いのエう’s blog

のんびりと更新していきます o(^-^)o

高橋尚子ロード大会

2005-05-31 12:22:59 | インラインスケート
 前日泊まった長良川会館を7時半に出発した。近くの忠節橋から滑っていくことに。でも、忠節橋~金華橋は路面が非常に悪い。シャフトは外れるは、何度も転びそうになるはで何とか長良川公園にたどり着く。8時前だというのに、もうすでにかなりの人たちが集まっている。前日会った人たちにあいさつしていると、AIOIさん発見。takejunさんも遅刻せずにいる。そして、ブレード★スターの門川さん、渡良瀬で転倒したのに入賞したヒゲさん、アースビートの宮下さんなど、西の有名どころが集合している。感激~!でも、優勝候補の高山さんの姿がまだ見えない。AIOIさんも心配されているご様子。
 一通りあいさつも終わり、受付を済ませる。その後、アップ開始。ゆっくりだが汗がたれるくらい走った後、ストレッチ。そしてストレッチがほとんど終わり、体が軽くなったなあと感じていたころに、スケートを履いた高山さん登場。
 開会式の後、100mタイムトライアル。佐久リンクでは13.58秒だったので、これよりはタイムを上げていたい。1回目、あいかわらず自分のスタートは悪い。でも、タイムは13.181秒。ちょっと考えながら滑ってしまったので、2回目は何も考えずに滑ろうと思った。そして2回目。1回目よりスタートが悪かったが、滑りは1回目より力を出せた。そのおかげで、タイムは12.699秒。一緒にKazax練習をしている関龍司選手に「13秒切るぞ。」と宣言していたので、公言達成である。
 100mのタイムトライアルが終了した後、ビギナーの競技から。時間は11時半。ちょっと早いが昼ご飯。しかし、暑い。1週間前の雨予報はどこに行ったのだろうというくらい日差しが地面に降り注いでいる。西の人は晴れ男が多いのだろうか。などと考えている間に試合の方は、着実に進んでいく。でも自分の競技は一番最後なのでまだまだ。いつからアップ開始しようか試合より時計が気になってしまう。4種目前からアップを開始する。アップが終わりストレッチ。ゆっくりストレッチをしていたが、ストレッチが終わる時間がちょっと早すぎた。なので、2度目のストレッチ。
 ストレッチが終わったあと、シニアエキスパートに出場される方々の会話に聞き耳を立てる。冗談を言ったりして、試合前から言葉で牽制しあっている。でも、コールが終わった後から試合までの緊張感はさすが。あれだけ和やかだった雰囲気が一転。話しかけづらいオーラを発している。そして、オープン男子が終わりシニアエキスパート(10km、4周)がスタート。2周までは、団子状態。ところが3周目から動きがあったようだ。高山選手がスピードアップし団子状態は解散。2番目にいたNIKE選手だが、最後の周で高山選手が更に加速し、リンク折り返しのところで離していく。そして、そのまま高山選手がぶっちぎって一着ゴール。おめでとうございます!
 その次のエキスパート女子が始まったあと、ようやく最後のエキスパート(20km、8周)のコール。でも、まだ時間はある。雑談するが少しずつ緊張感が高まってくる。
 一流選手がいるので、自分はオミット確実だろうと思った。なので、作戦は行きの1250mを全力疾走。後先考えないで行こうと思った。自分のスタート位置は2列目。自分の前は大嶽選手なのでスタートで出遅れることはないかなと思った。そしてピストルが鳴る。スタート。直後は自分の左右、前の選手からフレームがぶつかるが、バランスが崩れるほどではないのでほとんど気にしないで進んでいく。全力疾走なので当然腕を振って進んでいく。上りが終わった後、抜かせるところは抜かして、左右動きまわる。下り坂に差し掛かる。ペース配分など考えずにひたすら全力疾走。そんなことをしているうちに、周りには、風巻選手、宇田川選手、丸山選手、大嶽選手など日本の名だたる選手ばかりである。「いいのか自分がこんなところにいて。」と思いながら進んでいく。気づくと丸山選手、大嶽選手、自分の順にドラフティング。「自分、3番目にいるじゃん。何か間違っているんじゃないの?」そして、丸山選手が先頭交代。自分は2番目。体力も限界に近づいているので、どうせすぐに終わるだろうけど、瞬間でも2番目にいるのは嬉しい。思ったよりも速くないので抜かそうかなと思ったが、向かい風。「くっついていたほうが良いかも。」なんて考えているうちに折り返し地点が見えてくる。どのくらい減速するか分からなかったが、大嶽選手は左右に蛇行しながらブレーキ。かなり減速している。自分も同じくらいのスピードまで減速して、折り返し。でも、その後の加速が上手く行かない。1250m全力疾走でほとんど体力を使い果たしていたこともあって、思うように加速できない。次々と後続に抜かされてしまった。そのあと、ほとんど体力が回復しないまま、一人旅。6周でオミット。ペース配分を考えて滑れば7周はいったかもしれない。でも、自分的には余力を残したままレースを終えないで良かった。1250mだけだけどレースを楽しめた。また、完全燃焼したおかげで、自分の実力が分かった。今まで自分を過小評価していたと思う。予想では全力疾走でも置いてかれるだろうと思っていたので。

反省点
・20kmのレースでは水分を持とう。レース中のどがからからだったし、レース後は咳が止まらなかった。
・自分は練習不足。西の人たちは、今村さんや高山さんのようにトレーニングしている人が多い。
・1250mついていけたので、あと16倍がんばる必要がありそうだ。

 大会を運営した方々、参加した方々、応援した方々、おつかれさまでした。そして、ありがとうございました。大会とても楽しかったです。いろいろと勉強になりました。次回、参加するときはレベルアップするようがんばるぞー!