上條晴夫ブログ日記

日常性の教育学

ツッコミ芸人

2008-12-17 01:45:11 | Weblog
やりすぎコージーでツッコミ芸人だけを集めて対抗戦をやっていました。鳥居みゆきや猫ひろしなどの危ない芸風のピン芸人に即興でツッコミを入れます。ハリセンボンの春菜やますだおかだの岡田、フットボールアワーの後藤などが次つぎに挑戦します。さすがにM1王者のキレは半端じゃないです。その中にまじって互角にやれているように見えた春菜は単なる角野卓三じゃないなと思いました。

学びのしかけ論

2008-12-13 16:03:27 | Weblog
ここ半年くらい学びのしかけ論について考えています。今週から国語科教材研究の講義でニュースキャスターゲームを始めましたが、それを考えるのにちょうどピッタリの素材です。各10人のチームで5分間のニュースショーを作り上げます。ディレクター、リサーチャー、構成作家、演者(ニュースキャスター、レポーター、コメンテーター)など細かく役割分担をします。課題は「国語教科書徹底研究」です。チームごとトピックを決めてニュースを作ります。ある学生が一回目の講義の後に次のレポートを書きました。「ニュースキャスターゲームをやることで国語の教材研究ができちゃうんだと授業の間ずっと思っていました。なぜなら国語の教科書について熱く一点に集中して勉強できるからです。トピックが決まったら教科書を徹底的に調べたいです」。うれしいレポートです。

劇あそび2

2008-12-12 19:40:45 | Weblog
劇あそび「11ぴきのねこ」面白かったです。さくさくと劇あそびしたら20分くらいで終わっちゃうかなと思っていたら、たっぷり40分は遊んでいました。物語は途切れることなく、しかし沢山のサイドストーリーを生み出しながら展開していきました。けっきょく彼らが四月以降培ってきた絆と歴史がそのまんま出た個性的な展開になりました。できれば次の劇あそびは劇中でゼミの歴史が刻まれるようなものになればよいなと思っています。課題が少し見えてきました。次が楽しみです。

追っかけ型研究

2008-12-12 18:50:35 | Weblog
3年のゼミでA先生の実践をライフヒストリーの側面から捉える研究レポートの発表がありました。なかなかいいです。このレポートは来年度の卒論に直結します。あと三ヶ月、毎月その先生の講演先まで出かけていって話を聞くといいます。また四月以降は直接先生の学校におじゃましてインタビューをする計画です。本人やる気満々です。文献をていねいに読み解く書斎派の研究もいいですが、こういうフィールドワーク派の研究も面白いです。

メール作文

2008-12-12 18:09:50 | Weblog
2年生のゼミでSさんがメール作文の提案をしました。模擬授業形式による提案です。設定は「あなたは仲よし3人組であるところに旅に来ています。目の前に広がる景色に感動したあなたは、携帯電話で写真を撮って、その場で友達にメールで送ることにしました。さあ、あなたなら写真にどんな文を添えますか?」。三人に一つカラフルな風景写真が配られました。学生たちのメール作文は本当に生き生きとしていました。表現のヒントとして比喩やオノマトペ、会話文を出したのもよかったです。現場でそのまま追試しても十分に通用する授業かなと思います。

クリスマス飾り

2008-12-09 23:20:37 | Weblog
研究室にクリスマス飾りを飾りました。100円ショップで飾りを買ってきて、2年生のデザインセンス一番のゼミ生にお願いして飾り付けしてもらいました。前からやりたかったのですが、見事な壁面構成になりました。大満足です。

相互コメント

2008-12-07 23:30:19 | Weblog
ベネッセコーポレーションの作文コンクール賞状授与式に東京に来ています。賞状授与の後に受賞者同士で相互コメントをする時間が用意されていました。ボードに掲示された生原稿の脇に付箋紙を貼ってコメントをします。5万人を越す応募者の中から選ばれた子どもたちです。付箋紙に書かれた短いコメントも読み応えありです。審査員と受賞者たちとの交流という意味もあって、わたしもボード前で子どもたちとたくさんおしゃべりしました。楽しかったです。相互コメントは学習指導要領でも推奨されている技法ですが、教室で実施するには場の空気をゆるめてコメントをしやすくする工夫が必要かなあと思いました。相互コメント急におもしろくなってきました。

寝て起きたら

2008-12-07 00:20:52 | Weblog
表現の授業が楽しいです。概論で「寝て起きたら〇〇になっていました」という書き出しのウソ作文を実作してもらいました。わずか10分の作文ですが、大学生が本気で書くとなかなかの傑作も生まれます。でも楽しいのはそこではないです。学生たちから子どものような他愛のない作文や面白半分で書いたような自由な作文がフツーに発表されることです。ある学生は高校のときの同様の体験と比べてユーモアのある作品が多かったと指摘した上で、それが教室のリラックスした雰囲気から生まれていると分析していました。技術の積み上げではなく、自由度の高い試行錯誤が作品のよさを生み出しているという事実がいいです。楽しいです。

劇あそび

2008-12-04 00:24:13 | Weblog
保育系の3年生ゼミで「劇あそび」を始めました。ほぼノープランで演習に臨みました。最初簡単に劇あそびについて説明したあと、レッスン室に置いてあった絵本を一人一冊ずつ選んでプレゼンしてもらって、どの物語にするかを決めました。馬場のぼるの「11ぴきのねこ」になりました。劇あそびは小池タミ子氏主宰の研究会に2年半ぐらい通いました。どんな劇あそびになるか楽しみです。

トイレの秘密

2008-12-04 00:08:13 | Weblog
1年生の人間基礎論で学内の「トイレ探検」をしました。学生が内容を企画した生活科ごっこ(学校探検)です。先週グループに分かれて調査した内容を今週担当グループのメンバーがクイズやパネルを使って発表しました。鍵のかかった謎のトイレがあって、これを二十数枚のストーリー仕立ての組写真で表現していました。秀逸でした。