木の実・葉っぱの不思議

「アワであそぼう」をテーマに、児童図書館ほんの森が主催した子供向けの行事に参加した。講師は当区に在住している絵本作家で、サイエンスライターの高柳芳恵さん。
　身近にある花や草や木の実を使いシャボン玉を作る企画だ。用意されたムクロジ、エゴの実、トチの実、エンジュの花、サイカチの実、シャボンソウを揉んだり潰したりしたものをペットボトルに入れ、水を足してよく振ると泡立ってくる。
　この液体をお皿に移し、ストローを差し込み優しく息を吹き込むと大きなシャボン玉が出来た。種や葉っぱを揉んだり潰したり、前作業が長く少々飽きてきた子どもたちも、シャボン玉がいくつも出来たときには大きな歓声を上げていた。
　猛暑の中だが親子併せて４０人を超える参加者で、児童福祉施設の交流スペースは大変賑やかだった。まちづくりが誘致に力を注いだ児童図書館ほんの森の活動は、地域のこどもたちにとって貴重な機会を与えてくれている。これからも支援していきたい。
　今日の教材となった木の実や草などは、全て石鹸の代わりになるというのは初めて知ったが、大人が参加しても楽しい内容だった。それにしても行き帰りの暑さにはいささか閉口したが、子どもたちの素敵な笑顔に元気をもらった。

地域交流スペースは一杯

教材の植物や木の実

潰した木の実に水を足してよく振ると泡が沢山出る

お更に移してストローで優しく吹くと　大きなシャボン玉が出来る