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神奈川県の不正経理

2010年01月30日 | Weblog
神奈川県の総務課の職員が仕入れ金の一部を「預け金」としてプールし、あげくにその中から3000万円近い金額を私的に流用していた事件が発覚した。

しかも、2002年から5年にかけては、「税務課」に所属していたというから、さらに驚きである。

県への納入業者からの「預け金」という前払い金からから納入させた図書券などを金券ショップで換金するというプロ並みの手口である。

神奈川県は現在、財政不足から「法人県民税、事業税の超過課税」を加算課税しており、タダでさえ苦しい中小企業にさらに重石を乗せるようなことをしておきながら、徴収する側の人間がこのありさまである。

現在、中小企業の経営者は資金繰りに奔走しており、まさに今悲鳴を上げている状態である。

こんな中で、このような不正が出てくるというのは、まったくもって「役人の公務員としての理念」が失われており外部からの「徹底的な財務監査」を行う必要があるであろう。

日本の国は、収めるほうにはことのほかうるさいのに片や「税金の使い方」となると国民には、ほとんど知らされていない。批判する場所さえ提供されていない。

もう少しマスコミもしっかりと取り上げて最終的に誰の責任だったのかをきちんと公表してほしいものである。

またぞろ年度末の道路工事があちこちで繰り広げられ交通渋滞の原因となっている。

民主党になっても相変わらず「予算使いきり」の慣習が抜けていないようである・・・・