成田空港は場所によって物の値段が違う

　成田空港を使うのは１０年ぶりです。
　むしろ羽田空港の方が使っている。


　朝早いですよ。

　それで徹夜して出かけました。


　って話がポンポン飛んでますね。


　そうやって思い出した所、整理できた所から書いていきますね。




　広いですね。

　羽田空港に慣れてたからちょっとびっくりです。
　成田エキスプレスを使ったので、Ｂ１についたんですね。そこでさっさと両替を済ませました。

　でも少し間違いでした。


　街でするよりは安いと聞いていましたが、Ｂ１は１ユーロ１０９円でまあ安いんですよ。でもその数日前に１ユーロ１０６円の世界に突入していましたから、他をよく探せば、１０６円の所がありました。
　数円の世界ですが、なんだか損した気分。

　私が旅行してる最中、１ユーロがついに１０１円に突入したとテレビのニュースでみたように思います。ＢＢＣだったので英語だったから、イマイチ、謎だけど。

　つまり円高ってことですね。

　旅行者にとってはありがたいけど、日本にとってはどうなんでしょう？


　飛行機が出るまで時間があったのであちこち見て歩いてました。

　場所によって物の値段が違いますね。


　見つけた所で購入してしまおうと、本当はマスクを持っていたんですが、うっかりスーツケースの中に入れて預けた後だったので、機内で使えない、だったら意味ないから、また購入する羽目になりました。

　私が勝った所が４００円くらい。

　下に降りて行ったら、２００円くらいの所があった…。

　こっちにすればよかった。

　水もあちこちで値段が違う。

　１５０円とか１００円とか、種類は同じだったり、違うのに値段が違ったり、何故か違うんですよね。


　最終的に気がついたのが、載るフィンランド航空の辺りが１番安かったと。


　うーん、慣れてないって、ダメですね。



　そんなこんなで、やっと飛び立つんです。


　ところでみなさん、席は窓派ですか？通路派ですか？

　私はある時、空港会社の人に聞いてから通路派になってます。


　いつも通路プリーズです。


　トイレにも立ちやすいし、なにより、じっと飛行機の中でじっとしてるのがいやなんですね。

　だから通路側だと、好きな時に席が立てるので、便利です。


　もう、通路狂といってもいいくらい、いつも通路を狙ってます。


　この日も上手く通路側が取れました。


　ラッキー。

イタリアのbar（バール）は役に立つ

　barと書いてバールと読むようです。

　ここではちょっとしたパニーニやその他のお菓子、水やアイスも買えます。
　とても便利です。

　レストランだと、サービス料として１２％くらい取られんるんですが、バールはそれがありません。
　立ってが原則となりますが、座ることもできるし、近くに広場があり、そこに座れる所があれば、座って飲食しても構いません。


　と言っても、どこだったかな、一か所飲食してはいけない広場があって、そこでしているのが見つかると罰金になるようなので、事前に確認してみてください。私もどこだったか思い出したらどこかに書いておきます。


　レストランに入って本格的な料理を楽しむのもいいですが、バールでパンや水、ジュース類を購入して、ホテルや何かで食べるだけでも十分だと思います。


　気楽だしね。


　その時は、必ず、小さな硬貨を１ユーロとか２ユーロを持って行きましょ。
　別に５ユーロ札（これが札としては１番小さい）でも２ユーロくらい買えば大丈夫と思いますが、お釣りをくれるのを嫌がる国だから、会計の際に釣りがないだのなんだの、いい出されてもいやですからね。


　フランスと同じでタバコ屋でも水くらいなどちょっとしたものが買えたりするんですがこっちの方が数が少ないです。
　ホテルによってはこのバールや、水やお菓子を売っている自動販売機があったりします。

　こっちの自動販売機の性能のは判りませんが、お金を入れたらとりあえずでたので、多分、何回に１回出てこないってことはないのかな。フランスでは３回に１回は出てこないと言われてます。（ある添乗員さんが実験したところ、５回に１回出てこなかったという証言もあります）

　出てこなかったときは…諦めるか、騒ぎましょ。
　騒ぐと言っても、私の行ったところは自動販売機だけが置いてある所だったので、どこにい騒いでいいか判らないけど。それにお金を払い戻すスイッチがない。どう見てもない。

