hakuunの未来ノート

将来のため、人生やビジネスに関して、考えたこと、感じたことを綴ります。

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思考力を鍛える 前半

2012-04-24 | スキルアップ 文章力
今日は、「思考力を鍛える」について考察する。

例のごとく、斎藤孝著『原稿用紙10枚を書く力』から引用する。

本日は『第1章:書くことは考える力を鍛える、第2節:思考力を鍛える』から。

氏はこの中で、「書くこと」はスポーツと同じでトレーニングが重要である、と言っている。
この考え方には大賛成である。

先日の若手職員に対してのプレゼンテーションと同じ内容である。
私は日ごろ、学校の勉強はスポーツと同じように「スキル」である。
そのためにはメモをとり、興味をいだき、トレーニングをすることである。

書くことも同様に「スキル」と考えるとわかりやすい。

では、氏の著書から引用する。

『書くことで脳は鍛えられる。
書く作業では常に脳をフル回転させる必要があるからだ。
感じたことを気のきいた言葉にするのと、きちんとまとまりのある文章にするのでは、脳の働かせ方がまったく違うのだ。
テーマがあり、論旨のはっきりした文章を書くとなれば、何を書くか、文章をどう組み立てるか、どうすれば自分なりの角度ある見方を表現できるかと考えなければならない。
つまり、思考を緻密にしていく作業が、書く作業には伴う。だから、書くことで脳は鍛えられる。
スポーツと同様に、実際に書くトレーニングを重ねることによって鍛えらる。』

つまり、書くことで思考力がアップする。逆に言えば思考力がなければ、きちんとしたまとまりのある文章が書けない。


次に『意味の含有率を高めよう』を考えよう。
最初このサブタイトルを見たとき、何を言わんとしているのか、わからなかった。

読んでみると、さすがだと思うことを書いている。

『書くことの上達の基本も、スポーツの上達の基本と通じる。スポーツで上達するためには、いまの自分の状態がどのレベルにあるかを知ることが第一のポイントである。
自分の状態が刻一刻、変化するのを細かく見分けられるようになると、それだけ上達への道に入っているといえる。』

確かに自分の実力を知り、自分の状態の変化が刻々とわかれば、当然上達の道ははやい。

しかし、スキルは、連続に上達するものではなく、階段式に上達すると思う。
例えば、10度の水を沸かし、20度、30度・・・・80度、90度、100度になると、液体から気体に変わり水蒸気になる。
その時、スキルアップすると思っている。
だから、50度、60度でやめれば、スキルアップはできない。
なんとか、100度まで頑張ることで、ワンラックのステップアップが可能と思う。
私はこのように考えている。

ただ、水泳の子ども教室のように、100度までを20段階に分解して目標を設定すれば、ワンステップが100度から5度と小さくなり、連続的な変化としてとらえることができる。
このようにとらえると氏のいうような考えになると思う。
さすがである。

ただ、「書くこと」や「考えること」をどのように見える化するか、課題と考える。

『意味の含有率を高めよう』に戻る。

『話すことに比べ、書く作業は難しい。なぜ難しいのか。それは書くことが考えることを際立って要求する作業だからだ。したがって、書く作業は非常に疲れる。
思いつきで書いていると、書き進めているうちに推進力が落ちてきて、論理が一貫しなくなり、全体として漠然とした文章になってしまう。
話しているときは、自分の話に内容があると思い込んでいるいる人も、いざ書いてみると、自分の話している内容がいかに薄っぺらで、意味がないか、気づくはずだ。
それが考えるきっかけとなる。
書くことにおいては、そこにどの程度「意味」がこめられているかという、意味の含有率が問題になるのだ。
「書く」とは、そこで表現される文章にどれほどの意味があるか、意味の含有率をつねに意識しながら、考えていく作業である。
きちんと内容のある話ができるようになるためにも、意味の含有率をはっきりと感じ取る感性を、書くプロセスでつちかっていく必要がある。』

確かに文字を並べるだけでは、意味がない。ブログのように自己満足であれば、良いかもしれないが、報告書など相手が主体となる文章は、「意味の含有量」が大切である。
そこに、どのように考えて構築するか、思考力がかかわるということである。

私の場合はどうであろうか?
過去を振り返ってみると、様々な業務を行なってきたが、その中心にあるのが「考えること」のような気がする。このことは今日このブログを書きながら気付いたことである。

若い頃など上司が考えたことを受けて仕事をしていた時は、結果は芳しくない。
一方、自分が考え主体的に行動したプロジェクトは上手くいっている。30歳くらいが一つの境目だったような気がする。
しかし、考えることは好きだったが、その考えたことを「文章」にすることは不得意であった。
その昔、技術士の論文試験を準備していた頃、経験論文を800字詰め原稿用紙5枚にまとめるのだが、最初は1枚も書けなかった。
何をどのように考えて、文章にするのか。また、意味の含有率を高めるにはどうしたら用意できるのか、試行錯誤の連続であった。ただ原稿用紙のマス目を眺めていたことを、昨日のように思い出す。

今考えれば、このことは、考えて書くトレーニングをしていたことになる。
ゴルフで言えば、100の壁がきれずに、まだ130、120をたたいている状態である。一つ一つのシャットの精度をあげるために、ボールを打ち続けている状態である。
技術士合格まで2年かかったが、その間の思考トレーニングは、貴重でかつ重要なプロセスであった。

今は書くことに興味を覚え、朝は4時に起き、5時からブログの原稿を書いている。
これからも執筆活動は、朝の時間帯を利用したい、と思う。

続編は明日にする。
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