gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

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アスラクライン第8話『災厄の王の末娘』の感想レビュー

2009年05月22日 02時46分07秒 | アスラクライン2&1期
アニア・フォルチュナ・ソメシュル・ミク・クラウゼンブルヒ登場!
とりあえず、主要メンバーがいよいよ出揃った感じで感慨深かったかも。
(*^ー^)ノ

お話的には、嵩月組経由で奏を、科學部の上役である第3生徒会の更に上役である王立科学狂会(ロイヤル・ダーク・ソサエティ)経由でアニアを警護する依頼が舞い込んできて…という展開です。

無差別に行われる悪魔狩りについては、GDも必死に犯人を探しているようですが、腕利きのハンドラーが集まっているのにも関わらず、成果は無し。
何気に遙ばかりが目立つGDですが、他のメンバーにも出番があるのか、バッサリとカットされてしまうのか気掛かりです。
今回もあっさりやられ役(里見、乙ww)なGDでしたが、せめて女の子の方(千代原はる奈)には出番があると良いなと思います。

原作に追い付くにはガンガン進めていかないといけないのは当然ですし、原作でも明らかに浮いていた下着泥棒イベントが削られたのは妥当かなという気がしますし、減らすべき所は減らし、増やすべき所は増やし、という感じでバランスをとっていくのが良さそうな感じですね。
朱理先輩が連れてきたアニアですが、クラウゼンブルヒ辺境伯の末娘で、運喰らい(ラック・イーター)の名門という由緒正しい悪魔の家系出身のキャラでした。

自分で運気を作ることが出来ない運喰らいであるアニアは、智春の指から運気を吸い取った様に、自分以外のものから運気を補充しなければ生きていく事が出来ないという弱点が。
登場時に着地を失敗したり、誰もいないところで派手に転んだりしていたのも、必要以上に他人から運を吸わない様に戒めているからというせいかも知れませんね。
吸いすぎると相手に死が訪れる…という事で、その量にはかなり気を使っている気配がありますが、吸わなければ自分が辛いのもまた事実。
小さいのにその心構えは立派だと言えるかと。

傍若無人ながらも天才少女なアニアですが、年に見合わない処世術を身に着けていて驚かされます。
直貴とも面識があり、アスラ・マキーナ研究としても第一人者である…と、なかなかな万能っぷりでしたね。
直貴が智春を頼るというレアな場面でもあり、朱理先輩と同じく、自分の知らない兄の一面を知る人物との出会いという意味でも、意義深いものがあります。

とは言っても、アニアに年齢相応の子どもらしい不安感が全く無かったわけではなく、わざと強がって我慢していた…という部分はある意味けなげでしたね。
アニア、可愛いよ、アニア!
奏や操緒ははじめから気付いており、智春は全く気付いていなかった、というのは、第一印象がすこぶる悪かった事や、性別の違いから来る感じ方の違い、みたいなものかもしれません。

ただ、智春がヤケに度量が狭く見えてしまったのは、機巧魔神(アスラ・マキーナ)について、自分がどの様な研究を行っているのか、アニアが教えなかった事が原因…な訳ですが、原作だと先に自分が副葬処女(ベリアル・ドール)の制御系を研究していることを伝えた後、智春が知りたがっている『操緒にも関係するとある情報』を既に知っているにも関わらず、教える気がないと冷たく言い放った事が、智春の堪忍袋の緒を切ることになった…という感じなので、微妙にニュアンスが違います。
操緒に関係する事についてはついつい必死になってしまう智春、というのが実感出来る良いエピソードなんですが、ハンパな印象になってしまっていたのは残念でした。
アニアが副葬処女の、特にどんな事実を知っているのかについては、次回以降にスポットを当ててくれることに期待したいです。

結局、アニアの気持ちを理解した智春は、仲直りどころか、抱き合えるほどの信頼を勝ち得た訳ですが、アニアのもう一つの目的である、姉探しについては、かなり深刻な事態になっているので心配ですね。
心情的にはともかく、客観的に見て(クラウゼンブルヒ一族はスライムをドウターに使うため、悪魔狩りの犯人が襲撃にスライムを使っているのと一致する)一連の悪魔狩り事件については、姉であるクルスティナが関係していることはほぼ確定的な状況です。
アニアの胸中には様々な思いが秘められていそうで切ないですね。
(ノ_・。)
重傷で、運気が減って危険な状態の構成員に、見ず知らずの相手でも構わず、自分の幸運を分け与えてあげたアニアの優しさも見られただけに、かなり同情してしまいます。

しかし、既に遙達は悪魔狩りの原因となっている存在を追い詰めていた…かと思いきや、捉えたはずの女性?は氷の中でも固まっていなかったりと、簡単にはいかないご様子。
四足獣から女性やその他の形に姿を変えたのは、不定形なスライムならではといったところでしょう。

結局、何者かから魔力を賦与され、巨大化するスライム。
その後ろから現れたのは、新たなアスラ・マキーナ。
ドウターとアスラ・マキーナが共鳴し、2つを結ぶ光が互いの魔力を増幅する様子は、∞に生み出される力を感じさせる…と、作画にも力が入っていて良かったと思います。
願わくば、アニア達ヒロインの作画にも、これぐらいの気合いが入っていれば完璧なのですが。
佐伯兄がそれを見てアスラクライン…と呟き、次回へ続く。

次回、第9話、『存在するはずのない禁忌の存在』

サブタイトル的には『魔神相剋者』で来るかな~と思っていましたが、おそらく襲撃者の正体や能力が明かされるターニングポイント的なお話になるのではないかと。
今回は原作ライトノベルの4巻のエピソードを駆け足気味に進んだように感じましたが、どうやら10話まで使ってアニア編を纏めてくれるみたいですね。
ロリな容姿とは裏腹に、シナリオはかなりヘビーなアニアですが、一段落ついたら色々とラブリーな日常イベントも見せてほしいですね。
にっあにあにしてやんよ!(σ・∀・)σ的なイメージで是非ww

今まで悪魔やアスラ・マキーナについて詳しく述べてこなかった分、じっくりと語って欲しいかなと思います。
p(^-^)q



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