ラストは今までの集大成といった感じで綺麗にまとめられていたので好印象でした。
仕込み期間が長すぎたのは残念ですが、各エピソードで語られていたあれやこれやが一気に収束していった分、情報量が濃密になったのは良かったかと。
大筋としては前回の時点で予想がついていたり、弓子を助けたいと願い続けるこよみがやや精神論チックかなという気もしましたが、各キャラがそれぞれに自分の持ち味を出した感はあったので、勢いで最後まで楽しめた感じかと。
ぶっちゃけ、第1話から今までの間にこよみが少しずつ成長していったようにはあまり感じなかったですが、嘉穂のセリフのお陰でそれも欠点として見えにくくなっていたかも知れませんね。
細かな部分では変化をしていたのかもしれませんが、彼女の能力云々ではなく、むしろいつでも相手に親身になって向き合おうとするこよみの人柄に、周囲のメンバーが惹かれていった部分の方が印象的だったかと。
それは弓子と合一したジギタリスにも弓子を通じて伝わり、復讐心を失わせる程になった訳で、ある意味、愛は地球を救った的な印象かもww
たった一つの冴えたやり方でジギタリスを倒そうとしていた美鎖のゴーストスクリプトも、死闘を続けながらこよみの力で状況を覆す方法を見つけたわけで、最後まで諦めずにより良い方法を探そうとしたこよみの姿こそが、その呼び水になったということは見逃せないかと。
かなり頼りないキャラとして描かれていたこよみですが、最後に主人公らしい活躍を見せることが出来たのは良かったですね。
というか、ジギタリス強すぎでギバルテス瞬殺は笑いが止まらなかった件。
ホアン共々ラスボスとしてはかなり実力不足だったのは残念でした。
キャラ的にも実力的にもイマイチ魅力が感じられなかったのは、あまりにも利己的な野望でのみ動いていたからでしょうか。
不老不死はともかく、ホアンの全人類が魔法を手に入れて進化という思惑は、味付けを補強すればもう少し盛り上がりそうな気がしたので惜しいかなと。
そんなホアンと心中する事になった美鎖のゴーストスクリプトがかなり切なかった件。
生きている美鎖とは違う存在だったとは言え、誕生時までにこよみや弓子と過ごした記憶は持っているわけで、ましてや弟の聡史郎とも別れて異空間に消えるとかカワイソス。
(T_T)
シチュエーション的には王道のベタですが、こよみ達の無事に満足しながら消えていく姿に思わず目頭が熱くなってしまいました。
実際問題としては、ジギタリス自身が迫害を受けた過去を持ちつつも、意外と物分かりの良い存在であったことや、他者に殺されず、天寿を全うすれば転生が無効になることなどの良条件が重なったからこその大団円でもあったわけですが、こよみが行動を起こしたこと自体の価値は失われないかと。
ジギタリスがその後どの様な状態で弓子の中に存在し続けるのか気になりますが、ひとまずはめでたしめでたしという事でホッとしました。
設定説明が複雑だった感は拭えませんが、なんとか最後に立て直したスタッフの皆さんお疲れ様でした。
特に、弓子をはじめとしたヒロイン達の可愛らしさには毎回和まされました。
ここまでお読み頂いた読者の皆様と、トラックバックでお世話になったブロガーの皆様にも感謝とリスペクトを。
本当にありがとうございました。
m(_ _)m
秋アニメでも機会がございましたらよろしくお願いします。
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仕込み期間が長すぎたのは残念ですが、各エピソードで語られていたあれやこれやが一気に収束していった分、情報量が濃密になったのは良かったかと。
大筋としては前回の時点で予想がついていたり、弓子を助けたいと願い続けるこよみがやや精神論チックかなという気もしましたが、各キャラがそれぞれに自分の持ち味を出した感はあったので、勢いで最後まで楽しめた感じかと。
ぶっちゃけ、第1話から今までの間にこよみが少しずつ成長していったようにはあまり感じなかったですが、嘉穂のセリフのお陰でそれも欠点として見えにくくなっていたかも知れませんね。
細かな部分では変化をしていたのかもしれませんが、彼女の能力云々ではなく、むしろいつでも相手に親身になって向き合おうとするこよみの人柄に、周囲のメンバーが惹かれていった部分の方が印象的だったかと。
それは弓子と合一したジギタリスにも弓子を通じて伝わり、復讐心を失わせる程になった訳で、ある意味、愛は地球を救った的な印象かもww
たった一つの冴えたやり方でジギタリスを倒そうとしていた美鎖のゴーストスクリプトも、死闘を続けながらこよみの力で状況を覆す方法を見つけたわけで、最後まで諦めずにより良い方法を探そうとしたこよみの姿こそが、その呼び水になったということは見逃せないかと。
かなり頼りないキャラとして描かれていたこよみですが、最後に主人公らしい活躍を見せることが出来たのは良かったですね。
