混浴 de 対話

私が通っているスポーツクラブには、半露天の結構大きめのジャグジーがあり
ます。

実際のジャグジーは写真に撮れないので、冒頭の写真はイメージ写真です。
ご容赦下さい。実物はこの写真の２倍くらいはあります。

ヨガのレッスンを受けた後など、とても快適で、あまり混雑していることが
なく、一人だけって場合もあり、知らないうちに中で眠ってしまうことも
度々です。

いつもの様にヨガを終え、汗をたっぷりかいた後、ジャグジーに行ってみると、
運がいいことに先客ゼロ。

お湯につかると、ヨガの疲れもあって、すぐウトウト居眠りしちゃいました。

何かの拍子で目を開けると、知らない間に、おばあさんが一人利用していました。
そして、私が目覚めるのを待っていたかのように、そのおばあさんが話し掛けて
きました。

　「お湯がぬるいね～」

　「そうですね」

　「入った時はちょうどいい湯加減だと思ったけど、ちょっと入っていると
　　ぬるいね」

こんな感じで対話がスタート。その後は、どこに住んでいるのかとか、家族は
どうだとか、春日井祭りがどうだとか・・・

　「息子が三人いるけど、誰も面倒見ようとしない。息子はいかんね～
　　おたくはお子さんは？

　　そうきゃ～　娘さんと息子さんなら、いいね～

　　ウチの長男は昭和３２年生まれだから、いくつになるのかな～？

　　おたくは４０年生まれくらいかな？」

　「昭和３０年生まれです」

　「え　　ということは、いくつかね？」

　「５４歳です」

　「５４」

　「ハイ」

　「若こう見えるね～」

そうか、昭和３２年生まれの自分の息子より、１０歳近く私の方が若く見える
んだ・・・　フフフ


ここのクラブに通い始めて、１年４ヶ月経つけど、こんなにいろいろ話したのは
このおばあさんが初めてでした。

おばあさんも７０歳代とのことですが、会社のご近所さんだし、これからも
元気で、裸のお付き合いしましょうね。