と。答えは、「ありません」なのだろうが・・

専門家の意見

2020-01-20 08:33:43 | その他
 学生時代の後輩からの年賀状、そこには読んでいる本の名が記されていた。まったく知らない著者であった。

 学生時代からの習性で、私は新しい分野についての知見を得ようとする際には、その分野において学問的に評価された著者の本をまず読む。いい加減な内容の本は、認識を曇らせるからだ。

 しかし後輩君は、そうしたことをしない。学生時代に同じサークルで研究活動をしていたのに、なぜそういう習性が育たなかったのかといぶかしく思う。

 現在は、ネットを中心にいい加減な内容のものが飛び交っている。本でもそうだ。昔は本が出るということはそれなりにきちんとした方法で、きちんとした根拠を持って書かれたものが多かったが、今はそうではない。あらゆる分野で、いい加減な本が出版されている。それは岩波書店も同様である。岩波から出版されている本を読んで、そのずさんな記述、思い込みによる独断・・・に驚いたことがある。最近のことだ。岩波書店編集者にも知性劣化があるのかもしれないが、ほかの出版社でも同じことがあるのだろう。その著者が今までに書いた文章をきちんと読んでいないからそういうことになる。いくつか読み込めば、その著者の書いていることが根拠を持った正確なものであるのかどうかはわかるはずだ。

 さて話は変わって、Ghosnの事件については、郷原氏の意見がまっとうであると思う。新聞記事や、それ以外のものをいろいろ読んでみたが、きちんと事象を専門的な知見をもとに批判的に判断しているのは郷原氏のものだと判断した。

 この意見は、参考になる。

「ゴーン逃亡は裁判所の責任」論の誤り~検察は、身柄拘束をいつまで続けるべきと考えていたのか

windows10へ

2020-01-13 21:07:15 | その他
 私が持っているパソコンの一つは、NECの軽いノートパソコンHZである。購入したときにはすでにWindows10が出ていたが、Windows7が好きだったので、7のプロフェッショナル64bitで使用していた。

 今日、付属していたDVDでWindows10にした。とても時間がかかった。また今まで使用していたソフト、たとえばドラゴンスピーチ11、Photoshopーelements9が対応していないというので、インストールするのはやめた。

 今日は、午後3時頃からずっとパソコンの前にいた。

 また私は一太郎派なので、一太郎などジャストシステムのソフトをインストールし、さらに別途購入したフォントも入れた。

 やっとほぼ同じ状態で使えるようにして終わった。疲れた。

J・ポップ

2020-01-10 21:34:59 | その他
 J・ポップでただ一人CDを購入するのは、中島みゆきである。Amazon primeで、はじめて中島みゆきの曲がストリーミングで聴けるようになった。それを聴きながら仕事をし、久しぶりに中島のオフィシャルサイトにアクセスしたら、新しいCDが発売されたとのこと。

 CONTRALTO である。昨日注文し、本日到着。早速聴いている。このCDはウォークマンとカーナビに録音して、しばらくはずっと聴くことになるだろう。

 J・ポップでCDを持っているのは、中島みゆきと忌野清志郎だけ。中島のものは、なぜかほとんど買っている。中島のコンサートにも行ったことがある。しかし今は、なかなかチケットが手に入らないという。それに高額となっている。

 なぜ中島みゆきがいいのか?としばしば尋ねられるが、その理由を説明できない。私は「時代」からずっと聴いているから、その声が脳に刻まれてしまっているのだろう。