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芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

畑の堆肥の悪臭に慣れている私

2009年04月07日 | Weblog
我が家の畑の堆肥はあまり臭わないが、そのうち時間が経てば、悪臭を発するであろう。
大戦に降伏して以来の傀儡政権が、永年傀儡政権を続けてきたが、米国の支配体制が巧妙であるから、宗主国米国をうらむ日本人はいない。しかし、傀儡政権というものは、生ゴミのようなもので、元々が腐っている上に、永年続けると腐りきってしまう。
その汚職で腐りきっている政権が、司法を使って、野党党首の献金受領が大金過ぎると告発した。大泥棒がこそ泥を捕まえる話である。
その直後に今度は、隣国で、人工衛星と称してミサイルをうち上げ、その航跡が日本の東北を通過するというので、マスコミ操作によって大騒ぎしている。米ロ、インド、中国、イーラーンなど世界中の国々がうち上げて、いつ落ちてくるか分からない人工衛星やその破片が日本の上空を駆け巡っているのに、今さら日本の上空を通るからと騒ぎ立てること自体が変なのだ。
幼稚なミサイルだから日本に破片が落ちてくるかもしれないという前提で騒いでみせたが、落ちなかったし、その対応がお粗末であった。軍事危機に対応するのも米国頼みのお任せ国家ぶりを世界に知らしめたのだ。落ちるくらい出来の悪いミサイルなら、米国に向けて発射しなかったであろう。米国支配下の日本が相手ではなく、日本の宗主国米国が標的なのだから、そんなお粗末なミサイルでは、米国と対等には渡り合えないであろう。
日本の領空を守るのは、米国製の人工衛星、レーダー、ミサイルであることが今回国民に赤裸々にさらけ出された。しかも米国を守る為の前進基地としてである。自衛隊は、当然ながら、米軍の支配下にあるのだ。しかし、米国は、かつてのように植民地に金を注げなくなった現在、その宗主国米国からの独立性を高めて行くにあたり、明治維新以来の富国強兵という失敗に鑑みて、新たな国家像を創出しなけらばならない。そんな時期に、畑の堆肥のように悪臭ぷんぷんという政党の政治では、明治以来の元の木阿弥である。しかし、戦後60年の永きにわたって、悪臭漬けになった国民は、鼻というものの性質からしても悪臭にすっかり慣れ親しんで、守旧に、汲々としている。もう一度中国の歴史文化に学び、付和雷同しない国民性が育つといいのだが。ところが、日本が植民地支配した台湾、朝鮮に強制した日本語教育が、今や、米国の下で若手国会議員自ら英語教育に奔走している有様である。