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このライトノベルがすごい!文庫のラノベ、『【急募】賢者一名(勤務時間は応相談) 勇者を送り迎えするだけのカンタンなお仕事です』(加藤雅利先生原作、群青ピズ先生イラスト)が発売中です。
第5回『このライトノベルがすごい!』大賞・栗山千明賞受賞作ということで話題ですね。
表紙は、主人公の千早とヒロインのミカゼ。
最近の勇者はチャリの送迎付きでやってくるのかwと(・∀・)ニヤニヤしてしまいますね。
女の子と二人乗りというのは青春ラブコメの王道シチュだと思いますが、聖剣と盾の主張っぷりが半端無くてシュールだわw
お話的には、賢者の血を引く高校生の千早は、ひょんな事から勇者のサポートをするアルバイトを始めることになって…という現代×ファンタジー系ギャグ寄せラブコメ展開です。
賢者なのに大した魔法は使えず、戦闘はもっぱら勇者のミカゼに任せっぱなしの千早ですが、実際のところ、ミカゼの持つ聖剣と盾の強さがチートレベルなので無問題だったり。
秒殺完封がデフォという状態なので、ラスボス戦も含めてバトル=ギャグパートの徹底ぶりがいっそ清々しかったですね。
あまりに完勝過ぎるのが、ミカゼ本人というより聖剣そのものの強さというのは盛り上げ的にどうなの?という部分もあるのですが、戦闘での活躍がどうのこうのというのは関係なく、二人の間に流れる穏やかな時間を大事にしている雰囲気や、相手への好意がにじみ出てくる感じが心地よく、独特の味になっているのにほっこりさせられました。
大きなボケで勢い任せにドカンドカン笑わせるのではなく、コツコツツッコミを重ねていくスタイルは、シュールな世界観と相まってジワジワ笑いがこみ上げて来て面白かったです。
良い意味で肩の力が抜けているタイプのキャラが多く、チョロインが3人集まっているハーレム状態な割には露骨なエロイベントも少なかったりと、最近のラノベの傾向に流されず、あくまでコメディパートメインで戦おうとする姿勢には独特のこだわりや美学が感じられて良かったです。
難解な用語や複雑な設定がないシンプルな世界観なので取っ付きやすかったですし、とても読みやすかったのも好印象でした。
いや、お色気に対する千早の反応なんかは、初な高校生らしさが微笑ましかったのですが、要所要所に“脚フェチ”属性持ちアピールが入って来るのは…良い趣味をお持ちですな( ´∀`)bグッ!
ついでに言えば、天然ジゴロなフラグ建築士としての能力も持っているご様子の千早ですが、本人的にはミカゼを意識しつつも相手の好意には鈍感&鵺とヒメナの気持ちにも気付く素振りがなくてこっちがもどかしくなってしまうでござるw
そこはもっと、脚フェチ的なサービスイベントを起こしてくれてもエエんやで!(;゜∀゜)=3ムッハー
というか、王道のパンチラ(未遂含む)やら、ちょっとマニアックな指チュパやら触手やらのシーンにイラストがないのはMOTTAINAI!
