静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

平成30年度(第49期生)をふり返って 6

2019年03月27日 13時16分34秒 | 授業・講演

外部講師を呼ぶなかで、一番多いのが水産技術研究所です。
学園の隣にあった研究所も、昨年はちょっと約1キロ離れた場所に移動しました。
とは言っても、研究所とは職員が行き来しているので親密です。
学園の職員は前職が研究所なんですよ。

1,2学期は週一で研究所に授業をしてもらっています。
話しはいろいろ。
 カツオやサバなどの魚の話し。
 あるいは缶詰めやカツオ節などの加工品。
 6次産業化のサポートや資源管理など。

話を聞く以上に大事なのは、毎週変わる講師に対して、学園生が質問をすること。
変な質問をしても、バカにされることはありません。
でも、質問するには勇気は必要です。
初めて会う人に自分から発言をする良い練習の機会にもなっています。

Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
学園の見学、お待ちしてます。
詳しくはホームページをご覧ください。

 園長のつぶやき
小さい学校にはメリットもあればデメリットもあります。
実はメリットがたくさんあるんですよ。
私が痛感するのは融通(ゆうづう)がきくこと。
例えば研究所の職員を呼ぶときも、講師の都合で授業時間を変更することもあります。
あるいは外部からの視察に合わせて実習を行うなど。
「卒業生が来てくれたから、話を聞こう!」
というのも、良くあります。

大きな学校では、一つを変更すると、玉突きで変更が出てきます。
学園ではそれがありません。
小さい学校の苦労もありますが、良いことのほうが多いんじゃないかな?

4月から少し大きくなる学園ですが、それでも定員が30人。
高校なんかとは規模が全然違います。
でも、小さいなりの良さを活用しますよ。

コメント
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