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芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

「芭蕉『おくのほそ道』トイマに一宿と歌枕」第二回目

2008年04月27日 | Weblog
今日は、「芭蕉『おくのほそ道』トイマに一宿と歌枕」第二回目を開催した。前回は、芭蕉曾良が歩いた石巻から一関までの道をおおざっぱに解説したが、それを今日は詳説した。歌枕と枕詞の違いを質問されたりしたが、同じ枕が熟語の中にあっても全然違うのだ。仙台からワザワザお越こし下さった笠原弘邦さんは、東北の文字通り、みちのくを岡田喜秋氏と全部歩いたというのだ。笠原さんがアッシーくんをして、相当調べたそうだ。笠原さんの先祖は、岩切だというので、岩切の付近が奥の細道だといわれているが本当かと尋ねたら、東光寺付近のデイリーから岩切郵便局までの道だと教えてくれた。それと、そこから北にある勿来川近くに勿来の関があったのだともいう。確かに、勿来の関は、菊多の関のことだともいわれるが、はっきりしないといわれている。勿来川近くの惣の関がそれの可能性もあるのだ。ともかくよく調べていらっしゃるので大変参考になった。