三級海技士は11月から、四海技士は1月から行われていた講習会が終了です。
この講習会、主催は焼津漁協で受講者は大型船の漁師です。
長い人は4ヶ月、仕事を休んでの受講でした。
最後に講師の先生3人から激励の言葉がありました。
今週末に行われる海技士の臨時試験。
この講習会の受講生に向けに特別に行われる物です。
誰でも受験できる訳ではないのですが、学園生は特別に受験させてもらっています。
以前は10月、2月に名古屋まで定期試験を受けに行く生徒はほとんどいませんでした。
3月に、この臨時試験で五級を一発受験だったんです。
当時の授業は、問題に仮名をふるところからやっていたそうです。
漢字がほとんど読めなかったんですね。
電卓の使い方をやったり、九九を覚えたり...
そりゃあ、五級をとるだけでも大変だった訳です。
さて、この講習を受講したところで試験に合格しなければなりません。
落ちる人、けっこういます。
さりとて、落とすための試験ではありません。
全員合格してください!
学園生もがんばって試験勉強しています!
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
追加入学試験の願書〆切りは3月8日(必着)です。
送れないように気をつけてくださいね。
園長のつぶやき
学園生は、勉強します。
たぶん、これまでよりもはるかに。
理由は簡単。
寮に入れば、周りの仲間も勉強するからです。
学園への入学で、一番のハードルが全寮制です。
一人っ子、自分の部屋あり、可愛がってくる祖父母・・・
自由気ままな生活を送っている人たちです。
それが
時間を守って行動、スマホの制限、集団生活のルール・・・
と言う、まるで違う生活になります。
確かに、ハードル高いです。
学園の見学者のうち、入学してくるのは半数くらい。
なぜか?
多くの人が全寮制というハードルの前に立ちすくんでいるんじゃないでしょうか。
だからこそ、学園は全寮制を変えません。
正直なところ、寮があるために仕事が増えます。
職員は当直だってあります。
それでも、寮生活で大きく育つことが分かっているので辞める訳には来ません。
でもね。本当にすぐ慣れるんですよ。
卒業時には「楽しかった寮生活」という思い出になるんです。
経験者の私が言っているので、まちがいありません。