「学び続ける組織」見学

１０月３１日の日経新聞に、

　「トヨタも見学に出向く、学び続ける組織」

として、岐阜県の関ケ原製作所様が紹介されていました。

このタイトルにピンと来たので、さっそく会社見学をお願いしたところ、
すぐに快諾頂き、８名で見学させて頂きました。
工場は天下分け目の関ケ原の決戦場の真っ只中に位置していました。

ご案内頂いたのは、経営企画部の安田主任。

１９７０年代の石油ショック、８０年代の円高不況、二度の大きな不況から、

　「儲からなくても、給料が増えなくてもいい。でもこれ以上仲間から
　　犠牲者を出したくない。せめて明るくやりたい」

という社員の声でスタートした企業改革運動。

変えてはいけない「ありたい姿」は人間力を深堀りし、変えていかなくては
いけない「なりたい姿」は技術力でブレークスルー。一方で学習企業、他方で
革新企業。「生きることは学ぶこと、学ぶことは変わること」

ミッション経営の先駆けのような会社です。

わが社も建屋の高さが高い工場と思っていましたが、関ケ原さんの工場を
見て、腰が抜けそうになりました。わが社なんてかわいいもんです。
これだけでもいろんな会社を見ることは価値がありますね。

工場内、オフィス内には、彫刻、絵画が点在していて、とても文化的な
香りのする工場です。

安田さんは２時間ほどかけて、とても丁寧に案内して下さいました。
社員のみなさんがいろいろ活動しているそうですが、もう少しナマの声も
聞いてみたかったですね。

安田さんからは、

　「教えて頂き、ＨＰとか、ブログを見ましたが、すごいですね～
　　社員さんがみんなで作られるんですね」

とお褒めの言葉を頂戴しました。

最後に記念撮影をお願いして、中村君が
　
　「どうしても私が撮る」

と言い張るので、あきらめて一枚撮らせました。でも過去に苦い経験をして
いるので、念のため自分でももう一枚撮りました。

　　　　　　　　

でも出来栄えは引き分けですかね。

丁寧に案内して下さり、二度にもわたって記念撮影にも応じて下さった
安田さん、本当にありがとうございました。今度はぜひわが社にも
お出かけ下さい。お待ちしています。

会長様、社長様にも、くれぐれもよろしくお伝え下さい。