　どこかにあったのだろうか。

　お釣りを出すために押す所はあったんですけどね…。

　自動販売機は札は入りません。念のため。だからこっちでは小銭が大事なのね～。



　本当は事前に調べて行くのがいいんでしょうが、私の場合出たとこ勝負で、やりたいことだけやってきた感じなので…。
　あまりい旅行者とは言えません。

竹野内豊さんがフィレンチェで通ってたと噂の店

　って、聞きました。映画「情熱と冷静の間」の時のことのようです。何軒かお勧めのお店があったんですが、迷わずそこを選びました。

　

　ちょっと光が入ってみにくいんですが、黄色いランプがたくさんあるお店です。

　

　これが店の前で渡された宣伝用のチラシみたいなの。電話番号まで載せていいのかしら？でも宣伝ですからＯＫですか？

　

　こーんな感じのフランクな店内です。

　

　パンが出てくるんですが、脇にあるのがパンスティックというのは、わりとよく出てきます。ポッキーなんかの地方でしか売ってない大きいののパン版だと思ってくれたらいいです。
　でも必ず折れてる（笑）

　

　前菜というかサラダで、豆のサラダを頼んだら、普通の直径２０センチはある皿にどんと豆だけでてきました。

　

　だいたい、フォーク等がこんな置き方ですからね。あんまり気にしてないんでしょ。


　

　そしてメイン、生ハムとクリームソースのパスタだったと思いますが…。生ハムじゃなくなっている。麺が四角くて平たいリオリニータという麺だったんですね。
　日本ではあまり見ないかもね。
　それぞれ地方によってパスタの種類は違うようです。

　それを楽しむのも１つです。

　

　カフェラテです。こっちはカフェというとエスプレッソが出てくるのですね。食後に１口飲むと、消化にいいと考えられているみたいです。


　やはり日本人客が多いんでしょうか。店によってはメニューが日本語で出てきます。これは助かります。イタリア語オンリーだと、なにが出てくるのか判らないままドキドキになります。それも楽しみ？でしょうか？

　ここも思いっきり日本語のメニューが出てきた。


　とまあ、こんな感じで、ランチでしたが、過ぎて行きました。


　竹野内豊さんについては、特になんの宣伝もなく…。

　気にいって滞在中は通っていたというお勧めを聞いただけでした。


　でも緊張した～。

トラブル・ホテル ～パニック過ぎて却って冷静です～

　そして問題だけらのホテルラストの日についに起きたのよ。

　私は昼間ついに青の洞窟に行き、疲れ果てて眠りこけていたのだ。

　そして出発のため、朝６：００にアラームが鳴るまでまるで気がつかなかったんだな。


　とにかく目が覚める。あ、なんか珍しくよく寝たのかも。
　そう思ってね、ベッドを降りようとして、床に足をつけたの。

　大理石みたいに石の床ね。


　べちょっときたのよ。


　（え？濡れてる）


　その足ざわりにびっくりして、辺りを見回すと、もうベッドの一面、水だらけなのよ。

　えー、なんで？


　１番最初はバスとか洗面所の水を出しっぱなしにしてそれが溢れたのかなって、もっともなことを考えた。すぐに確かめる。


　濡れてない。

　私は疲れてたから。シャワーも使わずに、朝浴びればいいや式で浴びてもいない。



　じゃ、どうして、床一面が濡れているわけ？


　ペットボトルの水でもこぼしたのかな。ベッドから落ちてたホテルの毛布も濡れてるの。

　でも、そんな大量な水がこぼれるペットボトルなんて出発の朝だから持ってないんだよな。


　じゃ、この水はどこからきたの？



　ここで、頭に浮かんだのが、霊現象。



　ついに私はホテルで霊現象に出会ったかと思ったわけだ。



　これまでなかったのにローマに着て引っかかるとはな。

　しょうがないから、一昨日はなかったバスマットが、今日はあったので、それで床を拭く。


　それでもとりあえず私物が濡れてないか調べる。


　うーん、水が流れて、スーツケースが少し濡れてる。表面が合皮のスーツケースなんだよね。これしみてると気持ち悪いじゃん。だってどこから来たか判らない水だもん。

　でもうまい具合に、スーツケースを引っ張る鉄の部分しか濡れてなかったのでトイレットペーパーで拭いた。それでも気持ち悪いよ。どこから来てる水か判らないんだから。


　次に思ったのが、新手の泥棒か？という可能性。いろいろな手口があるじゃない。だったら部屋に水を撒いてパニックになってる間に貴重品を…と思って慌ててみたら、ちゃんとあったのよ。


