キミキス～ｖａｒｉｏｕｓ ｈｅｒｏｉｎｅｓ～５巻の感想レビュー（コミック）

白泉社から『キミキス～ｖａｒｉｏｕｓ ｈｅｒｏｉｎｅｓ～』（エンターブレイン原作、東雲太郎先生作画）の５巻が発売中です。

表紙の星乃さんが今巻のヒロインです。
最終巻という事で、満を持しての登場といったところでしょうか。

ゲームやアニメ版では引っ込み思案な文系少女のイメージが強かった星乃さんですが、コミック版では図書委員をする一方、ひょんなきっかけでチアリーダーをつとめたり、プールで水着姿を披露したりと、健康的な色気も見せてくれます。
少し意外ではありましたが、新たな魅力に触れられる感じで良かったと思います。
(*^-^)b

彼女が積極的な行動をとるようになった理由とは？
ベタながら王道的な展開は感情移入しやすく、初々しい２人の恋を思わず応援したくなってくることうけあいです。
東雲先生の爽やかさと艶やかさを同居させたイラストもあいまって、まさに思春期！な１冊に仕上がっています。

歌い文句であるキスのシチュエーションは、ほっぺに軽くといったものから、２人っきりでこっそりといったものなど、付き合い出したカップルにとってふさわしいような、比較的オーソドックスなものがメイン。
こそばゆくまとめられた感じで、思わずニヤニヤしてしまいますね。
(//▽//)

また、巻末には人気キャラである二見さんと結ばれた主人公のその後を描く番外編を収録。
デレモード全開の二見さんの可愛らしさはガチなので必見です。
＼(^_^)／

ゲーム版キミキスの発売からかなりの年月が経っていますが、長く支持されている事からも人気の高さがうかがえます。
気になった方は是非、書店でチェックしてみて下さいませ。

また、ゲーム版キミキスの制作スタッフが再結集して作られたＰＳ２用ゲーム最新作、『アマガミ』の人気が話題ですね。
そちらの今後の展開にも目が離せないかも。