磯輪日記

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世界一社風のいい会社を目指しています。

『ドラゴン桜』

2006年02月02日 23時55分31秒 | こんな本読みました

「こんな本読みました」のコーナーで紹介するのはちょっと
気が引けるんですが、やっぱり紹介します。

初めて『ドラゴン桜』というマンガを知ったのは、実は石原先生を
講師にした社内でのマーケティング勉強会「楽勝くらぶ」でした。

石原先生がマインド・マップという思考技術を教えてくれた時、
1月30日のブログで紹介したように、

 「このマインド・マップは『ドラゴン桜』ていうマンガでも紹介
  されているんですよ」

と教えてくれたのです。

この時は、あんまり上手な絵じゃないし、こんなマンガもあるんだと
思った程度でしたが、その後すぐテレビでドラマ化されちゃい
ました。

 「えっ、これってあのマンガ?」

と思い、一度チラッと見たんですが、結局それっきり・・・
で、記憶から消え去りそうだったんですが、それを再び蘇らせた
のがまたまた石原先生でした。

先生の「高収益トップ3%倶楽部」では、毎回先生がオススメの本を
紹介してくれます。

この時紹介された内の1冊が、「仕事と人生に効く100冊の本」
(松山真之助著 秀和システム)でした。休憩時間にこの本を
借りて、パラパラ見ていたら、な、な、何と、『ドラゴン桜』も
その「100冊」の中にノミネートされているじゃありませんか!

 「えー、あのマンガが?」 

と思いましたが、また逆に、

 「そんなにすごいマンガかな?」 

と興味も湧いちゃいました。

そんでもって、さらに

 「三流高校から東大へ入学者をだして、その高校の経営を
  立て直す」

というような内容って聞いてたので、

 「ひょっとして、うちの子供も、このマンガで東大に入れるの
  かな?」 

などと密かに人体実験の楽しみを感じて、ぜひ読んでみようと
決心しました。

先月コミック本の第1巻を買ったら、さっそく子供たちとツノ坊
まで、私より先に読んじゃって、みんなに、

 「面白かった?」

って聞くと、三人とも、

 「面白かった」 

さらに光に、

 「何か勉強方法で参考になることあった?」

とたずねたら、

 「ウン、ちょっとね」

って言うじゃありませんか。 
ますます興味津々で、私もやっと読んでみました。



読んでの感想ですが、はっきり言って、面白い。 
ご覧のように、作家の内館牧子さんもほめている。

東大の入試の傾向を分析しているくだりもなかなかいけたけど、
ハイライトは、

 「古文の勉強はまずマンガでストーリーを理解する」

っていう発想。 「なるほど」と感心した。 
どうしても学校の勉強だと、最初から細かいところに入っていく
ので、私も古文とか漢文とか、面白いと思ったことはなかったし、
成績も悪くて、古文の先生からは、

 「古文ができない奴は野蛮人だ!」

なんて言われた。

でも学校を離れてから、いろんな歴史小説などを読むと、時代
背景が分かってくる。たまにはその歴史上の出来事のあった場所を
訪れたりもした。

その上で、古文とか漢文の一節を思い出してみると、グッと親しみ
が湧いてきたっていう経験をした。

そんな時、いつも

 「あ~あ、学校の古文や漢文も、こうやって教えてもらって
  いたら、さぞ楽しめたろうにな~」

と思った。

だから「まずマンガであらすじを理解する」というアプローチ
にはとっても感心した。 

私の高校時代にも、こんなマンガがあったら、もっと勉強も楽し
かっただろな~と、チョッピリ悔しい思いもした。

こうなりゃ、『ドラゴン桜』コミック単行本、全巻読破してやるぞ!
そいでもって、東大理Ⅰ受験にチャレンジしちゃいますか?

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