『ファルディオ小隊長って、良いですよね?』とスージーが言ったから、第15話はファルディオ記念日ww
基本的にはロージーの過去とイサラ達ダルクス人との関係を説明する、歌もありな回な訳ですが、実際の内容としては、スージーの御墨付きが出るのも納得な、ファルディオ主役回でしたね。
というより、ウェルキンが一向に思考迷宮から帰ってこないので、空回り状態になってしまうのはある意味当然の結果かと。
自分と向き合う事も出来ていない人間が、他人の世話を焼けないのは自明の理ではないでしょうか。
アリシアとの関係についても、ファルディオを意識してあえて距離をとろうとする様子がうかがえましたが、それは公平さが云々というよりは寧ろ臆病さの裏返しと見るべきかも知れませんね。
ウェルキンに対し堂々と宣戦布告し、アリシアにも積極的にアプローチをかけるファルディオの方が、主人公的役割を演じている感じがして好印象でした。
親友と同じ相手を好きになって、しかもその相手が自分より親友のことを意識しているという状況で、ファルディオの胸中も穏やかなワケが無いと思います。
にもかかわらず、ウェルキンを急に無視したりせず、多少無理をしながらも、いつもと同じように振る舞おうとする辺りに彼の強さを感じずにはいられません。
そして、そういう主人公らしさこそが、視聴者がウェルキンに対して求めているものではないかとも思うわけで。
今回の内容を客観的に見るなら、ウェルキンがファルディオより勝っている部分が無いと言っても良かったかと。
ここ最近の悩みまくりが続いたことが、今後の展開的に必要になるという可能性もありますし、決め付けてしまうのは良くないかもしれませんが、受け身ばかりで前進が無いのはやっぱり残念な気がしました。
その分、イサラやファルディオの前向きな行動は見所でしたね。
ロージーに自分を見てもらいたいとガチの話し合いを持つなど、なかなか出来ることではないかと。
そのきっかけとなったラマールの片思い展開もニヤニヤでしたが、2人がくっつくオリジナル展開があるのか気になります。
(というか、個人的にはむしろ是非くっついて欲しいぐらいの勢いだったりww)
若干、何故イサラがロージーに対して認めてもらいたいと拘るのかについては今までのエピソードで描ききられていない気もしましたが、ロージーの過去を知り、自分が身を引いてでも隊のみんなに歌って欲しいと願い出た部分まで含めて、イサラの真摯な思いが伝わって来たのは好印象でした。
それこそ、ダルクス人がどうこうではなく、イサラ自身が魅力的でしたね。
ロージーの過去回想編でのエピソードは、いや、どう考えても乗り込んできたダルクス人が悪いよね?&ロージーがダルクス人嫌いになるのも無理無いよね?という感じのものだったのが印象的でした。
確かに、いきなり自分の命が危険にさらされるという状況が彼らに襲いかかった事でパニックになってしまうのは無理のない事ですし、そんな状況を生み出した帝国が一番悪いのも真実ですが、幼いロージーにとっては、自分の両親がダルクス人達に撃たれたという事実のみが重要な問題でしょうし、トラウマになった記憶がそうそう覆ることも無いでしょう。
だからこそ、帝国と戦う義勇軍に身をおいているのかもしれませんし、あくまで想像ですが、年若くして天涯孤独になったロージーにとっては、憎むべき相手がいたこと自体が、自身の生きる理由として必要だったという側面すらあったかもしれませんね。
どちらにせよ、根深い問題であるのは間違いないかと。
しかし、そんな事実を語って聞かせたという時点で、ロージーがイサラを以前よりもずっと認めている事が分かった気もします。
最後にファルディオの命令という大義名分もありましたし、特別だと口に出してはいたものの、イサラを隊の一員として認めていない訳ではないでしょう。
2人の関係については、あと2~3話使ってさらに掘り下げられる事に期待したいかと。
最後にイサラを説得して連れてきたファルディオの頼りがある様子が好印象でしたね。
イサラに月の例えを出しつつ語り出した時は、見た目にちょっと口説いている様な感じもありましたが、恋敵の妹だからといって見捨てたりせず、かわいいラマールの為に一肌脱いであげる兄貴分っぷりも良かったかと。
いや、ラマール自身がうまくイサラを勇気付けてあげられたら理想的だったかもしれませんが、そこはファルディオの方が経験豊富だったという事で。
上手くパーティーをとりなした後、ファルディオもガチでアリシアに告白!と、遂に恋愛戦線に大きな変化がもたらされ、良いところのまま次回へ続く。
ファルディオとの会話シーンでは、度々ウェルキンの話題を口に出すアリシアでしたが、流石に面と向かって好きだと言われたら、意識しない訳にはいかないでしょうし、ここから原作ゲームの展開に繋がるのか、全く違う展開になるのか、見逃せませんね。
あえて言うなら、ロージーが歌わないなら、イーディに歌わせてあげても良かったかなとは思いましたが、お話的にはややこしくなるだけなので無くても仕方なかったかと。
次回、第16話、『語られなかった想い』
野郎達のお風呂回ですかww
というか、エレノアさんとラルゴの過去エピソードが来そうかも?
