魚の尾すら、刷りこみ現象だったとは

2012-03-05 18:00:00 | 思い出
 私は、魚は尾っぽの方が好きです。

 でもどうしてもスーパーでお惣菜で買う場合って頭が多いんですね。だから何故尾がないだろう…と思っていて、気付いたのです。


 日本は、1匹の魚を家族で分けるにしても男性に頭の部分を出し、女、子どもが尾などを食べる習慣が昔からあった。

 それなんだわ。

 物心着く前から知らない頭を父親に出し、尾を子どもが食べていたからそれが自然になってしまったんだわ。


 なるほどね。

 そんなことすら、刷りこみ現象として私って尾が好きになっちゃうんだ。
 原因がそこにあったとは思いもよらなかった。

 今でも尾を食べる方が普通です。

 食べられる機会があれば、お惣菜で頭の部分を買ってくることはありますけどね。


 それでも尾っぽ神話は身体にしみついている。

 いい習慣なんでしょうかね。

 知らぬ間に自分が妻になって母になって、自分が尾を食べる、残った部分が夫に行く。

 理由は判らなくてもそうやって暮らして行く中で伝統は引き継がれるものだろうか。


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