エクトレイヴ！～彼女と俺の黙示録～の感想レビュー（ライトノベル）

一迅社文庫のラノベ、『エクトレイヴ！～彼女と俺の黙示録～』（水上貴之先生原作、〆鯖コハダ先生イラスト）が発売中です。
表紙はメインヒロインのアヤメ。
「美少女が大きな獲物を抱えている属性」にはコアなファンがつきやすいの法則があると思いますが、彼女も大剣ヒロインということでテンション上がりますね。
キリッとしたカッコイイ表情と無防備なパンチラのギャップが爽やかにエロスエロスｗ

イラストの〆鯖先生繋がりということで、オビにはＭＦ文庫Ｊから「星刻の竜騎士」の瑞智士記先生が推薦コメントを贈られており、巨人＆巨剣という単語から剣と魔法のファンタジーものかと思っていたのですが、蓋を開けたらアクションシーン的にはむしろロボットバトルがメインということで驚かされました。

お話的には、とある理由で悪霊狩りをするヒロインと、幽霊が視える体質の主人公＝草太のボーイ・ミーツ・ガールラブコメを軸にしつつ、戦時中極秘裏に開発された特殊人型兵器エクトマトンを巡る陰謀が…という展開です。
科学の要素と霊の要素をオリジナルの用語＆厨二設定でうまく繋ぎあわせつつ、サービス精神たっぷりな〆鯖先生のイラストで目にも優しいという、美少女モノラノベの王道を行く展開はややテンプレ気味ですが、ロボット×美少女×学園モノという組み合わせにグッと来る方には期待通りのものが読めると思うのでオススメ。

というか、本文イラストの半数以上が全裸です、大変ご馳走さまでしたｗ
これだけポンポン脱がれたらいっそ清々しい♪という感じで（・∀・）ニヤニヤ
設定上脱いだほうが自然、脱がざるを得ないという大義名分がある分、エロさ目的よりもお約束に近いノリなのもシャイな男性読者諸兄にとってありがたいかもですね。
しかし、まさか草太まで全裸になってしまうとはｗ

基本的には草太×アヤメ一直線カップルルートな作風ですが、部活モノ要素＆他にもヒロイン候補がいるので２巻以降はハーレムルート突入もありかも。
個人的には、永遠の１７歳ことアヤメの祖母紅葉の活躍に期待ですね。
来るか、ロリババア旋風！的な意味でｗ

終盤に設定一挙出しのシーンがあり、それまでに出していた伏線はほとんど回収されるのが好印象でした。
ただ、ファーストエピソードの段階で世界全体に影響するクラスの危機を回避！という流れな分、それを上回る新しい敵や脅威となる事件を考えだすのはなかなか大変そうな気もします。
２巻が出るなら、そのあたりに期待したいです。


気になった方は是非、チェックなさってみてくださいませ。

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