過去の出来事だけを書くのか、その後の顛末まで描くのか、どちらにしても楽しみです。
基本的にはロージーの過去とイサラ達ダルクス人との関係を説明する、歌もありな回な訳ですが、実際の内容としては、スージーの御墨付きが出るのも納得な、ファルディオ主役回でしたね。
というより、ウェルキンが一向に思考迷宮から帰ってこないので、空回り状態になってしまうのはある意味当然の結果かと。
自分と向き合う事も出来ていない人間が、他人の世話を焼けないのは自明の理ではないでしょうか。
アリシアとの関係についても、ファルディオを意識してあえて距離をとろうとする様子がうかがえましたが、それは公平さが云々というよりは寧ろ臆病さの裏返しと見るべきかも知れませんね。
ウェルキンに対し堂々と宣戦布告し、アリシアにも積極的にアプローチをかけるファルディオの方が、主人公的役割を演じている感じがして好印象でした。
親友と同じ相手を好きになって、しかもその相手が自分より親友のことを意識しているという状況で、ファルディオの胸中も穏やかなワケが無いと思います。
にもかかわらず、ウェルキンを急に無視したりせず、多少無理をしながらも、いつもと同じように振る舞おうとする辺りに彼の強さを感じずにはいられません。
そして、そういう主人公らしさこそが、視聴者がウェルキンに対して求めているものではないかとも思うわけで。
今回の内容を客観的に見るなら、ウェルキンがファルディオより勝っている部分が無いと言っても良かったかと。
ここ最近の悩みまくりが続いたことが、今後の展開的に必要になるという可能性もありますし、決め付けてしまうのは良くないかもしれませんが、受け身ばかりで前進が無いのはやっぱり残念な気がしました。
その分、イサラやファルディオの前向きな行動は見所でしたね。
ロージーに自分を見てもらいたいとガチの話し合いを持つなど、なかなか出来ることではないかと。
そのきっかけとなったラマールの片思い展開もニヤニヤでしたが、2人がくっつくオリジナル展開があるのか気になります。
(というか、個人的にはむしろ是非くっついて欲しいぐらいの勢いだったりww)
若干、何故イサラがロージーに対して認めてもらいたいと拘るのかについては今までのエピソードで描ききられていない気もしましたが、ロージーの過去を知り、自分が身を引いてでも隊のみんなに歌って欲しいと願い出た部分まで含めて、イサラの真摯な思いが伝わって来たのは好印象でした。
それこそ、ダルクス人がどうこうではなく、イサラ自身が魅力的でしたね。
ロージーの過去回想編でのエピソードは、いや、どう考えても乗り込んできたダルクス人が悪いよね?&ロージーがダルクス人嫌いになるのも無理無いよね?という感じのものだったのが印象的でした。
確かに、いきなり自分の命が危険にさらされるという状況が彼らに襲いかかった事でパニックになってしまうのは無理のない事ですし、そんな状況を生み出した帝国が一番悪いのも真実ですが、幼いロージーにとっては、自分の両親がダルクス人達に撃たれたという事実のみが重要な問題でしょうし、トラウマになった記憶がそうそう覆ることも無いでしょう。
だからこそ、帝国と戦う義勇軍に身をおいているのかもしれませんし、あくまで想像ですが、年若くして天涯孤独になったロージーにとっては、憎むべき相手がいたこと自体が、自身の生きる理由として必要だったという側面すらあったかもしれませんね。
どちらにせよ、根深い問題であるのは間違いないかと。
しかし、そんな事実を語って聞かせたという時点で、ロージーがイサラを以前よりもずっと認めている事が分かった気もします。
最後にファルディオの命令という大義名分もありましたし、特別だと口に出してはいたものの、イサラを隊の一員として認めていない訳ではないでしょう。
2人の関係については、あと2~3話使ってさらに掘り下げられる事に期待したいかと。
最後にイサラを説得して連れてきたファルディオの頼りがある様子が好印象でしたね。
イサラに月の例えを出しつつ語り出した時は、見た目にちょっと口説いている様な感じもありましたが、恋敵の妹だからといって見捨てたりせず、かわいいラマールの為に一肌脱いであげる兄貴分っぷりも良かったかと。
いや、ラマール自身がうまくイサラを勇気付けてあげられたら理想的だったかもしれませんが、そこはファルディオの方が経験豊富だったという事で。
上手くパーティーをとりなした後、ファルディオもガチでアリシアに告白!と、遂に恋愛戦線に大きな変化がもたらされ、良いところのまま次回へ続く。
ファルディオとの会話シーンでは、度々ウェルキンの話題を口に出すアリシアでしたが、流石に面と向かって好きだと言われたら、意識しない訳にはいかないでしょうし、ここから原作ゲームの展開に繋がるのか、全く違う展開になるのか、見逃せませんね。
あえて言うなら、ロージーが歌わないなら、イーディに歌わせてあげても良かったかなとは思いましたが、お話的にはややこしくなるだけなので無くても仕方なかったかと。
次回、第16話、『語られなかった想い』
野郎達のお風呂回ですかww
というか、エレノアさんとラルゴの過去エピソードが来そうかも?
過去の出来事だけを書くのか、その後の顛末まで描くのか、どちらにしても楽しみです。