朝から雪です。大学から帰る時間には10センチ近く積もっていました。大粒の雪が横殴りです。50メートル歩いたら心が折れてしまいました。そこにちょうど学生の車です。「先生、乗ってく?」2年前に教えた総合福祉の4年生です。家の近くまで送ってもらいました。車の中の暖かさがチョー身にしみました。
タイじゃなくアジアンを読み初めました。教師教育研究などでは東アジア(中国・台湾・韓国など)にスポットが当たっていますが、現代文化研究では東アジア+東南アジア(タイ・マレーシアなど)に焦点が当たります。更にアジアン・リゾートとなると東南アジアが中心です。「安くてウマイ、あやしくてクセになる」のが東南アジア。やっぱり中毒性があるみたいです。
自由なかんじがいいです。「ジャマイカできままに過ごしたい!後編」を見ました。歌手で女優の土屋アンナさんの1泊4日の旅です。たまたま前編も見ていてラッキーでした。南国の海が半端でなくきれいです。人がやさしい目をしています。海外旅番組でアジアはよく見ますが、ジャマイカもはいいです。ビーチでぼんやりしたら幸せな気分になれそうです。
おもしろそうだったので「オバマのアメリカ経済入門」を読みました。オバマ大統領の登場によってどんなパラダイムシフトの可能性が出てくるのか。「話し合い(対話)と協調をルールにする外交」「スマートな政府」「環境ニューディール」。やっぱり少しワクワクします。
白石市の山あいにある学校で90分くらい話をさせてもらいました。早めに最寄り駅に到着したので観光(片倉小十郎の城etc)とかもしながら学区と学区の子どもたちのようすについて話を聞きました。谷川沿いにある小さな学校です。わたしが小学校教師として最初に赴任した学校と教え子たちのことを思い出しました。90分の話もかつての教え子のことを思い出しながら話をしました。先生たちもニコニコしながら話を聞いてくれました。懐かしくて楽しい時間になりました。
文章表現の講義で論作文の検討会を行いました。受講者は4人。半期の半分をガチで検討会しました。ゼミでのレポート検討はどうしても内容本位になります。文章の分析をベースにした思考を鍛える指導がなかなかできません。論作文程度の短い文章を4人の学生と徹底的に検討するのはめちゃめちゃ面白かったです。学生のふり返りには「自分の文の構造の癖を知ることができた」「文章を書くスピードが上がった」「文章の区切りがつけられるようになった」「課題に対して答えの中心をきっちり示すことができるようになった」「文章には書いた人の思考の跡が残ることに気づけた」などの点が上がりました。学生は「トクした」と言っていました。
歓声と笑いと。まるで講義室が劇場のようでした。8チーム90名の学生たちが国語教科書をテーマに本気でニュースキャスターごっこをしました。全体時間は5分間。間に30秒のCMが入ります。演劇的な手法による発表学習です。出版社に電話取材をしたり、動画のコマーシャルをつくったり。構成台本もなかなかのレベルです。出演者のなりきり具合はわたしの予想を遥かに超えていました。こう言う総合的な表現活動がやってみたくて大学に入ったので満足度120%です。何より学生たちが楽しそうなのがいいです。