金曜日の午後に、最後の海技士筆記試験の合格発表をしました。
なんと三級航海の合格がありました。
4年連続で、年間2名の三級合格です。
四級合格も年間合計で6人となりました。
合格した学園の生徒は、3年後に口述試験を受験します。
講習生も合格発表を見に来ていました。
すでに必要な乗船経験がある「船舶職員養成講習会」の講習生。
来週は、続けて口述試験となります。
生徒も、受講生の悲喜こもごも。
まじめに勉強しなかった人は...残念でした。
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
3月14日放送の「ピエール瀧のしょんないTV」
またもや漁業学園が登場です。
ぜひご覧ください!
園長のつぶやき
このブログで何度もご紹介しているように、海技士免許は20トン以上の大型船で必要です。
学園の生徒は大型漁船中心に就職ですが、毎年、沿岸漁業に進むものもいます。
沿岸漁業は19トン以下の船ですから、彼らに海技士免許は不要なんです。
では、なぜ彼らも海技士の勉強をするんでしょう?
いくつか理由があります。
まず、海技士はプロの船乗りの資格です。
沿岸とは言え、海で働く以上は大事な知識となります。
二つ目、海技士試験という目標にチャレンジすること。
今まで、ほとんど勉強しなかった人ががんばります。
合格すれば、達成感が得られます。
三つ目、頭を使う訓練です。
まだ若い学園の生徒たち。
自分の力で学ぶ力をつけること。
漁師になっても、学ぶことだらけ。必ず役に立ちます。
10年前なら学園の優等生だけが五級合格でした。
今や、五級は最低ラインです。
頑張る生徒が増えたことがうれしいです。