2巻では口絵の1枚目みたいなローアングルを増やしてもっとftmm見られるように編集さんオナシャス!(正座)
強すぎる聖剣があれば仲間なんて要らないんじゃね?という問題については、上手く劇中のイベントで解決されていましたし、ドタバタ日常生活を通じて仲良くなっていく自分達の関係に満足しながらも、ふとした瞬間にミカゼの為に自分が何をしたいのか悩む→クライマックスできっちり役に立つという美味しい見せ場もあって、千早の自己実現的なテーマも含めて綺麗にオチているのが好印象でした。
感情が見えにくい性格のミカゼですが、千早自身はしっかり彼女の気持ちを(恋心以外はw)理解出来ていましたし、今後も公私ともに良きパートナーとしてやっていくことが出来そうで良かったですね。
コミカライズも決定しているそうですし、原作エピソードは勿論、オリジナル魔物との戦いなんかも入れやすい構造だと思うので、ダブルで盛り上げていって頂きたいですね。
気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。
このライトノベルがすごい!文庫公式サイトへはこちらから
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第5回『このライトノベルがすごい!』大賞・栗山千明賞受賞作ということで話題ですね。
表紙は、主人公の千早とヒロインのミカゼ。
最近の勇者はチャリの送迎付きでやってくるのかwと(・∀・)ニヤニヤしてしまいますね。
女の子と二人乗りというのは青春ラブコメの王道シチュだと思いますが、聖剣と盾の主張っぷりが半端無くてシュールだわw
お話的には、賢者の血を引く高校生の千早は、ひょんな事から勇者のサポートをするアルバイトを始めることになって…という現代×ファンタジー系ギャグ寄せラブコメ展開です。
賢者なのに大した魔法は使えず、戦闘はもっぱら勇者のミカゼに任せっぱなしの千早ですが、実際のところ、ミカゼの持つ聖剣と盾の強さがチートレベルなので無問題だったり。
秒殺完封がデフォという状態なので、ラスボス戦も含めてバトル=ギャグパートの徹底ぶりがいっそ清々しかったですね。
あまりに完勝過ぎるのが、ミカゼ本人というより聖剣そのものの強さというのは盛り上げ的にどうなの?という部分もあるのですが、戦闘での活躍がどうのこうのというのは関係なく、二人の間に流れる穏やかな時間を大事にしている雰囲気や、相手への好意がにじみ出てくる感じが心地よく、独特の味になっているのにほっこりさせられました。
大きなボケで勢い任せにドカンドカン笑わせるのではなく、コツコツツッコミを重ねていくスタイルは、シュールな世界観と相まってジワジワ笑いがこみ上げて来て面白かったです。
良い意味で肩の力が抜けているタイプのキャラが多く、チョロインが3人集まっているハーレム状態な割には露骨なエロイベントも少なかったりと、最近のラノベの傾向に流されず、あくまでコメディパートメインで戦おうとする姿勢には独特のこだわりや美学が感じられて良かったです。
難解な用語や複雑な設定がないシンプルな世界観なので取っ付きやすかったですし、とても読みやすかったのも好印象でした。
いや、お色気に対する千早の反応なんかは、初な高校生らしさが微笑ましかったのですが、要所要所に“脚フェチ”属性持ちアピールが入って来るのは…良い趣味をお持ちですな( ´∀`)bグッ!
ついでに言えば、天然ジゴロなフラグ建築士としての能力も持っているご様子の千早ですが、本人的にはミカゼを意識しつつも相手の好意には鈍感&鵺とヒメナの気持ちにも気付く素振りがなくてこっちがもどかしくなってしまうでござるw
そこはもっと、脚フェチ的なサービスイベントを起こしてくれてもエエんやで!(;゜∀゜)=3ムッハー
というか、王道のパンチラ(未遂含む)やら、ちょっとマニアックな指チュパやら触手やらのシーンにイラストがないのはMOTTAINAI!
2巻では口絵の1枚目みたいなローアングルを増やしてもっとftmm見られるように編集さんオナシャス!(正座)
強すぎる聖剣があれば仲間なんて要らないんじゃね?という問題については、上手く劇中のイベントで解決されていましたし、ドタバタ日常生活を通じて仲良くなっていく自分達の関係に満足しながらも、ふとした瞬間にミカゼの為に自分が何をしたいのか悩む→クライマックスできっちり役に立つという美味しい見せ場もあって、千早の自己実現的なテーマも含めて綺麗にオチているのが好印象でした。
感情が見えにくい性格のミカゼですが、千早自身はしっかり彼女の気持ちを(恋心以外はw)理解出来ていましたし、今後も公私ともに良きパートナーとしてやっていくことが出来そうで良かったですね。
コミカライズも決定しているそうですし、原作エピソードは勿論、オリジナル魔物との戦いなんかも入れやすい構造だと思うので、ダブルで盛り上げていって頂きたいですね。
気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。
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