雑誌「授業づくりネットワーク」の編集会議に東京に来ています。東京には月に1~2回しか来れないので夢中で本屋巡りをします。どの本屋に行っても必ずオバマ大統領の演説が聞こえてきます。探さなくてはならない専門書にたどり着く前にオバマ関連本に引っかかってしまいます。普段なら絶対手を出さないアメリカ政治本を2冊も買ってしまいました。TVなどで時々見る一度も袖を通さない流行の服を買ってしまう女性の消費行動とよく似ています。
標高1100mのゲレンデから雪上車ワイルドモンスター号で45分。ぐんぐん雪道を登ってゆきます。樹林帯の変化がはっきりとわかります。雪山がだんだん下に見えます。標高1600mの山頂にアオモリトドマツの樹氷原が突然広がります。気温0℃。斜面を樹氷原に入って手触りも楽しめました。樹氷見に行ってよかったです。
ウン十年ぶりのスキー場です。学生たちとみやぎ蔵王に来ています。ゲレンデに出てみると、その様変わりにビックリです。スキーをしているのは50人に1人くらい。大半がスノボーです。「だってボードのほうがかっこいいじゃん」「ウエアもボーダーは腰パンで今風だしね」ゲレンデは風が強く雪が吹雪く悪コンディションでしたが雪山の美しさは変わっていませんでした。ゲレンデ脇のレストランハウスの日向ぼっこが最高でした。
昼ご飯にタイ料理の定番メニュー「鶏挽き肉のバジル炒めごはん(ガパオ)」を食べました。東京駅に隣接するビジネススクールで文章表現の1日研修をしています。その昼ご飯です。前回お世話になったスタッフの方が「昼ご飯は何がよいですか?今日もアジアにしますか?」と聞いてくれたのでタイ料理屋mango treeのガパオをリクエストしました。テイクアウトの店が東京駅地下街にあるからです。辛さが脳髄を刺激してテンションがあがります。東京はバリエーションが豊かなのがいいです。
月刊「授業づくりネットワーク」に新連載を始めます。「授業成立入門―ハイブリッドのすすめ」です。ここ数年、「授業成立の基礎技術」を追いかけてきて、新旧技術をつなぐハイブリッド(混交)の技術が必要であると考えるようになったからです。実践例を分析しながら書いていきます。ただし一人ではなく北海道の石川晋さんとリレー連載です。わたしがいま最も信頼する現場実践家(中学校)の一人です。交互に原稿を書きます。互いの原稿を相互に検討してテーマを掘り下げていきます。初めての原稿の書き方です。少しドキドキします。
東北青年塾で教師のライフヒストリーに焦点を当てた公開インタヴューをしました。相手は上越教育大学の赤坂真二氏です。昨年3月まで小学校教諭をしていました。赤坂さんの学級づくりの3つの特徴(見取り・陽気な働きかけ・クラス会議)の由来についてあれこれ話を聞きました。赤坂実践の背景となるエピソードのいくつかを引き出せた気がします。面白かったです。
卒論の口頭試問で副査をしました。図書館学の卒論です。初めてだったので少しドキドキしました。さわる絵本の効果を調べたKさんの卒論が福祉大生らしい独自な視点でよかったです。試問はテーマは何か?」「テーマは?」「どう論証したのか?」の3点を軸に質問しました。質問で学生がどのくらい考えて論文を書いているのが見えて面白かったです。
市内の高校に出前授業に行きました。控え室には東北各地の大学から17名の教授・准教授が集まっていました。高校生相手の授業は二度目です。作文の授業をしました。お笑いを例に「表現のコツ」を説明しました。高校生たちが少し照れながらも真剣に自己表現してくれたのがうれしかったです。
前から行きたかったエスニックタウン新大久保に夕飯を食べに行きました。駅前をぶらぶらしていたらタイ・ベトナム料理のソムオウという店を見つけました。日本で食べたタイ料理店の中で一番洒落ています。ゆったりして雰囲気がいいです。メニューにもすべて写真がついています。トムヤムクンに似たボテという料理を注文しました。絶品でした。辛いだけでなくて甘さがあります。また食べに行きたいです。