というか、ジギタリス強すぎでギバルテス瞬殺は笑いが止まらなかった件。
ホアン共々ラスボスとしてはかなり実力不足だったのは残念でした。
キャラ的にも実力的にもイマイチ魅力が感じられなかったのは、あまりにも利己的な野望でのみ動いていたからでしょうか。
不老不死はともかく、ホアンの全人類が魔法を手に入れて進化という思惑は、味付けを補強すればもう少し盛り上がりそうな気がしたので惜しいかなと。
そんなホアンと心中する事になった美鎖のゴーストスクリプトがかなり切なかった件。
生きている美鎖とは違う存在だったとは言え、誕生時までにこよみや弓子と過ごした記憶は持っているわけで、ましてや弟の聡史郎とも別れて異空間に消えるとかカワイソス。
(T_T)
シチュエーション的には王道のベタですが、こよみ達の無事に満足しながら消えていく姿に思わず目頭が熱くなってしまいました。
実際問題としては、ジギタリス自身が迫害を受けた過去を持ちつつも、意外と物分かりの良い存在であったことや、他者に殺されず、天寿を全うすれば転生が無効になることなどの良条件が重なったからこその大団円でもあったわけですが、こよみが行動を起こしたこと自体の価値は失われないかと。
ジギタリスがその後どの様な状態で弓子の中に存在し続けるのか気になりますが、ひとまずはめでたしめでたしという事でホッとしました。
設定説明が複雑だった感は拭えませんが、なんとか最後に立て直したスタッフの皆さんお疲れ様でした。
特に、弓子をはじめとしたヒロイン達の可愛らしさには毎回和まされました。
ここまでお読み頂いた読者の皆様と、トラックバックでお世話になったブロガーの皆様にも感謝とリスペクトを。
本当にありがとうございました。
m(_ _)m
秋アニメでも機会がございましたらよろしくお願いします。
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こよみのがんばりが報われるという展開はベタですが、原作でもアニメでも、私もよかったと思っています。他所様でも目にしましたが、変な意味でなく「欠点も含めて君を受け止めたい」と思わせるのが彼女の魅力。不器用なところが長所なわけで、人の最大の欠点と最高の長所は表裏一体と、こちらのレビューを拝読してあらためて思いました
ある意味では、「ラスボス」はジギタリスだったと思っております。彼女との和解は原作でもちょっと唐突感がありますが、原作では彼女の転生過程での記憶が全部残っているということと関連して、ファンタジーというよりはSF的なかなり体系だった説明があるのですが…まあとりあえず弓子の中に実は昔からいた「たくさんのジギタリス」が自分たちの代表権を弓子に委ねたということだろうと思います
ゴーストの美鎖は…分身が我が身を犠牲にするという、これもある意味王道の「泣き」の展開ですよね。ちなみに原作を読んでると、「あの」ホアンがこれで消えるとは到底思えませんが…(笑)
原作はまだ継続中…というかこの後さらに謎が増えている気も(笑)原作の桜坂さんはなかなか多忙なようですが、ちゃんと完結させてほしいですね
それでは失礼します
westernblack様のコメントで色々と情報を頂いていなかったら、途中で記事書き自体をやめていた可能性も若干あったかも・・・というぐらいお世話になっている感がww
重ね重ねありがとうございます。
原作とアニメではメディア的な表現方法の違いもあるでしょうし、限られたスケジュール内でどの様に映像作品としてまとめ上げるかという問題は常にスタッフ様たちの前に立ちはだかるのだろうとも思いますが、やはりメディアを移しているからこそ、新規に作品に触れた方たちが原作の魅力をスムーズに理解できるように配慮してもらえることを願わずにいられません。
頂いたコメントから解釈するに、「あえて難解複雑にしない」という意味でジギタリスの詳細をカットしたのかなと想像出来そうな感じですが、今ちょっと聞いただけでも原作のエピソードの持つ雰囲気の方をそのまま端折らずに映像化したほうが面白そうだと感じてしまう気も。
これは演出の方向性の好みの問題もあるので、単純に移植の技術力がどうという問題では決してないですが、それでもやはり、原作の再現率をキープした上でキャラや世界観を更に盛り上げていってくれた方が、結果的に作品の本質を理解しやすかったのではないかと思うと勿体ないな~という気持ちが強いです。
(というか、けんぷファーでは十二分にそれが出来ているので、尚更そう思ってしまったりww)
秋アニメの感想記事については、個人的な時間の都合上、書いたり書かなかったり、あらすじパート減らしたり、というようなことになりそうな感じなので恐縮ですが、もしご覧頂く機会がございましたら、その節もよろしくお願い致します。