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はじめまして世界。1巻の感想レビュー(ライトノベル)

2016年11月20日 23時23分00秒 | ライトノベル・小説
富士見ファンタジア文庫のラノベ、『はじめまして世界。天使と悪魔と始める、終わらない旅』(上総朋大先生原作、るろお先生イラスト)が発売中です。

電子書籍版を買ったので写メ画像がありませんが、表紙は、ヒロインのアンジュとイヴリス、主人公のデュートのメインキャラ揃い踏み。
天使のようなではなく、リアル天使の美少女とイチャイチャしながら旅するとか、まさにこの世は天国状態でウラヤマシスw
しかも、小悪魔系のリアル悪魔美少女も同時に侍らせて旅するとか、これは世の男性全てを敵に回す悪魔も恐れぬ所業やでぇ(;゚∀゚)=3ムッハー

お話的には、世界遺産を調査する組織の一員として旅を続けるデュートは、空から落ちてきた謎の美少女・アンジュを介抱することに。
自分を天使だという彼女に半信半疑ながらも、世界遺産のひとつであるとあるお城の調査を進めることにしたデュートは、更に大きな運命へと巻き込まれて……という世界旅行&不思議発見展開です。

和気あいあいと楽しそうに会話する3人の様子を見ていると、こちらも優しい気持ちになってきますね。
ラブコメ的に初々しいというのもありますが、雄大な自然や神秘的な秘境の光景を前にした時に人が感じる生命や世界への素朴な畏敬とでも言うべきものが本文の至る所から感じられ、心に染みました。
拙者も旅に出たいでござる!できれば美少女付きで……というかリア充爆発しろw

本の虫ならぬ遺産の虫的に、世界遺産に対して並々ならぬ好奇心&知識を持ったデュートですが、遺産以外の物事や人間に対してもそれまでの人生で培われた観察眼をフルに発揮してその本質を見抜き、確固たる信念を持って行動する様子が度々描かれ、とても格好良かったです。
自身の損得よりも大切にすべきものを正しく理解しているからこそ、迷いなく即断即決出来るのが頼もしかったですし、優柔不断な自分にはなかなか真似出来ないなぁと。
そんな彼だからこそ、アンジュやイブリスも信頼出来たのだと思いますが、彼との出会いそのものが何者かの意図によるものかも?と仄めかされているのがまた興味深いところですね。

単純に天使と悪魔が絡んでいるというだけでなく、過去と未来という時間軸的な部分も物語に大きく関連してきそうで楽しみ。
未来の世界が滅亡することを回避することが出来るのか、そもそも何をどうすればその目的を達成することが出来るのか、手がかりを掴むために各地の世界遺産を調査しなければ!と、物語の大まかな目的と手段が合致しましたし、オーパーツじみた便利端末・イデアルボードの謎が大きく深まる形で次巻に引いていくあたりも心憎い演出でした。
普通に丸く収まったなぁと思った後に、エピローグ部分でヒロインサイド&真の黒幕に関する情報で多段掘り下げとか、予想外でしたわーw

ラブコメについては、るろお先生のイラストという時点で可愛いの決定じゃないか(;゚∀゚)=3ムッハーと思っていましたが、正統派と見せかけてシモネタも織り交ぜてグイグイ迫ってくるアンジュとの夫婦漫才が楽しく、自由奔放ながらも考えるべきことは考えられるタイプのイヴリスが合流してからはボケ役2倍で更に賑やかな掛け合いが見られて面白かったです。
定番のラッキースケベイベントももちろん完備されていて(・∀・)ニヤニヤ
本編の肝である3人の会話シーンが丁寧&テンポの良い仕上がりなので読み進めやすく、それぞれの個性や魅力が強く感じられて良かったです。
劇中でネタにされていたように新ヒロイン追加でハーレム展開!というのも面白そうですが、基本的には特別な存在であるふたりと一緒の三人旅、という形のままのほうが絆が感じられて良さそうな気もしますね。
新ヒロインは毎回現地妻的なゲストヒロイン扱いの方向で行くとかもアリかなとw


気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。



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