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妖狐×僕SS11巻の感想レビュー(コミック完結巻)

2014年07月23日 23時02分39秒 | コミック・雑誌
スクウェア・エニックスのコミック、『妖狐×僕SS(いぬぼくシークレットサービス)』(藤原ここあ先生原作)の11巻が発売中です。

表紙は、凛々蝶たんとミケ。
ふたりとも満面の笑みで、言葉で説明するまでもなく幸せが伝わってくる素敵なデザインですね。
過酷なシリアス編をくぐり抜けてここまで辿り着いたと思うと感慨もひとしおですのう(*´∀`*)ポワワ

お話的には、全てに決着をつけるべくいよいよ命&百鬼夜行に立ち向かう凛々蝶達。
もうひとつの自分達から託された想いを胸に、幸せな未来へと進むことは出来るのか?という最終決戦展開です。

誰も犠牲にならない事を目的にしつつ決死の戦いに挑むというハードなシチュエーションにハラハラさせられましたが、それぞれがそれぞれの為すべき役割を果たすことで難局を覆す王道展開が胸熱でしたね。
黒幕の思紋様と命の出会いと、ここまでの切なくも歪んだ恋物語が包み隠さず語られたことでストーリー的な深みがグッと増しましたし、大切な人を守りたいという想いと想いのぶつかり合いは、ゆずれないものを持った者同士が殺しあわなければならないという悲劇性もあって、見ているだけで痛々しかったですが、だからこそ命を振り絞った後に得られた真実は尊く、かけがえの無いものだったと思います。
予想以上の分厚さに度肝を抜かれましたが、その密度の深さもシリーズ最高で、ここまで読んできて良かった!と思えるだけの素晴らしい内容に大満足でした♪

凛々蝶だけではなく、カルタと野ばらもラブコメ的にハッピーエンドを迎えられて良かった良かった(´;ω;`)ブワッ
ご想像にお任せします的なまとめ方にせず、きっちりと劇中で語って頂けたのでスッキリしましたし、もうひとつの世界での関係を補完する意味でも落ち着くところに落ち着いたなと。
あと、エピローグの演出がまた神がかっていて、『おお…あっち側のミケこういうことになったのか!』と鳥肌立たざるを得ない(;゜∀゜)=3ムッハー

なんかもう、良かった良かったばかり言いまくり状態になっていますが、伏線回収といい、物語的な風呂敷のたたみ方といい、読後の心温まり感といい、文句のつけようがない最高の仕事でした。
とにもかくにも、藤原先生シリーズ完結おめでとうございます&素敵な作品をありがとうございました。
彼女らの未来に幸多からんことをヽ(=´▽`=)ノ


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