隣りにある農園は、「かしの木農園」だった。農園の中というか、今は駐車場になったその一部に大きな梨の木が聳えているから、それから取って名付けたとばかり思っていたが、私の勘違い。今朝は日曜日で、車の一台もない小学校駐車場を二階から見ていて、その名称が柱に記されているのに気づいた。樫の木の葉っぱは、小学校の校章だったと思うから、それに因んだのかもしれない。今は、旧高等尋常小学校となったが、その小学校の玄関前に大きな樫の木があったように思う。それと関係あるのかもしれない。その農園は一年生から6年生まで区画されて、生徒たちが先生の大きな声での指示を受けて季節季節の野菜を植えて収穫しているのが聞こえてくる。これは、ホホエましい農業実習である。