
少し前に、机の上に冒頭の写真のお菓子が置いてあり、付箋が付いていました。
「Iさんからです」
なんでIくんがわざわざ私にこのお菓子をくれたのか?
どこかへ遊びに行ったお土産だろうか?
それにしては名古屋の両口屋のお菓子だよな~
ちょうど、今日、出社した時、オフィスの玄関で Iくんが「おはようございます!」と
声かけてくれたので、「Iくん!」と大きな声で呼び留めて、その理由を尋ねました。
するとIくん、
「娘がこの春、両口屋に就職したんです。
その娘が中学3年の時、進学先を悩んでると英之さんに伝えたら、
『その高校の先生だったら知ってるから、いつでも紹介するよ』
と言ってくれて、本当にうれしかったんです。
新しい部署でのミーティングがあったので、甘いものを食べながらと
思い、同僚への感謝の気持ちも込めて、両口屋のお菓子をみんなに
配りました。
英之さんにも食べてもらおうと思ったんです」
そう言って、
「これは、奥さんと一緒に食べてください」
とまた別の両口屋のお菓子をプレゼントしてくれました。
「昔、『磯輪日記』に娘と一緒に紹介してくれましたよね。
ISOWAに新卒で入社して、この間、ずっと安心して働き続けることができ、
娘も就職し、二人の子どもを無事育て上げることができました。
本当に感謝しています」
そして今日頂いたお菓子。
このお菓子の包装紙の絵を描いたのは、
わが家に飾ってあるこの絵の作者 齋正機さんです。
実は、齋さんの奥さんは、ひとみや光が子どもの頃絵を習ってた河野先生。
河野先生の絵は、
会社のエントランスに飾ってあります。
両口屋是清の専務のOさんは如水会の後輩で、齋さんの大ファン。
ということで折々の季節限定の両口屋のお菓子のパッケージのデザインを齋さんに
お願いしているんです。
これもISOWAの輪だね。
というわけで、ツノ坊と二人、姿勢を正して、両口屋さんのお菓子頂きました。
ご馳走様でした、Iくん。
ご家族のみなさんにもよろしくね。ありがとう。 就職おめでとう!
ありがとうございます。
また一歩次の一歩を踏み出していきます。
よろしくお願いします。
いつかお嬢さんも一緒に齋夫妻を紹介できるといいな。