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どんどん孤独になりましょう

2008-05-07 22:27:03 | 戯曲塾
 今日はあまり元気がありません。
 何がそんなに疲れているのか判らないけど、疲れています。しかしそういう日に限ってろくなことないのも事実です。

 疲れているからあんまりいい方に取れないというのもまたあるのでしょう。

 劇作家コースの授業の中で自分の作品を説明する・・・ことがあるのですが、言うはやすしで、いざ書けば全くその通りにはいきません。

 全然違うことになると言っても過言ではない。

 お芝居って前提があると、いつか人が関わってくるっていうのはあるかもしれません。
 けれどあくまでPC画面だったり紙面だったり書いている時は、作品VS私でしかない。

 VSって対決してる訳じゃないけど、ある意味・・・VSなのかな。
 
 時にえらい孤独に陥れてくれたりします。
 合い間に誰かと食事に行くとか飲みに行くそんなことがあるにしても、最後は孤独だな・・・と思う。それが嫌なんじゃないんだけど。誰にそこを語っても「あ、そ」って話しだし。「みんなそうだよ」って話しだし。

 孤独ですね。

 霧の中をどっちに進んでいいか判らないそんな感じですね。

 そんな時は仲間がいるとかいないとか、そんなことどうでもいい。

 最後は・・・少なからず作品が出来上がるまではあくまで作品VS私の間のことでしかないですから。
 特に最近、淋しさ倍増中の気がします。これは私の元々の性格が大きいんでしょうが、楽しい時は楽しんで、そうじゃない時はしっかり孤独になるってメリハリのできる人じゃないから。そういう所が凄い影響してる気がする。楽しい時を知れば孤独に陥るのは倍辛い。その辛さに絶えられなくなってしまう。

 だったらしばらく孤独になってしまえー、って思う。
 孤独になる時間と作品の出来がイコールであれば何も言うことはありません。

 どんどん孤独になりましょう。
 今、そんな所をばく進中です。

丸で違う未来

2008-05-07 02:16:03 | 戯曲塾
 実際にやってみないと判らないことは多い。

 空想癖の強い私などはかなりそういう側面を持ち合わしている。
 劇作家コースの中でも、こんな風な話を書きたいと説明してみせたりすることがある。
 こうしたい、ああしたいと語ってみるのと、実際書き始めてみるのは

 丸で違う。

 言うはやすし。行うはがたし。
 
 今の私がそういう事態に直面している。
 そういう意味では、物語といえど、生き物ということでしょうか。
 あちらにはあちらの意志がありこちらの思い通りにはならない。

 単に書き手に力が無いばかりに思っている表現ができないという説もありますが・・・。

 書くまで難しい話だなと思っていたら書き始めたら意外にいい流れだったりとか。
 書き始めたら意外に難しい話だったとか、あるように思います。

 どんな話しでもそうなんですが、必ず、不安に思う時期があります。
 「これ、面白いんだろうか?」
 だってお手本があってそれ通りにしてるわけじゃないから。答えなんてないわけです。常に模索していくしかない。
 
 そういう意味では新しい商品をみんなで考え発売するまで、鬼が出るか蛇が出るかとドキドキしている気分に近いのかもしれません。

 マニュアルを見ながら、よその子と比較しながら、我が子の成長度合いを心配しているのと近いのかも知れません。
 
 常に始めての事態に直面していることに違いないかも知れません。

 今日という日は今までにない初めての日だ。

 なんかのCMで聞いた言葉です。
 1日1日通り過ぎる日々は確かにその人にとって初めてであり、他の誰も体験したことのない日なのかも知れません。

 かつて似た日々を過ごした人はいたかもしれない。けれど今日を生きるのはこの世にたった1人しかいない自分・・・そう思うとなんと重たいことなんでしょう。

 なんと尊いことなんでしょう。

 不安に見舞われたら考えてみればいい。何をどうすればそれが解消されるのか。
 解消した後には綺麗な虹が出るかもしれない。

 案ずることはない。何をするか自分で決めればいい。

何んて優しい時代

2008-05-07 00:16:16 | 日記風
 水谷豊さんがNHKの歌番組に出ると、放送が終わってから知った。
 いや、待て。意外と夜中に再放送をやっているぞ。

 ってことで、午前3時40分からの再放送をわざわざ起きてて観た。
 ビデオはセットしてたんだけどね。どうせ眠れないならいいかって軽い気持ちだった。
 けれど起きてて良かったわ。ビデオ時間をセットし間違えて午後3時40分にしてたみたいだもの。

 普通で考えたらそうだわな。

 シンガーなんだけど、役者さんです。役者さんは独特の世界観で歌を歌うと言いますが、そんな感じです。

 「何んて優しい時代」って歌がありまして。水谷さんご自身が作詞作曲されてるんですね。
 マルチじゃないか。
 
 この曲が不思議な魅力を持った歌です。
 なんて言うんだろう。
 面白いの。でもじんとくるものがあるの。
 
 ウォーキングのお供の鼻歌と化しています。

 タイトル通り、優しい時代であって欲しいと思って作られたそうです。

 優しい時代であって欲しいと思います。
 
 と言いながら、優しい時代であって欲しいと力説すればするほど、それを言う人の方が意外とその時代を代表するような闇をもってたりするものです。
 不思議なもんでね。だから異なるものに憧れるというのか・・・。

 今と違う世界であることを切に願うのか。

 私なんて、その典型ですが、下手をすれば。

 みんなそんな時代を望んでいる筈なのにね。
 戦いのない平和な世の中を。
 
 そんな簡単なことが21世紀になっても実現しないというのは、淋しいもんです。