上條晴夫ブログ日記

日常性の教育学

貯水池

2008-06-29 17:49:42 | Weblog
昨日、東京での仕事が少し早く終わったので、山梨の実家に立ち寄りました。朝起きると、雨が降っていました。バス停の近くにある貯水池が水墨画みたいでした。何だか小旅行をしているような楽しい気分になりました。

アジア文庫

2008-06-28 17:54:19 | Weblog
仕事現場の飯田橋に少し早くつきすぎてしまいました。神保町のアジア文庫に行くことにしました。アジア本の専門書店です。古書・新刊の両方が置いてあります。「プノンペンどくだみ荘物語」「バリ島芸術をつくった男」「旅のグ」「タイ居座り日記」「わすれないよ!ベトナム」などをまとめ買いしました。タイに行くようになったら東アジアの他の国々にも興味が出てきました。テレビに映像が流れると喰い入るように見てしまいます。マージナル(周辺的・周縁的・境界線上の)なものが面白いです。

漢字マッキーノ

2008-06-27 19:57:56 | Weblog
3年生のゼミで漢字マッキーノが話題になりました。ビンゴゲームを使った漢字学習システムです。話題提供者のレポートをニコニコしながら聞いていたゼミ生たちが「漢字テストをメインにした普通のやり方よりも漢字の成績がよくなる」という説明にざわっとなりました。「本当にそんなうまい話があるの?」わたしも実際にやったことがないのではっきり言えませんが、提案の学生は文献にそう断言してあった!と言います。ゼミ生の中に「小学校の時に隣のクラスでやっていた。ちょっとうらやましかった」という学生もいました。「君らが教師になったら漢字マッキーノやってみたい?」と聞くと「学年の先生と違うことをやったら保護者から苦情が出る」という学生と「事前に保護者にキチンと説明したら大丈夫」という学生に分かれました。わたしは新しいことをどんどんやりたいほうですが、確かに現場で新しいことを始めるのにはリスクが伴います。だからこそ大学では新しい実践をたくさん紹介してやりたいなあと思っています。それが学生たちの授業観を鍛えることにつながると思うからです。標準的な授業だけを叩き込むような仕事はやりたくないです。

川柳コンクール

2008-06-25 15:02:45 | Weblog
先々週やった山寺を歩く会の発表会をやりました。人間基礎論の合同イベントです。わたしの担当は川柳でした。お題は「のぼり坂」「玉こんにゃく」「青春」の3つです。秀句をいくつか。「ふたつぶの青春風味さくらんぼ」「グローバル道行く人とさらんへよ」「まぢ暑い休憩毎にファンデーション」。大学生らしい愛のあふれる句を2つ。「恋人と見たい景色は五大堂」「玉こんにゃくあなたの口へ運びたい」。コンクール優勝作品は「のぼり坂私の体力くだり坂」でした。川柳ちょっとはまりそうです。

ニュースキャスター・ゲーム

2008-06-24 22:54:11 | Weblog
国語科教材研究の講義でニュースキャスター・ゲームを始めました。TVニュースをモデルにした学習発表コンクールです。全4回です。テーマは国語教科書徹底研究です。番組制作チームを作り、役割分担をし、トピックを決める導入授業だったのですが、なかなかいい雰囲気です。昨夜からずっと気になっていて、少し早起きしてプリントを作ったりしたのですが、学生たちはどんどん自主的に動いてくれました。最近、学生の力が伸びていくのが実感できて嬉しいです。

自作プリント

2008-06-23 21:20:37 | Weblog
文章表現の講義がありました。学生数は15人。自作の教材プリントにそって淡々と授業を進めます。プリントは一枚ずつ学生の席までもっていきます。授業中は思いついたことを思いついたようにしゃべります。プリントがあるので教師らしいていねいな説明をしなくてもいいので楽です。学生の作業中に雑談をすることもできます。

秋田ディベート

2008-06-21 21:46:04 | Weblog
秋田市の「がんばる女性応援セミナー」で丸1日ディベートトレーニングをしました。参加者は30代から60代の秋田美人21名。久しぶりに学校給食をテーマにディベートをしました。先日、「太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中」で「給食廃止法案」が議論されていたので、どんな議論になるか楽しみにしていました。参加者の中には廃止に賛成の方も少なくなくて予想以上に議論盛り上がりました。多文化共生の時代がそこまできています。帰りの新幹線で比内地鶏の駅弁を食べながら「自分とは考え方の異なる他者とのコミュニケーション」問題をもう少し詰めて考えてみたいなと思いました。

英語授業

2008-06-19 19:27:40 | Weblog
山形県寒河江市の授業の改善と創造に関する研修部会に呼んでいただきました。授業素材は中学3年生の英語です。ネパールに関する英語の情報を段階的に聞き取り読み取り最後に手紙を書くという展開です。難易度が少々高めの設定でしたが、力のある先生で生徒たちは最後まで手を抜かずに授業に参加していました。わたしは生徒のプリントをカンニングしながらギリギリついていきました。コメントでは提案の授業タイプが「山場のある授業」であったのに対して「バラエティー授業」「ハイスパート授業」など別タイプの授業と比較した場合のメリット・デメリットについて話をしました。導入の違いについても話をしました。生の授業を見ながらの研究会はドキドキします。自分が普段考えている授業の分析視点が試されることになるからです。自分の考えた分析視点で楽しくコメントができるとやっぱりちょっとうれしいです。

教師向けポータルサイト

2008-06-15 21:25:56 | Weblog
あるIT企業の依頼で教師向けポータルサイトづくりをすることになりました。社屋のある大手町に5人のエキスパート教師に集まってもらいました。北海道・岩手・徳島・福岡・鹿児島の小学校教師です。50年前に建てられたというクラッシックなビルヂングの通用口を通って3Fに上がると突然近未来的デザインのエントランスとオフィスです。一気にテンションがあがります。会議ではおもしろいアイデアが次々に飛び出してきました。すべてが実現できるわけではありませんが、何だかワクワクしてきました。

震度5弱

2008-06-15 00:33:49 | Weblog
11時26分の東京行きを予約していました。8時43分の地震のあと地下鉄と新幹線が止まっているというニュースを聞いた時も「3時間もすれば運転再開だろう」と多寡をくくっていました。しかし11時になっても地下鉄はまったく動く気配なし。徒歩とバスで仙台駅まで駆けつけました。なのに新幹線が動いたのは13時半です。減速運転の新幹線はいつもの倍の3時間をかけてゆっくりと東京に到着しました。移動するだけで5時間半は少しキツかったです。