緋弾のアリア20巻の感想レビュー（ライトノベル）

MF文庫Jのラノベ、『緋弾のアリアＸＸ　恋と戦の超伝導（スーパーコンダクティビティ)』（赤松中学先生原作、こぶいち先生イラスト）が発売中です。
累計600万部突破おめでとうございますヽ(=´▽`=)ノ

表紙は、お久しぶりの白雪。
色金殺女を構えた姿が凛々しくて、正統派ヒロイン！という感じですね。
清楚な佇まいと魅惑の巨乳が両方備わり最強に見える…( ー`дー´)キリッ

お話的には、メヌエットから緋緋色金の情報を得たキンジの前に、倒したはずのシャーロック・ホームズが登場。
彼の手引きで猴や閻達と再会したキンジは、アリアを救う可能性を増やすため、鬼ノ國の王・ハビとの謁見することになって…という展開です。
白雪に会う前に他の緋緋神候補の問題を一気に片付け、物語の核心に大きく近づいた感じですね。
メヌの推理で簡潔に状況と行動方針がまとめられているのも、判りやすくて良かったかと。
ホームズ一家大活躍ですな(*´∀｀*)ポワワ

ようやく白雪がメインのお話が読めそう！と思いきや、そこに至るまでに因縁の人物と再会したり、シリーズ中、質・量ともに最大最強の敵が立ちふさがったり、突然のサバイバル環境に放り込まれたりと、一筋縄では行かない厄介事が畳み掛けてくる罠。
不可能を可能にする男という呼び声高いキンジですが、勝率0%の超強敵からアリアを取り戻すためなら、嫌っていた二つ名も甘んじて受け入れる覚悟を固めていたのが格好良かったですね。
ぶっちゃけ、今後どれだけ人間離れした新技を繰り出しても、キンジならさもありなんの一言で納得できてしまう気がしますが、ただの高校生VS神という対戦カードで勝ち抜くには、そんな非常識を何度も掛けあわせてようやく勝負の土俵に上がれる、ぐらいの力関係になるのはある意味必然かと。
人間離れした人間との戦いはお手の物なキンジですが、神様相手に素手でケンカを売るとかマジ半端ないわｗ
そんな古から生き続けている存在と戦う舞台に近未来的なイメージのあの乗り物を使うセンスがΣd(゜∀゜d)イカス!
サブタイトルそういう意味だったか～！！

それもこれも全て愛するアリアの為、というあたりが（・∀・）ニヤニヤなわけですが、パートナーとして組めば向かうところ敵無し！！のはずの彼女に倒すべき敵が乗り移って攻撃してくるのが嫌らしいですね。
ただでさえ余裕が残されていなかった期限をいきなり詰められるとか、言っても仕方ないですがかなり卑怯だなとｗ
最終的には、女性人格ということでキンジが緋緋神すら口説き落としてくれることに期待していますが、いたいけな少女達を道具扱いしたり、人死が出るくらい周囲を巻き込んでしまったりと、かなりやりたい放題なのでフォローできるかちょっと心配だったり。
まあ、そんなスケールの大きさこそが神という存在の凄さを強調しているとも言えますが、白雪達の力を借りたとしても、きちんと一件落着出来るのかしら？

むしろ、白雪的には緋緋神を封じる為にアリアを犠牲にすることもやむ無し！みたいに敵対してしまう可能性もありますし、星伽の使命とキンジへの愛情の板挟みになった彼女がどんな答えを導き出すのか楽しみですね。
切り札的な奥義の1つ2つ持っていそうな彼女ですが、アリアを救いつつ、自分も犠牲にならずに済むような都合のいいやり方は無いものか、果たして？

しかし、ラブコメというよりは裸のよぅじょとヾ(*´∀｀*)ノキャッキャ(´∀｀*)ウフフin大自然という感じの今回でしたが、いいぞ、もっとや（ｒｙ
無理ゲーレベルの死闘が続く今巻なので、キンジにもご褒美が欲しいところでしたし、湯気さんが仕事してるからセフセフ！
流石にそれ以上はイラスト化出来ないｗというギリギリまで攻めてるのが(・∀・)イイネ!!
適度に強さを示した後は、仲良くなって戦闘回避…これぞ、紳士のワザマエ！！


気になった方は、是非チェックなさってみて下さいませ。


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