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戦場のヴァルキュリア第26話(最終回)『決戦』の感想レビュー

2009年09月27日 13時51分17秒 | ギアス他カテゴリ分け終了済み作品
スージーのドレス姿が見られただけでもう大満足、っていうのは確かにあります。
o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪
アリシアの名を呼んで駆けつける時もスージーが目立ってましたし。
でも中盤では、ああっスージーが撃たれたぁっ!!
(((゜д゜;)))
と、めちゃくちゃ焦った件。
いや、実際には流れ的に犠牲者出まくりか全く無しのオールオアナッシングになると思っていた(ファルディオは除く)ので、そこまで心配しなくても良いかなと思いつつではありましたが、好きなキャラがひどい目にあうと、やっぱりへこむなぁというのも事実な訳で。
それは作品にも当てはまるよね?という意味では、今回のアニメ版最終回はゲーム版に比べることはおろか、今までのアニメオリジナル展開の見所も相殺する微妙な幕切れになっていて残念でした。

これからゲームをプレイする人にとっては、アニメ版とゲーム版の結末の見せ方も違う方が良いのかなとも思えるわけですが、ゲームで好きになってアニメを見ていた自分にしてみれば、最後はなるべく忠実にやってほしかったなという気持ちでいっぱいだったり。

マクシミリアンが人造のヴァルキュリア装備で出てくるのはラスボス戦と同じでしたが、それ以外はほとんどオリジナル展開と言って良いかと。
穴を空けて乗り込むまでよりも、内部での工房がメインになったのは、展開上妥当な線だったと思います。
今更エーデルワイス号で正面から撃ち合うのは無理があると思ってはいましたが、全く出番無しというのは寂しいこと限りなしでしたね。
どうせなら、ザカが遠間で囮役…みたいなパターンがあっても悪くなかったとは思うのですが。

スージー以外のメンバーも負傷者続出、というのはラストなのでありかと。
ウェルキンの為に道を作る展開も仲間チックで良かったと思います。
最後ぐらいは華を持たせたいですし。

でもファルディオとウェルキンのやり取りはちょっと違う気が。
確かにウェルキンが第7小隊の柱となっていったのは事実ですが、ウェルキン自身が英雄的にみんなを引っ張ったという雰囲気よりは、尖ったメンバーをうまくまとめていくうちに自然とそうなっていった&ロージーをはじめとした隊員達も成長してきた…というのを今まで描いて来たのに勿体無い。
合流後、俺が食い止めるからお前はアリシアを!展開は、パーツとしてはありなんですが、自爆する相手が単なる雑魚兵士ってなんなのぜ…Y(>_<、)Y。
そこはマクシミリアンに突っ込むべきところだろう!とテレビの前でツッコんだ方は自分だけでは無いはず。
(・_・;)
雑魚兵士相手には実は切り抜けていて、最後にウェルキンとアリシアを守るために特攻で道連れというミスリードなのかとも思いましたが、あっさり昇天とはこれ如何に?
(・_・)エッ....?

ウェルキンとの友情に殉じたというのは解るのですが、中盤アレだけ想っていたアリシアへの気持ちや、祖国の行く末を案じている雰囲気があまり感じられなかったのも個人的には非常に残念でした。
ファルディオ最大の見せ場のシーンが台無し過ぎ。
あれだけ中盤で主人公を食う活躍を見せたファルディオですから、最終回でも美味しいところを全部持って行かせた方がアニメ版の長所を前面に押し出せたはずなのですが。

で、肝心のラスボス戦は、マクシミリアンの慢心が招いた自滅としか言い様がない件。
度を超えた実力主義が特徴のキャラではありますが、あんなに余裕かましてたらそりゃやられるよねとww
そもそも、イェーガーが防衛に回っていれば、ウェルキン達にはたどり着くことすら出来なかったとも思えますし、イェーガーを撃った時点からその支離滅裂っぷりは修正不能レベルだったと言えるかと。
いや、むしろ、たどり着かせるためにマクシミリアンに排除させたというシナリオ演出と見た方が無難でしょうか。
そんな理由で人気キャラを最終回から退場させることにどれほどのメリットがあったのかは甚だ疑問な訳ですが(汗)。
ただ、エンディングのイーディとホーマーの後ろでは、ズタ袋を背負ったイェーガーが歩いているので、これは2に期待か
ヾ(≧∇≦*)ゝ

人造ヴァルキュリア装備を前に、ウェルキンとアリシアが協力して立ち向かう演出自体は、落としどころとして悪くないですが、弱点を突いたのがウェルキンの無謀突進&鉄パイプアタックとかどんだけww
そこは第7小隊の味方が追い付いて援護とか、ゲーム版に準拠して周囲の装置を破壊するとかしないと説得力皆無では…。
σ(^-^;)

誰かにやられるくらいなら自分で幕を引くわ!と穴に飛び込むマクシミリアンでしたが、戦乱拡大させまくった挙げ句の果てに、それはないだろと。
『見た目の綺麗なダモン』みたいな小物感に、むしろ大爆笑だった件。
冷酷非情ではあったマクシミリアンですが、あえて愚か者というイメージをつける必要は無かったかと。

エンディングの隊員達が描写されたのは良い演出でしたが、コーデリア姫とエレノアさんはもうちょっとちゃんとセリフ付きで出してあげて欲しかったです。
ハンスがマリーナにくっついていったのはニヤニヤでしたが、マスコットキャラクターのはずが空気のまま終わった気も。

個人的には、戦乱の終幕を告げるナレーションがエレットさんじゃないところも残念。
戦ヴァルというゲームは、第7小隊の活躍と戦争の真実を追い続けたエレットさんの取材記録を元に出版された彼女の本を読み進める形でストーリーが語られる作品なので、アニメ版ではそこまで絡んでいなかったとは言え、締めの言葉はエレットさんに言って欲しかったです。

ラストはウェルキンとアリシアの2人が描かれてめでたしめでたしな訳ですが…なぜ娘を出さないし。
(;_;)
イサラ2世が出てきてこそ、イサラ死亡回の喪が払われる&戦争の後にも新しい命が育まれていくというコナユキソウになぞらえたテーマ性が意味を持ってくるんじゃないのかと思うわけですが。
これはゲームをしていなければ知るはずのない事実な訳で、そこを非難するのはフェアじゃないというのも解ってはいるわけですが、愛に重点を置いて作られたはずのアニメ版でそこを描かないのは如何なものかと。
恋愛オンリー止まりでは、鳴り物入りで方向性を設定しておきながら消化不良だと思います。

…気付いたら自分の願望とダメ出しばかりになっているという不思議。
久しぶりにゲームオタクとして好き放題書けた気がww
最終回だけはゲームに合わせてくれていた方が手放しで評価出来たと思うので残念ですが、色々予想外の展開が多く、視聴自体は楽しい半年間でした。
ゲーム自体の知名度もかなり上がったと思いますし、メディアミックス展開的には成功したかと。
スタッフの皆さん2クールもの間お疲れ様でした。

また、管理人のスージーネタに毎回お付き合い頂いた読者の皆様と、トラックバックでお世話になったブロガーの皆様にも感謝とリスペクトを。
長い間ありがとうございました。
m(_ _)m

秋アニメの際にも、機会がございましたらよろしくお願いします。

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