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アスラクライン第6話『闇の向こうに浮かぶ贄(いけにえ)』の感想レビュー

2009年05月08日 02時25分20秒 | アスラクライン2&1期
シロガネ対クロガネ!
スタビライザを巡る戦いと、朱浬先輩の過去の一端が明かされるお話です。
また、操緒の姿がようやく見えるようになる、ラブコメ的に重要な回でもありますね。

遙の正体は関東学生連盟のGD(ガーディアンドラグーン。原作ライトノベル3巻ではガイダンス・ドラグーン=武装生徒指導員になってるんですが、変更でしょうか?)だということが判明。
GDになる前は第1生徒会の会長だったので、佐伯兄の先輩になる訳ですね。
GDに関しては今後に詳しく明かされるでしょうが、組織力といい、遙をはじめとするメンバー自身の実力といい、ただならぬものがありそうです。

お話的には、本気を出し始めた遙が朱浬先輩に取引を持ち掛け、とある手紙と引き換えにスタビライザを譲るように宣言。
それを拒否した朱浬先輩との追いかけっこがはじまる中、風邪が原因でクロガネを呼び出せなくなってしまった智春を元に戻すため、律都(最初は痛いかもしれないけどww)と奏(保健委員なら仕方ないww)が座薬を注入。
( ̄○ ̄;)
時間を稼ぐために朱浬先輩が護法手弾砲(塹壕戦に使う軍用の大砲)や体を張った大技を使用したりするも、シロガネはほぼ無傷。
あわや、チェックメイトか?というところへ、操緒がカバーに割り込みました。
朱浬先輩のやったことはムダじゃない!と啖呵を切る様子が格好良かったですね。
優柔不断な智春と違って、ハッキリものを言う操緒らしかったかと。

効果が現れるのが早い座薬のお陰で、短時間で風邪が治った智春も無事復帰。
朱浬先輩を二度も襲った遙に対して怒り心頭になってしまう智春が、主人公らしくて良かったです。

空間そのものを切断する能力を持った遙のアスラ・マキーナ『シロガネ』を相手に、クロガネは腕に回転する魔方陣を纏わせて重力球を形成。
シロガネの攻撃との干渉で吹っ飛ぶスタビライザ。
その時、智春の脳裏には謎の情景が
(原作組なら思わず『そこまで見せちゃうの?』とワクテカ必至)。

スタビライザを渡すくらいなら、いっそ破壊してしまおうとする遙でしたが、シロガネが切断した空間にスタビライザが吸い込まれようとした刹那、それを死守すべく吠えた智春に呼応して、クロガネがとじかけた空間を無理やりこじ開け、そのままスタビライザを取り込んでしまいました。
大してスタビライザに執着していたわけではない遙は、朱浬先輩に手紙(中学時代に送ったラブレター)を返し、智春に頑張れと意味深なセリフを残しつつ退場。

翌日、学校に現れた転入生は、姿が見えるようになった操緒でした。

結局、スタビライザはアスラ・マキーナの機能拡張用増設部品(プラグイン)だった訳ですが、朱浬先輩はスタビライザそのものよりも、その構造を知りたがっていたことが明らかに。
アスラ・マキーナに捧げられた生け贄である副葬処女(ベリアル・ドール)を解放する鍵=操緒を生き返らせる事が出来るかもしれないと勢い込む智春の、彼女への想いの強さが感じられて好印象でした。
(*^-^)b

智春はすぐに操緒と結び付けた訳ですが、では朱浬先輩自身は誰を救うためにスタビライザを解析しようとしたのか?という事はキーポイントだと言えそうです。
智春に紫浬の事を訪ねられた際もすっとぼけていた朱浬なので、まだ秘密がありそうな感じですね。
自らベリアル・ドールの様に贄と化す事で人柱となり、黒魔術を応用してアスラ・マキーナと同様の部品を使った機械の体を制御している朱浬先輩ですが、そこまでして求めているものとは何なのでしょうか?
あたしとあの子の区別もつかなかった癖に!と遙をなじった朱浬先輩の、冷静な普段の様子からは想像出来ない激昂ぶりが印象的でしたね。

そんな朱浬先輩をしても、まだ手加減すらしている様子の遙を止めることさえ出来なかった訳で、実力差がありすぎるのはなんともしがたいところかと。
いわゆる『シロガネ―抜刀!』が強すぎてニヤニヤでした。
朱浬先輩が弱い訳ではなく、強力なアスラ・マキーナを、熟練したハンドラーが操った時の真価が発揮されているという感じでしょうか。
逃げる智春を追いかけるシーンでも、事も無げにシロガネを部位召喚して空間を切ったりと、智春の力量ではまだ出来ない様な力の使い方を見せてくれたのが格好良かったです。
色と得物以外は外見が瓜二つのシロガネとクロガネ。
智春にもその強さを引き出せる日が来るのか楽しみです。

で、スタビライザ=安定装置という言葉の意味通り、操緒の姿も一般人が安定して見られる様になりました。
これで奏派に押され気味だった操緒派も一安心という感じでしょうか。
これはいい副作用
(^~^)

奏にとってはライバル出現でもある訳で、智春を巡ったトライアングラー模様もようやく賑わいそうですね。
ラブコメの割には本筋の伏線を敷くのに手一杯な感じになっているアスラクラインですが、杏や佐伯妹といった女性陣は健在ですから、ここらでひとつ、サービス回があっても良さそうな気がしますね。
ある意味、事情を知っている奏よりも、彼女達の方が寝耳に水で、混乱状態かもしれませんね。

(余談ですが、ホームルームでは、さり気に柱谷先生が担任として登場。
…出番をカットされた彼女をお大事にww)

次回、第7話、『無情な空に散った夢』

どうやら黒崎姉妹と遙の過去編の様ですね。
天才子役という単語と黒崎姉妹の関係とは?
姉が朱浬で妹は紫浬なら、記憶を失った時に自分の事を紫浬と言ったのは何故なのか?
原作ラノベでは詳しく語られなかったエピソードを、わかりやすく補完してくれそうな気配で楽しみです。
o(^▽^)o



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