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銀の匙10巻の感想レビュー(コミック)

2014年01月08日 12時32分20秒 | コミック・雑誌
小学館のコミック、『銀の匙 Silver Spoon』(荒川弘先生原作)の10巻が発売中です。
アニメ2期も明日から放送ということでテンション上がってキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!

表紙は、メインヒロインのアキ。
というか、今年の干支的に午年だからか馬の存在感パネェw
進路を馬関係の仕事に絞った彼女ですが、苦手な勉強にもまじめに取り組む姿勢が見えてきましたし、優秀な家庭教師役である八軒のサポートもあるしで、未来が明るくなってきましたね(*´∀`*)ポワワ

お話的には、お正月にも実家に帰らずエゾノーで過ごすことにした八軒でしたが、年越し蕎麦や正月のお餅も自給自足で舌鼓♪
また、“豚肉を食らう会”でベーコンだけでなくソーセージ作りにチャレンジすることになった八軒の前に、適正な売値をつけるという難題が。
駒場くんの家庭の事情を知り、農家の経営の難しさに触れた八軒が出した答えとは?
そして借金返済の為にバイト漬けの生活を送る駒場くんとの再会に、八軒やクラスメイト達はどのような反応を返すのか?…といった展開です。

全体的に「美味しく作って美味しく食べる」お話が多めなので、まったり楽しめる&壮絶にお腹が空いちゃいましたね。
地産地消の言葉通り、素材も機材も人材も豊富なエゾノーだからこそ!なエピソードが面白かったです。
就職は決まらないけど異様にマルチタレントな大川先輩が、ギャグ要員として上手くお話を転がしていってくれるのも(・∀・)ニヤニヤでした。
キャラ的に色々美味しいな、大川先輩w

ドイツ式のあらびきソーセージ作りの工程が丁寧に描かれるのも大きな見所。
そのまま焼いたり茹でたりして出来たてを頂くのはもちろん、ジャガイモに炙ってとろけたラクレットチーズをまぶしたものと一緒に食べたり、パンにはさんでホットドッグにして食べたりという実食シーンには、思わずよだれが出てしまいますね。

食べるだけではなく、その販売にもチャレンジする八軒達の様子からは、単純に楽しいというだけでなく、生産者としての誇りや喜びもしっかりと伝わってきて熱かったです。
お客さんも喜び、農家の人間もしっかりと生計を立てていける様な理想的な販売価格を見つけるのはとても難しいことだと思いますが、ゆくゆくはこの道のプロとして活躍していく者として、しっかりと取り組んでほしいと思います。

一度成功したベーコンではなく、あえて未知のソーセージ作りに取り組もうとする八軒のチャレンジスピリッツも格好良かったです。
お客さんから愛されるエゾノーブランドの信頼と、それを守り続けてきた先輩たちの実績の凄さを思い知らされながらも、自分自身はそういったブランドやラベルで判断されたくないという気持ちに葛藤する八軒の様子はいかにも青春真っ盛り!という感じですが、ひとりではなく、同じ志を持った仲間達と一緒なら上手く乗り越えて行ってくれるのではないかと。
その中に駒場くんの姿が無くなってしまったのは寂しい所ですが、今巻最後のシーンでは駒場くんのとある決意が描かれているので必見!
そこまでの「農業と野球に未練はありつつもどこかよそよそしくなってしまった」雰囲気の彼とのギャップもあって、感動にふるえてしまいました(;゜∀゜)=3ムッハー
これは次巻が楽しみですのう♪


気になった方は是非、チェックなさってみてくださいませ。

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