よくわかんないけど、みんなが反対しているって友達の友達が言ってるみたいだから、とにかく反対！？

今騒ぎとなっている「国家公務員法等の一部を改正する法律案」

「はあ？何それ」と思う人もいるかも知れないが、メディアや野党は、これを「検察庁法改正（法）案」と呼んで批判している。

「アベを倒す」ためなら、「武漢肺炎（新型コロナ）なんか関係ない！」とばかりに、新型コロナ対策の邪魔をするメディアと野党だけど、今回はぜか一部の芸能人が絡んできている。

特に、普段そんな発言をしているというイメージのまったくない「きゃりーぱみゅぱみゅ」までが「反対！」とか言い出したので、余計騒ぎが大きくなってきた。

ニュースなどでは「この法案に反対する」のハッシュタグを使ったツイートが、実に300万を超えた、などと大喜びで伝えている。

しかし、その後そのツイート数は実際には30万程度である、と修正されていることは伝えていない。

どういうことかと言えば、300万のうち9割近くは、いわゆるスパム行為によるツイート水増しだった、ということだ。

同じ人が何度もツイートしたり、簡単に言うと「インチキ」である。

「それでも30万人もツイートしている人がいるんだから、大きな問題じゃないか」と言う人もいるかも知れないが、こういう事実が突き付けられた以上、この30万という数字だって怪しいものだ。

すでにネットや一部の識者などから「お前ら、ホントにこの法案の内容を読んだことあるのか？」という指摘がされている。

そこで、私もいちおう確認してみたところ、「検察庁法改正案」という名称ではなく、正しくは「国家公務員法等の一部を改正する法律案」であることがわかった。

内容は、公務員の定年に関して、一般と同じく65歳まで引き上げる、というのが骨子となっており、皆（？）が反対している「検察庁」などという文言はどこにもなく、最後の「5.その他」に「検察官」という言葉が出てくるだけだ。
もちろん、これによって検察庁長官の定年にも影響してくる、ということで反対している、と訴えている野党議員もいて、今回は珍しく（？）修正案を提出してきている。

しかし、少なくとも芸能人にとってはまったくと言っていいほど影響のない話だし、今回どうしてこれだけ騒いでいるのか理解できなかった。

結局ツイート数がどうのこうのって言ったところで、わけもわからず誰か（例えば知ったかぶりのウーマンラッシュアワー・村本みたいなヤツ）が、もっともらしく「これはエラいことだ」などと騒ぎだしたのを受けて、「じゃあ、私も」みたいなノリなんじゃないか、と思っていた。

特にツイート数の水増しの話なんて、ネットに詳しい「ひろゆき氏」あたりに聞いてみればいいのに、と思っていた。

そうしたら、すでに彼に聞いているみたいで、「ひろゆき」氏は以下の通り冷静にコメントしていた。

「今、テレビとや映画の収録とかライブもなくて、芸能人は家でめっちゃ暇だからだと思うんですよね。ネット見てツイッターで騒いでるから、じゃあ乗っとくかみたいなのは多分にあるんじゃないかと思う」と

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200512-00000105-spnannex-ent


実際、一気に反発を食らい、発言をめぐってファン同士で言い合いとなっている「きゃりーぱみゅぱみゅ」などは、「私は政治には詳しくないけど、政治に詳しい人から話を聞いた」などと白状しているようだ。

別に「芸能人だから政治に口を出すな」とは思わないけど、だったら普段から何らかのメッセージを発信しているならともかく、今回はエラく急だし、しかも自分たちとはまったく関係ないような法案だし、いかにも「よくわからないけど、みんなが反対って言っているから反対！」みたいな感じで流れに乗っかろうとするなんて、ホントにダサい。

予想通りだけど、この騒ぎに乗じてウーマン・村本は、わけのわからないことを言っていた！？

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200511-01847571-tospoweb-ent

あまりにもバカバカしいので、今回コメントするのはやめておきます。