緑の切妻屋根の家が建つ

60代も後半になり、ひょんな事から一人住まいの実家を建て替えることになりました。

7年ぶりに長男と会った

2024-09-04 14:07:17 | ヘミシンク

 台風が去って、なんだかすっかり秋の陽気になってきた。8月28日に突然長男から9月3日に帰省してお墓参りに来るが、家に泊まると連絡があった。私はそれを2日登美間違えていて、2日の家の瑕疵を治して貰う日程を一旦キャンセルしてしまった。2日に中々連絡が来ないと思ったら、3日って連絡したはずだというので確認したら3日だった。だったらリスケして貰わなくても良かったなと思った。

 3日15時5分の御殿場到着予定のバスで来ると言うことだったが、そんなに早く来ることもないだろうと思って3時少し前に向かえに行った。外に出てからお墓参りということなので、また家に入って和ローソク一本とライターを持って出た。向かっている途中で、予定時刻に「今ついた」と連絡があったことに気づいて、「もうすぐつく。」と返信した。

 待合室の外のベンチに座っている姿が見えたが気づかないようなので、クラクションを鳴らした。それで気がついたようだった。今の車は初めて見るらしかった。つまり、2017年の秋以前が最後に会った時だったという事になる。コロナ中の祖父の葬儀にも来なかったので、7年ぶりに会うという事になる。インスタなんかで見て、なんだかちょっと太ったなと思っていたが、実際はかなり太っていた。

 天気予報では3時頃から雨ということだったので、翌日にお墓参りするつもりだったらしいが、予定を変更して大沢原墓地にお墓参りに行って家に戻った。

 長男の太ってしまった言い訳としては、コロナの頃に幼稚園時代からの友人に、文字は印字になっている古い文献から、地震に関連する情報を拾い出してそれをエクセルに記録していくという仕事を貰って糊口を凌いでいた時期があったため太ったという。その友人と長男は幼小中高と友人で大学も同じ京都市内の大学に進んだが、彼はそのまま大学院に進み、今では任期付きらしいが東大の助教だ。長男が言うには、同じ学年で博士号を持っているのはそのO氏のみなんではないかと言う。偏差値の高い進学校卒でもなく、大学も偏差値の高い大学ではないのだが、研究者となってしかもちゃんと職を得ているというのは凄いと思う。本来は院生のアルバイトだったりするらしい。しかし、長男も歴史遺産学科だったので、そこで学んだことが役にたってそのアルバイトをこなすことができたという。どこで、何が役に立つか分からないものだ。そのアルバイトが修了した後、ついた職場で鬱病で仕事が出来なくなり2ヶ月私が支援をした。でも、コロナ終了と共にインバウンド需要で今は結構稼げているらしい。なので、夕飯は普通に作ろうかと思ったが、長男が外食がいいというので近くのくら寿司に行ったが、長男のおごりということになった。

 次男同様、長男も地元に対する評価が非常に悪い。というか嫌っている。長男の居た中学校は当時かなり荒れていて、中学時代いい思い出がなかったということだ。確かにここは自然環境に恵まれているということくらいしか、メリットはないということは同意できる。都会の便利さになれてしまったら、とても不便に感じるのは仕方ないし、長男の仕事も都会だからこそ需要があり成り立つ仕事だろう。「40歳まで結婚待ってやる。そうしなければ財産は全部市に寄付する。」とか偉そうに言う父親にもかなり不快感をもっている。他人の立場に立って物事を考えられないという点では私と長男の夫に対する見解は一致している。機能不全家庭に育ったから、結婚といったことにも積極的にはなれないようだ。長女は今後生きていく支えとして、家族は欲しいから結婚したいと言うことで、アプリを使ってだけど婚活を頑張って再婚することができた。あと、嶽之下宮から卒業できず、そこに人生を乗っ取られて終った人という夫に対する見解も一致している。

 それにしても、夫は長男を結婚させたかったら、自分の親同様に自分も子どもの婚活にもっとコミットすべきなのではないかと思うが、偉そうに子どもを脅すだけだ。結婚して地元に戻らなければ財産は渡さない的な事をやはり長男にも言っているようだ。良い夫婦というお手本を見てこなかった長男は結婚することに自信が持てないでいる。それが理解できる私としては、結婚を強要する気にはとてもなれない。


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