きづきCafé【きづきリハビリ訪問看護ステーション】

きづきリハビリ訪問看護ステーションです。

日常や訪問看護・リハビリのご紹介、ちょっとためになりそうなことなど!

研修に行って参りました。

2014-06-09 09:00:00 | きづきリハビリ訪問看護ステーション
キヅッキーノ・ベージュです。
5月28日水曜日、東京都ナースプラザ主催の「在宅でのフィジカルアセスメント」研修に参加させて頂きました。

受付時間より30分も早く到着した私は、受講生一番乗りでした。
staffの方々がまだ準備している中で、「おはようございます」と挨拶をして入室すると、staffの方から「前の方から座って下さいね」とお決まりの言葉が返ってきました。前の方と言われても全席あいている・・・。
やっぱり一番前ってことですよね~と心の中で呟き、一番前で着席する私でありました。

staffの方々は一度退室し、教室にいるのは私一人とそして二体のフィジコさん(デモストレーション人形)だけ。
フィジコさんはとても楽しそうに笑っていますが、私は怖い・・・です。
早く誰か来てくださ~い。
とここまでが、私の講義前のひと時でした。

では、本題に入ります。
フィジカルアセスメントとは、問診・打診・視診・触診などを通して、実際に患者の身体に触れながら、症状の把握や異常の早期発見を行うことであります。
とても難しく聞こえますが、普段訪問の現場で、利用者様に行っていることを言葉にしていると考えて良いそうです。
一言で言いますと、看護師は医師ではないので、診断は出来ません。しかし、異常を異常と見抜き、根拠立てて医師へ報告することはできます。その根拠そのものが、看護師のアセスメントであるのです。と言うことになります。

午前中の講義は、問診・打診・視診・触診・聴診の具体的方法を学び、午後はこの学びを生かしてお隣の席の方と実際にふれあい、五感をフル稼働してみるという講義でした。受講生はみなさん元気いっぱいなので、「異常」は見つかりませんが、そこで登場するフィジコさんは異常の塊モードでとても勉強になりました(フムフム)。しかし、具合が悪いのに笑っているフィジコさんの違和感は今でも私の心に残っています(汗)。

講義を終えて感じたことは、利用者様の異常や急変に気づくことは知識はもちろんのこと経験も必要ですが、それ以上に利用者様をよく見つめ、よく知ることが大切だと思いました。
そして、よく知る為には、利用者様と看護師との間で良い信頼関係を築く事が何よりも重要であるということに気づきました。(今更ながら、すみません)


今回、研修に参加させて頂くにあたり、仕事のフォローをして下さったきづきスタッフの皆様に大変感謝しております。
また、「行っておいで~」と背中を押してくださった所長さん主任さんにも大感謝です。ありがとうございました。

まだまだ私は、未熟者のナースでありますので、バンバン研修に参加させて下さい。よろしくお願いします。

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