磯輪日記

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これも抽象化

2021年10月19日 20時22分38秒 | オフ・ビジネス

 

先週の地元の中日新聞に、ノーベル賞を受賞した真鍋さんの記事がありました。

 

地球温暖化理論の先駆けという研究内容が私たち一般人になじみがあるテーマであること。

研究環境や、自分の性格からして「日本には戻りたくない」という発言などで、注目を浴びて

いますね。

 

でも今回の記事で私が「なるほど!」と思ったのは、この部分でした:

 

  

 

『シンプルなモデル』化。

地球相手の研究で、「たくさんの要素を取り込めば現実に近づきますが、膨大な計算が必要に」なる。

「真鍋さんはいくつもの大胆な単純化によって、誰も実現していなかった気候のモデル化に成功」。

地球のいうとてつもなく大きな研究対象を地球の平面的な広がりは一切考えず、「ある平均的な

場所の、地表から上空40キロほど」と、たった一地点の柱のような背の高い空間にモデル化した

そうです。

 

これぞ見事な抽象化ですよね。

 

この地球上の平均的な1地点の、地表から上空へ40キロ伸びた柱のように細長い空間をモデルと

した それまでの研究、経験に裏打ちされた真鍋さんのセンス。 

 

すばらしいですね。

複雑な問題の肝を見抜き、単純化する。

自分の仕事にも応用できるようになりたいな~

 

 


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