　じゃ、違うんだ。でもこれでなんか少し安心したよ。

　ローマって大使館がないんだ。領事館しかないのね。場合によってはパスポートを失くした場合、ドイツの日本大使館に自費で飛ぶという話もあったのよ。以前そういう人がいたらしい。

　うーん、ついでにドイツに行けて嬉しいとポジティブシンキングになるか…自費が痛いと思うかよね。



　この時はね、まだ朝他の人にあったら、昨日不思議なことがあってさと話そうと思ってたのよ。


　それがその内、廊下が騒ぎだしたのね。


　ああ、これは他の部屋もなってるんだなと思い、慌てて部屋を出ると、同じ日本人がワイワイやってたのだ。



　他の人の話を総合すると、午前３時頃にゴロゴロっていう、団体でも着いたのかってもの凄い音がしてたんだって。

　だからこの時が水漏れの始まりじゃないかと思われたのね。もう１人の話も午前３時であってるのよ。


　かと思うと、１人がいや、午前１時にはもうおかなし音がしてたというのね。

　じゃ、一晩かけて、４つの部屋に水が広がったのか。（私、まるで気付いてないわ）



　ベニスやフィレンチェが浸水してるというけど、まさにそれなのよね。


　でもここはローマよ、おまけに６Ｆなのよ。


　なんで？？？


　どこかに結露があって、それが解けたんじゃないかという説もあるけど、ホテル側も私たちもまるで判らないの。


　というより他にも部屋があるのに、日本人の部屋しか濡れてないんだよね。

　だから私たちが何かしたんじゃないかって疑われてるんじゃないかっていいだす人もいるし。



　してないよ。


　朝起きて、水浸しの床に降りる趣味はないもの。



　それに不思議なんだよね。


　１人、１番端の部屋の人が…私からみて左の人…自分が原因じゃないかというんだけど、私がその人の隣の部屋なの。だったら凄い被害にあってるのは私だろうに、４人の内で１番浸水の被害が救いないのが、私なの。

　私の右側の隣の部屋の人なんて、何故かスーツケースの中まで濡れて、皮の名所というか、皮ならフィレンチェで購入したばかりの皮手袋も濡れてるっていうのよ。

　だからそこの部屋が被害としては１番大きいわけだ。


　なにが原因？

　そんなこと判らないけど、アサイチでベッドから降りたら水の中に足が浸かった経験は、した人でないでないといくら説明しても気持ちが判らないと思うわ。


　だって１番ひどい部屋なんで（ホテル自体が少し傾いてるらしいのね。お前はピサの斜塔か）出入り口のあたりに１，２センチの水たまりができてるくらいひどいんだもん。


　あり得ていいわけ？


　そのあとホテルの人の検証とかあるんだけど、あちらはイタリア語しか喋れないし、こちらは喋れても英語で、まあ、大変。

　朝食に降りて行ったんだけど、もうご飯どころじゃないわよ。


　朝起きて床がべちょって濡れでであってごらんよ。パニック通り越して疲れ果てるから。

　だからみょーに冷静だったんだけどね。


　とにかくこの後、みんな防犯なんて言葉を忘れたわ。



　だって部屋は狭いし、暗いし、挙げ句に水浸しでしょ。


　みんな、ドア開けっぱなし。


　防犯より、こんな部屋に１人でいたくないのよ。



　ローマ凄いわ。



　何か判らないけど、常識超えて凄いわ。


　２度と、イタリアは行きたくないかも。
　少なくとももう１０年は行かないと思ったわよ。


　さすがにね。



　そしてこの後は、６Ｆから５Ｆへエレベーターのない分の階段からのスーツケース降ろしが待っているのです。

　絶対、荷物ごと落ちるぞ。こんなところまで来て、階段落ちはやりたくない。


　ということで、２人一組で荷物を降ろしました。



　お陰さまで無事です。