gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

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戦場のヴァルキュリア第19話『涙』の感想レビュー

2009年08月10日 14時28分27秒 | ギアス他カテゴリ分け終了済み作品
スージー、故郷を取り戻せて良かったね!!
(T_T)

お話的にはウェルキンとアリシアがやっと心を通わせる展開でした。

妹を無くした兄が、共通の知人である女性のお陰で悲しみを癒され、本来の人間らしさを取り戻して恋仲に…という流れ自体は悪くないと思うのですが、ウェルキンのアリシアに対する態度はちょっといただけなかったかなぁという気がしました。
アリシアがウェルキンを心配している様子は今までも繰り返し描かれてきた訳ですし、彼女がやさしく抱き締めに行ったのは自然だと思うのですが、ウェルキンがアリシアを避けていたのはイサラのこと以外にファルディオのことも関係していた訳ですし、もう少しウェルキン自身が苦悩している様子や、自分でそれを乗り越えようとする描写は欲しかった気がします。
彼には必要な事だったと思いますが、単純に救いの手を差し伸べられて縋って仲直り、みたいに見えてしまったのは残念かなと。

イサラの死が重く、大きすぎたゆえにそこまで気が回らなかった、もしくはそんな状態でアリシアと接することで不必要に心配をかけてしまうことを恐れて向き合えなかった等、理由は色々と推測できますし、家族を失った悲しみはそれほど大きいものだというのも道理でしょう。
そんな状況だからこそ、登場キャラクター達の行動が強く印象に残ったり、共感を覚えたりする名シーンに期待していたのですが、イサラの回想とアリシアの抱擁からウェルキンの号泣、最後に繋がれた手の温かさという個々のパーツが良かったのに比べると、ウェルキンの内面描写は少なすぎというか、最後にまとめて吐き出しすぎだったように感じられ、ちょっと残念でした。

エレノアの気遣いによる、ブルール奪還作戦の遂行によって気持ちに整理がついたことも大きかったでしょうし、現実からの逃避ではなく、心を痛め続けていたことも分かりますが、外に出さずに中にため込み過ぎるあまり、隊長らしく振る舞おうとしてかえって隊員たちを心配させてしまったり、アリシア相手に八つ当たりしてしまったのは痛々しかったですね。

とりあえず、ようやく踏みとどまれた分、今後の活躍でなんとか挽回していって欲しいところです。

戦闘シーン的には、いつもより緊迫感があったこともあり、武装もゲーム版の雰囲気に近くて良かったと思います。

やはりザカがエーデルワイス号の新たな操縦士となった訳ですが、これは想定の範囲内かと。
(ゲーム版ではイサラの代わりに、戦車工廠でイサラ達とも交流のあったアニメ未登場キャラがエーデルワイス号に乗り込み、ザカはシャムロック号という別車両で仲間入りという流れでした。余談ながら、その未登場キャラのもう一つの重要な役目はラマールがこなすのではないかと予想中。)

恋愛面では、今までずっと好印象な振る舞いを貫いたファルディオが、ぶっちゃけ自然消滅に近い展開になったのがかわいそうな気も。
来週、ちゃんとアリシア達から報告するのか、ファルディオが察して身を引くのかも見所になりそうですね。

ただ、アリシア=ヴァルキュリア人説もいよいよ確定しましたし、その事実を唯一知る人物として彼がどう動くのかは見逃せないところかと思います。

次回、第20話、『愛しき人』

遂に槍&盾実装の本気セルベリアが登場するようで楽しみですね。
冗談抜きでゲーム版ではユニットとして無敵だった本気セルベリアですが、ここまで出し惜しみして来た分、次回のはっちゃけぶりには期待せざるを得ないかと。

というか、ラマールが本編よりも予告でクライマックスを迎えた感がニヤニヤだったかも。
(^_^;)



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